Criteoは新規ユーザーの獲得にも効果絶大!進化した類似配信【Conversion data Lookalike】を徹底解剖
Criteoが今一番“推している”新規ユーザー獲得施策をご紹介します!
以前、Criteoの代名詞ともいえるリターゲティング以外のプロダクトを特集した記事でも触れた新規ユーザー向けの施策Prospecting(旧CCA)を覚えていますでしょうか?
Prospecting(旧CCA)とは違ったアプローチで新規ユーザーに配信できるのが、今回ご紹介する
【Conversion data Lookalike】です。
「リターゲティングだけだと成果が頭打ちだな……」
「新規ユーザー向けの施策がいまいち成果に結びつかない」
このような悩みをおもちの方に必見の記事です!
Conversion data Lookalikeとは
💡Criteo独自のテクノロジーから生成するオーディエンスリスト通称”LookalikeAudiences”機能を使い、対象アカウントの購買データから類似する特性を持つユーザーへ拡張配信する手法です。
配信目的は新規ユーザーのサイト来訪の促進・獲得数の最大化。
*LookalikeAudiencesについて興味がある方はこちらをご参照ください。
Conversion data LookalikeとProspecting(旧CCA)の違い
冒頭でご紹介したように、Criteoには既にProspecting(旧CCA)という
新規ユーザーの獲得を目的にした配信手法があります。
では、「Prospecting(旧CCA)」「Conversion data Lookalike」の違いは何かというと、利用するオーディエンスデータが異なります!
CV data LookalikeとProspecting(旧CCA)の並走について
CV data LookalikeとProspecting(旧CCA)は、上記でも記載したとおり、拡張モデルが異なるので、並⾛した際のユーザーの重複率は5%未満!👏
一緒に配信してもオーディエンスの重複はほとんどないと考えられます。
設定手順
STEP①セグメント設定
①管理画面の「オーディエンス」から「セグメント」を選択
②「御社データからのセグメント」から「イベント」を選択
③「直近の購入」を選択して、希望の日数を入力
④再びセグメントを選択して、「類似セグメント」の「類似」を選択
⑤「シードのタイプを選択」から「イベント」を選択。もとになるセグメントは、③で作成したセグメントを選択
STEP②オーディエンス設定
①セグメント作成後、「オーディエンス」を選択
②「カスタム可能」を選択
③「類似」を選択して、作成した「セグメント」を設定すれば、オーディエンス作成の完了です!
オーディエンス作成後は、設定したい広告セットに紐づけて完了です!
導入事例
リターゲティング対比でクリック単価30%改善&獲得と流入の増加に貢献
▍案件概要
商材:アパレル
キャンペーン構成:リターゲティング、CCA、CV data Lookalike
参照期間:CV data Lookalike導入後の1か月
CV data Lookalikeはリターゲティングと比較して、クリック単価が30%改善。また、獲得単価も大きく上昇せず獲得に結びついています!
また、獲得数は全体の約2割を占め、クリック率は全キャンペーンで最も高く、獲得数・流入数の2軸で貢献しています。
今後、獲得数を積み重ねて機械学習の最適化がかかれば、さらなる成果改善が期待できます。
リターゲティングより安い獲得単価で、成果改善に大きく貢献
▍案件概要
商材:ホビー
キャンペーン構成:リターゲティング、CCA、CV data Lookalike
参照期間:CV data Lookalike導入後の1か月
CV data Lookalikeの獲得率がリターゲティングに比べて高い、稀なケースです。獲得数のボリュームが大きく、獲得単価はリターゲティングと比較して70%改善しています。
特別な設定をしているわけではなかったので、要因としては、商材との相性が良かったことや、オーディエンスリストの精度が高かったことが考えられます。
実施時のポイント
あくまで筆者の見解ではありますが、上記のようにアカウントの実績を参考に配信目的を選択する必要があると考えています。
獲得施策として活用するケース
獲得が多い少ないの基準は業種やコンディションにより異なるため、判断が難しいですが、獲得施策として実施する場合は、単月のコンバージョン数が100以上を目安にしてみてはいかがでしょうか。
ちなみに、今回紹介した事例はあくまで社内での成功事例であり、獲得が1件しかつかないようなケースもありました。
ただ、獲得に結びつかないからといって、すぐに停止するのは推奨しません!
なぜなら、【成果改善のポイントはデータ蓄積】であり配信期間が1か月と6か月ではデータ量も各段に違ってくるためです。
認知施策として活用するケース
例えば単月のコンバージョン数が10件ほどのアカウントだと、データ量が少ないことから、最適化がかかりづらく獲得がつきにくい傾向があるため、認知施策として実施したほうがよいでしょう。
獲得がつかない際のテコ入れとして、セグメントの箇所で「直近の購入日数」を調整してみる、などといった方法が考えられます。
今回紹介した事例は、購入日数を60日で設定していました。日数で迷った際は60日で設定してみてください!
さいごに
Criteo社の認定制度で「SMB Partner of the Year」を受賞しました🎉✨
ここまでお読みいただきありがとうございました!
実は先日、私たちソウルドアウトは、
🎊Criteo社より表彰いただきました🎊
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Criteo社の認定パートナー制度で、年間で最もSMB市場を伸ばしている代理店1社のみに与えられる「SMB Partner of the Year」を受賞🎉✨
今後も、Criteoを活用して、規模や業界・業種に関わらず、成果を出していく方法を発信していきます!お気軽にお問い合わせください。
【執筆:赤塚 怜央】
👇 フィード広告(Criteo、Googleショッピング広告)に関するnoteはこちら
👇 Critoのプロダクトに関する記事はこちら
*リターゲティングだけじゃない!
*BtoB向け
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