腹黒のジレンマ【書籍紹介】

こんにちはsomekichiです。

今回は、現在チャンネル登録者数150万人で、先日復帰(4半期に1回のペースで投稿)された「パオパオチャンネル」の「ぶんけいさん」が著者であり、自伝である「腹黒のジレンマ」という書籍を紹介させていただきたいと思います。


問題の追求に対する熱意

まず、この書籍を読んで印象に残っているのが、ぶんけいさんの「強烈な問題の追求意識」です。

Youtubeの中でも、独特の観察眼とツッコミが魅了的なぶんけいさんですが、その「価値観」を養っているのはこういった「追求心」からなるものだというのが書籍を読んでいてひしひしと伝わって来ました。

課題や問題に対してどれだけ「真摯に向き合えるか」がぶんけいさんの性格を作っている一つのパーツだと感じました。

「働くこと」への向き合い方

これは「問題の追求」に紐付いた考え方なのですが、ぶんけいさんは、自分の進路に対しても「問題の追求」を次々と行なっていきます。

案外、「良い大学に行って、良い企業に入る」という考え方が根強いこの日本の中で、「やりたいことが、やれないから自分でやれる場所を作る」という発想。このような考え方を持てること自体が「人と違う」点だと思いますし、個性だと思いました。

「自分の好きなことで生きていく」と世の中はそのような働き方を推進しますが、それを実際に行動に移せる人などほとんど存在しません。
ぶんけいさんに関わらず、今私たちが色々なメディアで見る方々は、そういった「リスクの壁」を超えて来た方々であり、そこから学ぶことは多くあるとsomekichiは思いました。

周りの能力を引き出せる「能力」

そして、この書籍を読んでsomekichiが最も学んだ部分が、「周りの能力を引き出す能力」です。

通常、人は自分の力で壁を越えようとします。その気持ちは大切なのですが、ぶんけいさんはその気持ちに加えて、周りの人の能力を最大化しているような印象を受けました。

「謙虚なこと」「向上心」「挑戦できる環境作り」どれをとっても、周りに良い影響を与え、周りにいる人を引っ張り・引っ張られ、より良い環境に身を置くことに長けていると感じました。

最後に

今回は「腹黒のジレンマ」という書籍を紹介させていただきました。

自伝を読むと、その人と実際に会えなくても「その人と会話しているかのような錯覚」に陥ることがあります。

それは、その自伝に長い時間と気持ちが入っているからこそ、ダイレクトに気持ちが伝わり、どこか温もりのある「対話」のような経験になり得ているのではないかと思います。

是非、興味のある方は「腹黒のジレンマ」読んでいただきたいですし、皆さんもオススメの自伝などあればコメント欄にて教えていただければと思います。

ここまで本記事をご覧いただきありがとうございました。
somekichiの他の記事も見てくださると嬉しいです。

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