【うつ病読書録】『さみしい夜にはペンを持て』
さみしくて仕方がない日にふと目に止まって手にした一冊。いじめられっ子のタコジローがヤドカリのおじさんと出会い、日記を通して自分と対話することを学び成長する物語だ。
こちらの本には次のような文章が出てくる。とても共感した。
結婚していても、子どもが居ても、さみしい。
そう思っていた私にスッと染み込んできた言葉。そうか、『自分』がいなくてさみしかったんだ。
続けて、本では『自分』を取り戻すため、『みんな』から離れて『ひとり』になる方法のひとつが『書くこと』であると示されている。
私がnoteを書くのも、同じ理由かもしれない。『ひとり』になって『自分』を取り戻そうとしている。だから、書く。
さみしいは、もう怖くない。
さみしいは、病気だからじゃない。
さみしいは、自分を取り戻したいのサイン。
さみしい夜にはペンを持とう。
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