比較するコツ

基本的に比較するのは「自分を下げる」ことにつながる。特にインターネットに公開する場合は「上手くいっている」ように見せる人が多い。なぜなら、人には「見栄」というものがあるからである。

もちろん、着の身着のまま。ありのまま。飾らない生活を公開している人もいるだろうが、基本的には「飾った状態」を公開している方が多いだろうと思う。そのため「それと自分の状態を比較する」と自分の方が下に思えて惨めになる。これがSNSの良くないところだと思っている。

ただ、全く比較するな。という訳ではない。時には自分にやる気をもたらすこともある考え方なので、私なりに、比較するポイントをいくつか纏めておきたいと思う。

自分の能力を向上させる

自分より上の人と比較する場合に「秀でていること」を如何に自分のものにできるかを考えてみると、自分自身を向上させることに繋がることがある。ある種、自分の弱点を洗い出すことと似ているかもしれない。

比較をしなければ、現状の自分を知ることはできない。自分は「優れているのか」「劣っているのか」というのは、他人がいないと評価ができない。この世に自分しかなければ、比較しようがないだろう。（ある種、優劣を付けないのも平和的なのかもしれないが）

尊敬の念を抱く

自分と比較して「優れているところ」が相手にあった時に、「劣等感」ではなく「尊敬」を抱くということは重要である。尊敬の念を抱くには「自分に正直」でなければいけない。引け目があると劣等感になりやすいと私は考えている。

誰でも、自分に引け目がある部分がある。それは当たり前である。けれども、それより「自分の考えを持つこと」が重要であり、その考えに従って、物事を成功させると「引け目は薄れていく」のだと思っている。

以上、２点が私が考える比較するときのコツである。

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