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ヨガに出来る心理的介入   映像と音声

インフラを声で🎤支えるアナウンサー・ヨガ講師の奥窪峰子です。

脳科学の研究が進み、ヨガや瞑想が、

精神的ストレスの緩和に役立つということは、

広く知られるようになりました。

今回は、ヨガに出来る心理的介入について、

私がどのようなことを経験から学んだかを

シェアしたいと思います。


私は、心理療法の専門家ではありませんが、

発達心理学と、被服と装身の心理学を大学で専攻していたことがあります。

それらの知識とともに得た着眼点は、

色やデザインによる非言語コミュニケーションについての興味に移行しました。

そして、映像や音声という分野において、

演者という言語コミュニケーション、

演技という特殊な技術表現によって、

感覚的に理解を深めることになったわけです。


ご自身の言語表現について、

こんなことを考えたことはあるでしょうか?

「雪が溶けると水になる」という論理的表現と、

「雪が溶けると春が来る」という叙情的表現は、

どちらも事実を表しています。

普段、お話をするうえで、

あなたは、どちらの言語表現を多く用いますか?

また、どちらの言語表現に好意を覚えますか??


演者は、上記の表現を、非言語とともにですが、

求められるシチュエーションによって、

意識的に、瞬時に使い分けるのです。

その特殊技術が、演技です。

演技は、認知行動療法ととても似ています。

一方、プロの役者魂は、主体的に認知行動を取ることを良しとしない場合がありますので、

心理学的にみると非常に危うい側面もあります。


私は、幼少期より、無意識のうちに、

叙情的表現を好んで用いてきました。

いわゆる不思議ちゃんです。

家族は、みな医療関係者で、

論理的な表現を用いますので、

私の比喩的で抽象的な言語を、

理解出来ないことが多かったように思います。

アナウンサーになり、多くの方が理解出来る言語に、言語矯正したわけです。

そして、フリーアナウンサーになり、

初めていただいたレギュラーは、

大阪でショートコント形式のひとり芝居の番組の

キャスティングでした。

言葉をニュースという定型に矯正するという

機械的な作業から、

一瞬でインパクトを与えるお笑いに

表現を変えるわけです。

しかも、平日の同じ時間の、TVの裏番組です。

私は、コスプレでコミカルな演技をするのに、

いつも楽屋や舞台袖で、震えていました。

表現することの恐怖です。


ラッキーなことに、表現することの恐怖からの

主体的な脱出方法を見つけました!

ヨガのティーチングです。

友人は、美容方法を知りたかったようですが、

私は、ティーチングの場を借りて、

誰でも理解出来る表現と、

私が本来心地良い、感覚的な、叙情的表現の、

中間にある表現を探す作業が始まったのです。

そして、コミカルな演技で得た表現の技術を、

笑いのヨガに活かそうと考えました!


誰でも理解出来る表現は、身体を動かすための

インストラクションに用います。

そして、抽象的な表現は、

受講者の心理を解放するために用います。


伝え方を学ぼうとすることで、

解消出来るコミュニケーションがあるということも知っておいていただきたいと思います。


ヨガは、

心理カウンセリングのように、具体的なことを

話しながら自分を認識するという作業では

ありませんが、

息を吐き、主体性を持って身体を動かすことで

自分の内面と向き合います。

また、インストラクターは、インストラクションによって自分を再確認することが出来ます。

教えることで、次のステップへ向けて、

学び続けていくのです。


solayogaでは、インストラクター養成講座を

ご用意しております。

また、職場で、すでに導入されている運動を

ヨガにアレンジするなど、

状況やご要望をお聞きしてから、

プログラム設定を行っております。


また、コロナ禍でのオンライン対応は、

動画の作成により、対応いたしております。

映像プロダクションとのコラボにより、

様々なご提案が可能ですので、

お気軽にお問い合わせ下さい。

どうぞよろしくお願いいたします🤲







いただいたサポートは、映像制作を手伝って下さる友人への感謝にあてたいと思います。