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5Gやeスポーツといった、新しいものに目を向け始めてた宇部市

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年の初め頃、宇部市に関する喜ばしいニュースがありました。
宝島社が発刊している「田舎暮らしの本」にて掲載された、「2020年版住みたい田舎ランキングー大きなまち総合部門」で1位を受賞したというものです。

評価の大きな要因としては、医療環境の充実が挙げられていました。空港をはじめとした交通アクセスの良さ、移住支援の取り組みもポイントになったようです。

このランキングは、「シニア部門」「若者部門」の集計もされています。シニア部門で2位という結果から、シニア世代からの評価が高かったことがうかがえます。

では、市は若い世代に向けてはどのような施策を考えているのでしょうか。その一端が見えるイベントが、2/9に開催されました。

ワクワクミライ5G体感フェア

4Gに代わる最新の通信技術として大きな期待をされている5G。
昨年の11月に宇部市はNTTドコモと、5Gを活用した地域活性化の連携協定を結んでいました。

この連携の一つとして、日本に1台しかないという5Gデモバスが来場し、5Gによる映像体験ができるイベントです。

11時頃に会場到着。それから受付に行くと、整理券の配布が1時間ごとに行われているようでした。ただ、配布時間の30分前には人が並び、人数が締め切られていたので、先着順にしていたのは少し良くなかったと思います。そうであれば、事前告知が必要だったかと。
わたしも2度タイミングを逃し、3度目の正直で整理券を入手しました。

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バス内は正面に7Kのスクリーン、左右に3Kのスクリーンが設置され、ワイドな映像を見ることができました。そしてデモ映像には、ラグビーWカップのフィジー戦、それとモータースポーツが用いられ、複数視点からの映像を同時に映し出せることを主にPRしていました。
ちなみに時間は10分程です。

感想としては、4Gと比べて5Gだと何ができるようになったのか、という解説が欲しいと思いました。道路状況のリアルタイム映像がデモの前に流れていたのですが、こちらは比較した映像が映し出されていて、画質や遅延といった違いを見ることができました。
デモにもこういった比較があれば、より5Gの良さを感じられたと思います。

5Gは、この春にサービス開始を予定とのこと。

embotでプログラミング体験

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こちらは主に小学生を対象とした、プログラミング教室が開催されました。今年の4月から、小学校でプログラミングが必修科目となります。そのため関心も高いようで、見た限り人数は埋まっていました。

県内でもプログラミング教室の話はよく聞くようになってきています。
このembotは段ボールを利用したロボットプログラミングですが、レゴを使ったものや、ゲーム作りから学んでいくものなどが調べてみるとありました。

宇部市には、山口大学工学部や宇部高専、JAXAの研究機関があります。産官学連携として、うまく教育と結び付けていけば結果は出るのではないでしょうか。

eスポーツフェスタ

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昨年の茨城国体で、正式競技ではなかったですが採用され、話題になったeスポーツの体験会です。プロゲーマーの活動も、段々と目立つようになってきています。未だ物議をかもしている部分もありますが、今後も市場は大きくなっていくでしょう。
対象のゲームは、以下のタイトルでした。

グランツーリスモ

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ウイニングイレブン2020

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マリオカート8

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ストリートファイターV

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大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL

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ぷよぷよeスポーツ

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人気に見えたのは、マリオカートとスマブラでした。特にスマブラは、人が途切れることがなかったです。
またマリオカートとぷよぷよに関しては、大人から子供までプレイしていて、世代を越えて楽しんでいる様子が見られました。

そしてもう一つ、プロゲーマーGENKIモリタ氏による講演会が行われました。

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話を聞いて印象深かったのは、「ただ頑張るのでなく、工夫すること」の言葉でした。どうすれば効率的かを考えることが重要、とおっしゃっていました。
これはなんにでも言える大事なことと思います。自分のしていることに対してブラッシュアップをかけていくことは、常に意識していたいですね。

まとめ

5Gを初めて体験できる貴重なイベントということで興味を持ち、訪問してきました。ただ、5Gに関しては良さが十分に伝わったとは言えないものだったように思います。もう少し、整理券がもらえなかった方へのフォローがあればと思いました。

イベント全体では、若い人だけでなく家族連れも多く、世代間交流を図るという目的は達していたのではないでしょうか。会場となったトキスマ(旧井筒屋跡)は、市民交流を目指す施設ということなので、積極的にこのようなイベントは行っていってほしいですね。

新しいものに目を向け、若者が面白いと思ってもらえるようなまちづくりをすることで、そこからまち全体に活気が生まれていきます。本イベントは、宇部市の目指すまちづくりの回答かも、とイベント後、勝手に思った次第です。

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