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【経験談】未経験からwebマーケ転職成功した話(2回とも未経験分野)

最近webマーケ業界への転職がちょっと流行っている気がします。

やっぱマーケティングはいつの時代でも必要な知識だし、自分の事業(ブログやライターも含め)にも活かせるスキルだし、副業の流行に伴って人気になるのも分かります。

ただ、求人を見てみると、未経験から応募できるwebマーケ職って少ないんですよね。

募集要項も

広告運用歴〇年、
ライター歴〇年、
webメディアのディレクション歴〇年

とかばっかり。

そんな未経験からのwebマーケ職への転職を叶えた私が、何かアドバイスできたらな~と思い、「やったこと」「成功要因」などをまとめてみました。


経歴

まずは軽く経歴をば。

・2020年~趣味でブログの運営、ライター
・2022年春に未経験でwebメディア運営会社に転職
・2022年12月から開発会社のマーケ部に転職、今に至る
(今まで応募したWEBマーケ関連企業は50社ほど、面接は30社ほど)


最初のメディア会社への転職は未経験とは言えど、まったく何もしたことがないわけではなく、プライベートでwebライターをしたり、webサイトを運営したりはしていました。

しかし転職の際、その実績を買われたというよりも「やってみたいことや気になったことを自分で勉強できるか?」が評価された印象でした。

(今回の転職もwebマーケという広い領域で見ると未経験ではないものの、仕事内容は広告運用なのでまったくの未知で未経験です。)

webマーケティングは日々状況が変わる上に、自分で行動することが求められることが多いです。
そのため、「自分で調べられる」「すぐ動ける」という力が評価される、というのが私の見解です。

なので、これから未経験でwebマーケへの転職をする方は、現職やプライベートでの行動力や自学経験をアピールすると良いと思います!


やってよかった転職対策


転職の際、面接練習や企業研究などやると思いますが、webマーケの対策も基本的にほかの会社と変わらないです。

志望動機なんかも、私の場合は「その仕事がしたい理由」と「その仕事をこの会社でやりたい理由」を話していましたが、これは他の業種でも同じだと思います。


志望動機は「webマーケやりたい理由」と「その会社がいい理由」を用意する


・webマーケやりたい理由


まず、そもそも「なんで未経験なのにwebマーケやりたいと思ったのか」が面接官の方の気になるポイント。

なので、いきなり志望動機を聞かれたら「まずwebマーケを~~という理由でやりたいと思いました、その中でも御社なら~~~なので志望しました」という流れで私は話していました。


webマーケやりたい理由:「情報格差をなくしたい」
➡自分で情報を発信してみて、webなら小さい力でも情報を発信でき、貧富の差なく届けることができるという手ごたえがあった
➡情報格差をなくしたいと思ったきっかけは、大学時代に見聞きした「田舎暮らしや貧しい家庭は、都心住みや裕福な家庭よりも情報感度が低い」という現実。

…webマーケを志望する人なら、こういった自分の言葉で語れる「webマーケやりたい」理由がきっとあるはずなので、

「なぜやりたいんだっけ?
そう思ったきっかけは?
今までどう行動してどういう結果を得た?」

を掘り起こしてみると良いです◎


・その中でもこの会社が良い理由



で、それプラス、「webマーケをこの会社でやりたい理由」を用意する必要があります。

とはいえこれは新卒の就活よりも緩くて、「それは他社でもできますよね?」なんて言われたことないです。

たとえば

webメディアの会社:
・扱ってる商材の知見がある
・デカいことできそう
(言葉は選んでください笑)

広告運用の会社:
・1社のコンサルから運用まで一気通貫で担当できる
・webだけでなく紙媒体も扱える
・細分化されてて専門性が磨ける


あとは、さらにそういった商材の会社のなかでも、人の魅力に惹かれたとか、担当範囲が広いとか狭いとかを付け足すと、もっとその会社独自×自分にしか言えない志望動機っぽくなります。

これらは「webマーケやりたい理由」につながっているとなお良いですが、少なくとも矛盾はしないようにしましょう。


業界の特徴をつかんで対策する


私は今まで就活1回と転職を3回しているのですが、けっこう業界ごとに面接にも色があるなぁと感じます。

・コンサル系

広告運用やSEOなども含め、コンサル系の会社はめっちゃ真面目でロジカルな面接が多いです。

本当に多い。(苦手なので2回言いました)

さらによく専門用語を使って来るし、「なんでですか?」「そう思った根拠は?」とめっちゃ掘り下げてきます。怖い。

コンサルの知り合いが多いのですが、彼らは無駄が嫌いです。

そもそも地頭が良くない私みたいな人はコンサル系の会社に合わないと思うのですが、それでも行きたい!と思うなら、論理的かつ一貫性のある話を心がけましょう。

あ、ちなみにコンサル出身の社長が経営している非コンサルの会社もこの傾向はあるので、地頭が良くない自覚がある人は気を付けましょう。


・メディア系


アフィサイトを含め、メディア運営の会社は明るく朗らかな面接が多いです。

さらに、私はメディア系の会社の面接で「人当たりが良い」と評価してもらえることが多く、人との関わり方が重視される印象でした。

たしかにメディアは編集者やライター、デザイナー、エンジニア、営業など、さまざまな人が関わりあって作られます。

コンサルのようなクライアントワークと違って「納得感のある論理性」ではなく、社内で完結することが多いため、ある程度感情論や感覚的な会話も許される印象です。

ただ、若い人が多い面接なんかは面接というより会話っぽくなりすぎることもあるので、そういう雰囲気に流されすぎずにきちんとポイントを押さえてアピールしましょう

たとえば「独学でライターやってるのすごいね!なんでやろうと思ったの?」」とフランクに聞かれますが、軽いノリに流されすぎて「いやーたまたまっすよ」で済ませたらもったいないです。

