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エネルギーって必要なの?

今日はたくさんメッセージでご質問をいただいている件について、基礎医学の説明と過去記事の補足をさせていただきたいと思います。

セミナーやブログなどで健康や美容のお話をさせていただくたびに、エネルギー生産やエネルギー代謝の話をすると、
必ずと言っていいほど、「運動をしないのにエネルギーって必要なの?」
などのご質問をいただきます。

私たちの体にとって、正しくクリーンなエネルギーを生産し、最も効率的で、最もエネルギー生産の多い『糖のミトコンドリア系代謝』を回す、エネルギー源として「はちみつ」はオススメさせていただいています。

確かに、運動をするときなどにもその動力源として、エネルギーは使われますし、そのためにエネルギーを作るというイメージが強いのかもしれません。

私たちの体は、エネルギーですべて動いる

日常的に運動などをする機会がなく、普段あまり体を動かさないのに、エネルギー源を摂取して、エネルギー代謝を高め、エネルギーを作る必要なんてあるの?と思われるかもしれません。

でも、私たちの体は、エネルギーですべて動いています。

極端な話をすれば、朝起きて、夜に寝る
だけの行動しかしなかったとしても、その間、私たちは、常に呼吸をし、脳や内臓が動いています。
そこでもエネルギーが必要です。

寝ていても、起きていても、呼吸、心臓の動き、体温維持などの生命活動を維持するためにエネルギーが使われます

また、食事をして、消化するのも、
起き上がったり、立って歩いたりするのも、
排せつも、エネルギーが必要
です。

外側から入ってくる細菌やウイルスなどの微生物と体は常に戦っています。それもエネルギーが必要ですし、体を修復し常に作り変えているその作業にも、エネルギーが必要なんです。

私たちの目に見えないところで常に生命活動はされており、そのすべてにエネルギーが必要なわけです。
この生命維持のために消費される必要最低限のエネルギーの総量【基礎代謝量】と呼びます。

この基礎代謝量に加え、
会社に行く、運動をする、風邪をひいてウイルスと戦う、怪我をして治癒する
などのイレギュラーなことに、更なるエネルギーを必要とするわけです。

エネルギー源の三大栄養素

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人間の体は、エネルギーを生み出すのに三つの栄養素を使うことができます。
それは、三大栄養素と呼ばれる「糖」「脂質」「タンパク質」でしたよね。

これら三つの中で、最も効率的にクリーンなエネルギーを産生できるのが「糖」なのです。
「糖」を使い、さらに、糖が完全燃焼される「ミトコンドリア系」エネルギー代謝が健康な人のエネルギー代謝です。

でも、残念ながら現代人はその食生活から、この糖の完全燃焼がブロックされている人が多いのです。

慢性疲労症候群?

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糖が完全燃焼されず、エネルギーが十分に作られなければ
✔ 朝なかなか起きられない
✔ 朝起きてもスッキリせず疲れが残っている
✔ 食後に眠くなってしまう
✔ 夕方過ぎになるとエネルギーが切れてしまう
✔ よく風邪をひく
✔ 一度体調を崩すとなかなか治らない
といった慢性疲労症候群の状態に。。。

そしてこの状態が長く続くと、アトピーなどの慢性皮膚炎、リウマチ、癌、アルツハイマーなど現代病と言われる慢性疾患に悩むように。。。

慢性疲労も慢性疾患も糖のエネルギー代謝が戻れば(糖のエネルギー代謝を回せば)健康な状態に移行させることもできるのです。

『健康の場』とは、体内で必要十分なエネルギーが生産され、そのエネルギーを使って体が必要とするすべての体内での仕事が滞りなく行われる状態。です。

どんな人にもエネルギーは必要だということ理解していただけたでしょうか?
若いときには活動量も多いですが、
逆に年を取ると活動量が減る半面、体の修復が必要なところが増えてきますので、
エネルギーは必要なわけですね。


クリーンな糖のエネルギー代謝を回すための材料として、「はちみつ」をオススメしているわけです。

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