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Yahoo!ディスプレイ広告「コンバージョン数の最大化」自動入札アップデート機能の最新導入事例

はじめまして!ダイレクトマーケティング本部 第5アカウントグループのツッツーです。

私の主な業務は、お客様とコミュニケーションをとる営業、Yahoo!・Google・LINEをメインとした広告運用・広告クリエイティブ制作です。

ツッツー(ダイレクトマーケティング本部 第5アカウントグループ)
福岡県出身。2020年新卒入社。入社後、関西営業所にて単品、多品種EC、不動産など幅広い業種の営業・広告運用に従事。2021年4月より、ダイレクトマーケティング本部第5アカウントグループに異動し、単品通販に特化したお客様のご支援を一気通貫で担当。趣味は一人旅。全県制覇をするのが目標です。

今回のnoteでは、Yahoo!ディスプレイ広告(以下、YDA)に11月10日よりリリースされた新しい自動入札タイプである「コンバージョン数の最大化」について、導入事例も一緒にお伝えしていきます!
*参考:【ディスプレイ広告(運用型)】新しい自動入札タイプの提供について

コンバージョン数の最大化とは

概要

指定した予算内でコンバージョン数が最大になるよう自動で入札価格を調整する、新しい入札タイプの一つです。

画像引用元:新しい自動入札タイプの正式提供について

推奨利用条件

直近7日間のうち、キャンペーン単位でコンバージョン数が50件以上

ほかの入札戦略、例えば広告グループ単位でコンバージョン単価を最適化する「目標コンバージョン単価」とは、最適化する粒度やコンバージョン数の推奨値が異なります。

推奨条件に当てはまらないキャンペーンでも設定自体は可能ですが、成果が安定しない可能性があるようです。


利用可能なキャンペーン目的

・コンバージョン
・アプリ訴求
・商品リスト訴求

「ブランド認知目的」「サイト誘導」「動画再生」などでは利用できません。それでは、社内で導入した事例をご紹介します!


事例①

ある案件のキャンペーンで、「目標コンバージョン単価」と並行配信を実施しました。

「コンバージョン数の最大化」を導入したキャンペーンでは、
予算によるインプレッションシェア損失率:改善
獲得数:やや減少
獲得単価:初動は高騰したが、安定すると「目標コンバージョン単価」とあまり変わらない
という結果となりました。

初動は高騰しましたが、安定すると「目標コンバージョン単価」とあまり変わらない。



事例②

こちらは、「目標コンバージョン単価」で運用していたキャンペーンに、「コンバージョン数の最大化」を導入しました。

「コンバージョン数の最大化」を導入したあとでは、
予算によるインプレッションシェア損失率:大幅改善
獲得数:大幅増加
獲得単価:改善
という結果となりました。

※ただ、本事例については、「コンバージョン数の最大化」を実施する1週間ほど前からキャンペーンの内容(リンク先やクリエイティブ)が変わった影響も含んでいます。

導入後、予算によるインプレッションシェア損失率が大幅に改善。
導入後、獲得単価は落ち着いて推移。

まとめ:導入おすすめ案件の3つのポイント

導入事例より、今後「コンバージョン数の最大化」の導入をおすすめする案件は、

①日予算に達していて、「予算によるインプレッション損失率」が高い
②コンバージョンがつきやすい
*推奨:直近7日間、キャンペーン単位でコンバージョン数が50件以上
③獲得単価を上げずに、表示回数(配信量)を増やしたい
*獲得単価厳守の場合、「目標コンバージョン単価」を推奨

となります!

また、「コンバージョン数の最大化」を実際に運用してみて、
・クリエイティブが枯れるスピードが早い
・獲得単価(CPA)が厳格に決まっている商材にはあまり適さない
と感じました。

ここまでお読みいただきありがとうございました!Yahoo!ディスプレイ広告の運用の参考になれば幸いです!

おまけ
僕はよくカピバラに似ていると言われます(笑)。

【執筆:ツッツー】


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