「思い立ったらすぐ行動しちゃうので」「調べたら楽しくて気づいたら朝になってることもあって」と行動力やリサーチ力をアピールできると良いですね


・事業会社のマーケ部


webマーケにこれから力を入れたい!とか、マーケティングのマンネリ化を打破したい!というような事業会社のマーケ部も、求人を出していることがあります。

もちろん事業会社は大小さまざまなので規模にもよりますが、メディア系よりももっと柔和な印象です。

社歴の長い会社はwebマーケの「ウェ」の字も知らんお偉いさんが出てきたりするので(マジ)、「SEO」「CPA」などの専門用語を使わずにかみ砕いて説明しましょう。

あと大手になればなるほど、そして社会人歴が長ければ長いほど、面接官の自分語りが長い気がします。

タイミングを見て自分をアピールしつつ、傾聴する姿勢も見せましょう

タイミングは難しいですが、たとえば面接官が「うちはマーケ担当って言っても営業やエンジニアとも密接に関わってるから、技術だけあっても困るし~」みたいなことを言ってきたらすかさず「むしろいろんな人とかかわって働きたいので楽しそうです!」って言ってみたりとか。

最近転職した会社では自社商品のマーケ担当なのですが、なんで内定くれたのか聞いてみたところ「ちゃんと受け答えできるし、自分で調べてやれそうだから」というようなことを言われました。


会社のHPや求人はめっちゃ見る


会社のHPや求人をちゃんと見て面接に臨むのって、当たり前なようでけっこうサボりがち。

でも、読み込んでこそ言える志望動機もあるし、けっこう「そこまで読んでくださったんですね!」って喜んでもらえることが多かったです。

なので、面接前には30分くらいは時間をとって、暗記する勢いで求人や会社HP、さらに会社が自慢してるっぽい「〇〇に掲載されました!」も読んでおいて、志望動機に組み込むと好印象です◎

もちろん、面接に臨む企業の商材も把握しておきましょう!

参考までに今まで私が述べてきた志望動機をば…

・事業会社➡3社経験したうえで、お互いが思い合える会社で働けると自分もより力を出せるので、社長の「人を大事に」という言葉に共感した。

・メディア会社➡御社が運営しているメディアにはアフィリエイトやPRと思われる記事がほとんどなかったので、収益優先ではなく、本当にユーザが求めているコンテンツを提供していると感じた。


よかったエージェント


この記事では、未経験からのwebマーケにおいて「使ってよかった」と思えた転職エージェントをご紹介しています。

基本的に未経験からのマーケ職への転職は本当に求人がなくて、お世話になったエージェント様には本当にご苦労をおかけしたと思います。


よかった求人サイト

Green

※アフィリじゃないです。

voicyのCM「ITに強い転職サイト、Greenの提供でお送りしました」でおなじみの転職サイトです。

先ほどのエージェントとは違い、自分で求人を探して自分で応募する(自己応募)サイトです。

本当にIT系やweb系の求人が多く、「未経験応募可」のwebマーケ求人がいくつもありました。

さらに私の推しポイントは、求人の質とスカウト機能の質がいいところ。

「求人の質」というのは、求職者が知りたい情報が多いんです。

想定年収、福利厚生、平均残業時間、昇給・賞与タイミング、採用プロセス(面接回数など)、採用人数、募集背景、匿名社員インタビュー

など、「面接で聞きたいけど聞きづらい」ポイントを押さえた求人フォーマット!

あと自己応募だからか、想定年収が高めな気がします。


「スカウト機能の質」ですが、Greenではスカウトのことを「気になる」機能と呼んでいます。

転職サイトでありがちなスカウトは、「〇〇の経歴がある人に一斉送信でスカウトする」みたいな、誰でもええんかい!って感じのスカウトが多いです。


しかしGreenの「気になる」は、確かにそういったスカウトはあるものの、本当に自分の経歴を見たうえでスカウトしてくれた人が多い気がします。

ざっくり「WEBマーケがやりたい」だけで何がやりたいか絞り込めない!という人は、この「気になる」から応募してみるのもアリです。

今回はGreenで転職が決まったため、お祝い金としてAmazonギフト券10,000円分いただきました!
無収入だったのでありがたい…。

(おまけ:Wantedlyってどうなの?)
同じく自己応募でwebマーケ未経験可求人があるWantedlyは、謎に意識が高いので想定年収はおろか福利厚生も職場の所在地も記載されておらず、けっこう不安要素が多いです。

「お金や残業や福利厚生なんてどうでもいい!ぼかぁwebマーケが学びたいんだ!」って人はWantedlyでいいと思います。

(私もかつては意識高かったのでWantedlyでwebマーケ転職し、自他ともに認めるブラック企業に流れ着きました)



最後に


未経験からwebマーケ転職する場合は、戦う場所を選んだほうがいいです。

大手転職サイトだと書類すら通らない場合が多いですが、上記の転職サービスではけっこう小~中企業の求人に出会えました。

webマーケは、仕事中も楽しくて、毎日充実している感じがします。
未経験で転職して残業だらけかつ怒られっぱなしだった前職でも、やっぱり仕事は楽しかったです。

なにごとも「未経験転職」は簡単ではありませんが、だからこそ私の経験談が少しでもお役に立てれば幸いです!

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バリキャリではなく、ゆるく生きる。
「バリキャらない女子」のためのブログはじめました。
こちらでもwebマーケ転職の経験談を書いていますので、よかったらご覧ください!


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