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過去から未来へ:中国オンライン診療の20年間(予告編)

お久しぶり、てんてんです。
みなさまお仕事は順調ですか。
オンライン診療業界はどんどん面白くなってきましたね!最近仕事もプライベートもこればかり見てまして、ぜひコメントなどの形で意見交換しましょう!!!

2020年新型コロナウイルス肺炎大流行による世界各地のロックダウン・緊急事態宣言とともに、新たなライフスタイルが今までのないスピードで一気に普及し始めました。
その中、オンライン診療・オンライン教育・テレワーク・生鮮食品の宅配・出前が都市生活の一部、むしろ当たり前になっている中国に注目したいと思います。

日本で聴き慣れた医療費問題や少子高齢化問題などはすでに中国では顕在化しており、2年後2.6億、2035年に4.2億人の高齢者規模を持って、世界一高齢者の多い国になる見込みです。
一方、従来の医療体系の中でも、医療格差問題、医療保険制度の設計問題、医薬品管理制度問題、医師不足問題、受診の待ち時間問題、医師・患者関係問題などが山積みされている中、インターネットという新技術で医療分野の課題をチャレンジする人が現れるのは20年前。

この新しいシリーズ「過去から未来へ:中国オンライン診療の20年間」では、時間軸に沿って、中国オンライン診療業界の主要プレーヤー10社ほどの成長と発展のエピソードを紹介します。

政策による制限や緩和の繰り返し、収益モデルの二転三転、いつになっても進まない医療情報化やデータ連携、医学背景やビジネス背景の創業者による様々な企業色・・・これは実際中国のベンチャー達が経験した過去ですが、日本のオンライン診療業界、いいえ、ヘルステック業界でも似たようなストーリーがよく耳にします。

そして、「オンライン診療は本当にいいビジネスになるの?」と未だに頭抱えながら黒テンを待ち構えるプレーヤーも少なくないです。

これから4週間、中国のオンライン診療(一部医療情報化)業界の主要プレーヤーを注目し、インタービュー・ニュース・記事・書籍などの公開資料から情報収集し、シリーズの形でお届けいたします。皆様にとっても、過去から未来へ繋ぐヒントになれたら嬉しいです。

第一話:序開:オンライン診療の主役達の入場

<本シリーズの想定読者>
※以下いずれかに当てはまる方
・医療/ヘルスケア分野の未来像に興味関心のある方
・中国医療業界の「過去、現在、未来」に興味関心のある方
・中国のヘルスケア業界の主要プレーヤーの成長に興味関心のある方
・日中比較による未来像を少しでもイメージしたい方


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