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最終日、羽田エアポートでの初顔合わせ

羽田空港へ向かう日。オランダへ帰る日。
なんだかとても体が重い。
日本から離れるのが少し苦しい。
仕方なし。
時間ギリギリに荷物を外に出す前に、ドアのQR コードでスキャンして、チェックアウトをする。
すると、いきなりドアが向こう側から開かれた。掃除の人だった。早すぎ!
「まだ出るところですから待ってください」と言って慌てて外へ。
なんだか振り返ってお部屋を眺めるチャンスを失う。非常に残念。
さよなら、5日間泊まった お 部 屋、さようなら。

部屋を10時に出て向かう場所は羽田しかない。(泣)
フィンエアのチェックインは、18時すぎなのは確実、出発は21時過ぎ。一日羽田空港の予定である。荷物が多すぎる、空港でもピックアップする荷物がある。

少し前にそのことを日本画家の 内山徹先生と話したら、飛行場に行きたいからその日に会おうということになった。実は内山先生とも、クラブハウスで知り合った。まだお会いしたことはないが、長い期間、週一回は声の世界で会っていた。初顔合わせである。

空港へ行くとだんだん、いろいろなことが心配になり出した。この荷物で突破できるのだろうか、荷物の重量のことである。預け入れスーツケース二つ、プラスキャビンバッグ、PC用リュックが全ての持ち物。正確に考えると、キャビンバッグの中身が重量越えしている。
というわけで、ターミナル1まで動いて、郵便局で送ることにした。

内山先生とはターミナル1での待ち合わせにする。

羽田の郵便局の皆様に大感謝


箱から始まり、送り状(全ての送るものをスマホで書く)。それらを全部、パーソナルアシスタントがいるように一から教えてくれた。
サイトでその場で日本郵便に登録しても、うまく前に進まず、郵便局の片隅で私は小さく混乱。簡単には登録が行かない、何度もやり直しても同じ。

一時間後に登録が完了するというのが後でわかるが、
その場でなかなか登録が進まず、郵便局の局員が本局まで電話をして、この不具合をなんとかしようとしてくれていた。が、無理。色々考えて住所などの登録抜きで、やってみたら成功。ここまでで全ての午前中が終わってしまった。途中送るのをやめようと思ったりするくらいきつかった。

郵便局の仕事人のおかげで無事送れた。この場を借りて、感謝を捧げたい。”素晴らしき仕事人”の方々ありがとうございます。

日本画家 内山徹さん


終わり、終わりと言われているクラブハウス。実際、最近は私もあまり部屋を開いていない。それにしてもお会いした人たち、本当に海外にいたら会えない人たちもいるし、今回の日本滞在は本当にそういう人たちに会えるという意味で愉しい時間がたくさんあった。

内山先生さんの部屋「画家が語るアートな世界」にお邪魔してから、もう一年以上。なぜかモデレーターをつけていただき、週に一度、お話していていたせいか、空港での初顔合わせも違和感なし。みんなが内山先生と呼んでいるので、私もついそう呼んでいる。彼はお仕事で教えてるので先生ではあるけれど実は私の先生ではない、呼び名として私もここで使う。

アーティストらしい、自分の道を前に向かいまっすぐ。自分に関心のあることをかなり集中してやるタイプで、この辺りは前述のブログの、ふるいちやすしさんや、深川丘志さんとも一致しているところ。
最近内山さんは、絵を描くことを人に広めるのに熱心。ワークショップも頻繁に開いている。もちろん展覧会も多い。
クラハでは『アーティストと、クリエーターはどこが違うの?』的なテーマでお部屋を開いた時は、本当に人がたくさんきて炎上も含め盛り上がり面白かった。

日本画については私は割と知らないので、内山先生のところで勉強することは多い。

インスタ。https://www.instagram.com/tohru.uchiyama/



内山先生がもう一人、武術の達人を呼ぶ


ものすごい遅れて、焼肉屋さんへ向かう。先生から何度も呼び出しの電話がかかるが、無理〜。郵便局員の方々が、つきっきりで私のそばにいた。
「行きますー」と声をあげる。「焼肉屋にいる」というのが最後に聞いた先生の声。それから30分。

なんとか全てを終わらせ、焼肉屋さんに走る。お店の人がこれまた、大きなスーツケースを網で囲ってくれた。ありがたい。初顔合わせ。ひゃー。走っていてメークが取れとれていたので、恥ずかしすぎました。それを言うと、武術の達人よしひでさん、「大丈夫ですよ。口説いたりしませんから」と、いきなりバブル時代の発言が飛び出したので、大笑い。

きっとこれ、他の女子に言ったらセクハラとか、パワハラとか言われる今の時代だけどわたしには受けた。よしひでさんとも、私はクラハで知り合っていたのでほんと声のままだな〜と。私が受け流すのに慣れすぎてるのもどうかであるが。(バブル+イタリア生活の影響)

全員ほぼ同じ世代であった。

二人は焼肉はもう食べていて、もう一品を食べるところまで来ていた。なんとか、私も食べる。美味しい。

その後はスターバックスで、写真の撮り合いをする。クラハの話題も。

ほんと、楽しだ後、またお別れ。
内山先生はこの後、鎌倉へ。
よしひでさんは、この夜、福岡へ。そしてどうやら私が諏訪であった友人Tさんと会食。

クラハで知り合った人たちのほとんどが日本中を動き回っていてそして繋がりだしているのはなんだか興味深い。
お別れの時が近づいた。全員で立ち上がる。

その時気づいた。三人とも背が高い。外人体格系であった。
周りを見合わせるといかにも綺麗な草食人種若者の中に、肉食人種がいるみたいな……。
古代種の私たち? がここに、みたいな? お二人が読んだら怒ってもいいですよ。😂

その後は、ターミナル3に移る。お店も、ほぼ開いていないのだけど、どこかで食べないとはいけない。なんとか一つのお店で、あまりメニューもないけど、和定食を食べた。横では外国人たちがラーメン屋、和定食を食べていた。


綺麗だけど、20%しかお店があいてない。羽田ターミナル3
鯖定食

みんなウロウロ。行くところがないので、屋外にでたりして暇を潰す。
でも割と座る場所、くつろげるところはある。羽田空港、いずれにしても成田空港より大好きだわ。あとはターミナル3に、コンビニとか開けて欲しい。ゲート内も、もっとお店をオープンプリーズ。戻ってきてほしい、お土産屋さんも。

チェックインはスムーズに。


なんだかご飯を食べた後は少し眠くなったのだけど、18時を過ぎたら、フィンエアがチェックインを始めた。ブリュッセル空港のグランドホステスと違って、日本人まじ働き者。19時以降でもおかしくなかったのにさすが早い。

バッグもキャビンバッグも計られたなかったので、郵便局で別送は必要なかったなと思いながらも、安心には何も変えられないのでまぁ、OK。

日本滞在、3週間ちょっと、終わりました。

備忘録は今回で終わり。もしかしたら番外編で、まとめもするか考え中?

今回、会えた人はほんと縁があったんだと思う。会えなかった人は次、縁を結びましょう。では、また。



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