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【詩】“Twin”kle star(s)


一番星はいつだって、舞台の上で眩い光を放っている。
影さえも味方につけて、余白を彩って、真ん中に立つ。
薫風のような歌声はカササギを呼び、軽やかに舞う。
その姿は神とさえ映ることがあり、息吐く暇さえ与えられない。

一番星はいつだって、舞台の上で眩い光を追いかけている。
力一杯字面を踏み締め、瞬間に全てをこめて、立つ。
自我を亡くしても這い上がり、己の手で道を切り拓く。
命を燃やしながら生きてる、ただひとりの人間。

かたや神、かたやヒト。
相反するものが共存する宙(ソラ)に祈りを捧げる。

今夜も変わらずふたつ星がきらめく暗闇であるように。





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