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地域の実践者としての講演・対談/Weaveeポッドキャスト収録

みなさんこんにちは!株式会社solar crew広報室の山岸です。

早いもので、河原がnoteを始めてから間もなく半年を迎えます。いつもお読みいただきありがとうございます。河原の今までの経験や日々の活動が、読者のみなさんのお役に立てば幸いです。

さて今回は、今夏に収録したポッドキャストの模様や、横浜市内での対談と講演会の開催後報告をお届けいたします。

■京急沿線子育て応援ネットワークWeaveeポッドキャストがスタート
今年の夏、河原が「Weavee(ウィービー) ポッドキャスト」の初回放送のゲストとして迎えていただきました。

Weaveeポッドキャストは、京浜急行電鉄株式会社と、全国21局のコミュニティFMで地域に住む母親たちが番組制作に取り組む「ママ夢ラジオ」を運営する株式会社わたしたち、そして、よこはま共創コンソーシアムの3者が協力して放送する音声配信番組です。京急沿線の子育て環境の充実と、サーキュラーエコノミーplus(横浜版地域循環型経済)の実現を目指して、番組を制作しています。

横浜市役所にある市民協働センターで行われた収録では、京浜急行電鉄株式会社の佐々木忠弘さん、横浜市政策局共創推進課の関口昌幸さん、ママ夢ラジオ代表の竹岡望さんとご一緒させていただきました。

2023年11月4日(土)よりWeaveeポットキャストの配信が開始されました。下記リンクからご視聴いただけますので、ぜひお聴きください。


収録では、「リビングラボplusから広がる地域連携と循環経済について」をテーマにお話しさせていただきました。現在、河原は京急沿線の小学校でSDGsに関する授業やボランティア活動などを行い、さらにsolarcrewの拠点である六郷プレイスが大田区六郷土手にあるため、京急沿線に深く関わりながら生活しています。

河原が代表を務める一般社団法人YOKOHAMAリビングラボサポートオフィスと横浜市は、「サーキュラーエコノミーplus」というビジョンを掲げ、plus=人が中心となったサーキュラーエコノミーを推進してまいりました。地域の住民が主体となり、暮らしを豊かにするための社会活動「リビングラボ」では、横浜市の政策局と共に地域のまちづくりを進めています。

横浜版地域循環型経済では資源や製品に限らず、『人』のエンパワーメントと「まち」の持続可能性にも着目しています。

河原は以前、一人で行っていた地域の清掃活動がきっかけとなり、磯子区の町内会に参加し、地域の方々との交流が始まった経験があります。町内会の方々とのつながりを通じて、地域の課題解決に協力してきました。この経験から、企業が主体となって地域に参画し、地元の人々と協力しながら課題解決を進めることの重要性を感じています。

佐々木さんとたけおかさんからは、「Weaveeプロジェクトで大切にしている点と同じですね!」と共感していただきました。

課題解決や地域拠点の継続には、住民のボランティアだけでは難しく、行政や企業の協力が欠かせません。課題解決と資金の循環が同時に進むことが重要だと、河原は考えています。Weaveeポッドキャストの収録では、地域コミュニティとビジネスの関係についてもお話ししました。関口さんは「リビングラボが各地で点と点で横に繋がっていくのと同じく、京急沿線の今後の繋がりにも注目ですね。」とお話しされていました。

収録以降も、京急沿線のフォーラムで登壇する機会をいただく等のご縁をいただき、大変嬉しく思っています。産官学民を巻き込んだ持続可能なまちづくりの実践者として、また5人の子どもたちの父親として、今後も子供たちの未来づくりに全力を注ぐ覚悟でいます。

河原が1人で行っていた清掃活動は大きな輪を広げグリーンバード横浜南の地域清掃活動でチームリーダーをつとめています

「京急沿線子育て応援ネットワークWeavee」は京浜急行電鉄株式会社と株式会社わたしたちがタッグを組んで、今年5月から始動しました。京急沿線に住む子育て世代の方々がイベントなどを通じて、情報交換や交流をする場をつくるなどしながら、地域の課題に応じた子育て支援を進め、持続可能な京急沿線地域の構築に取り組んでいらっしゃいます。Weaveeの活動は京急沿線での子育てをより有意義にすることを目指しているそうです。


■香川県からの視察
香川大学経済学部商品学研究室の教授と大学4年生の学生が、11月1日(水)に香川県から横浜までお越しくださいました。

学生は商品学を専攻し、特に環境や地域に焦点を当て研究に取り組む中で、solar crewとリビングラボの活動に強い関心を持ち、自主的に調べていくうちに河原の活動に辿り着き、今回の対談が実現しました。

河原からは、リビングラボの取り組みと、地域コミュニティ×ビジネスについてお話しをさせていただきました。短い時間ではありましたが、マーケティングをテーマにした学識豊かな方々からの貴重なお話を通じて、私たちも多くの学びを得ることができました。

今回の視察が、学生の卒業論文のテーマになるとのこと、大変光栄に思います。学生の今後のご活躍に期待しつつ、一層の親交を深めていきたいと心から願っています。

■地域の実践者としての講演
横浜市南区にある社会福祉法人久良岐母子福祉会で行われた「地域福祉戦略委員会ワークショップ」にて、横浜市政局共創推進課の関口昌幸さんと共に登壇させていただきました。

久良岐母子福祉会は、「強く・正しく・明るく」という理念のもと、未来を担う子どもたちに対する支援を行っています。同福祉会は、母子生活支援施設、乳児院、保育園、こども家庭支援センターを運営しており、その中で職員は地域や施設利用者に向けて、より良いサービス提供や地域連携、課題解決に向けて定期的にワークショップを実施しているそうです。

河原と関口さんからは、保育園事業部の関係者を対象に、よこはま共創コンソーシアムとサーキュラーエコノミーplus(横浜版地域循環型経済)、そしてリビングラボの実践についてお話しをさせていただきました。

登壇して終わりではなく繋がりを持っていきたいと考えながらお話しさせていただいています

講演終了後、参加者たちは講演内容を元に、自分たちがどのように貢献できるかや、日常の中で時間に追われながらも実践可能なアイデアについて、現場の視点から意見交換を行いました。河原は、職員の皆さんの真剣に課題に取り組みたいという熱意に触れ、感銘を受けました。地域の清掃活動や空き家の有効活用といったアイデアが出され、これらは河原の取り組みとも共通しているため、今後も一緒に活動していけることを期待しています。

■地域や企業の困った空きスペースを活用
大田区六郷土手にある「アットホームスクエア 六郷プレイス」は、アットホームのサステナビリティ経営の一環として、空きスペースを有効活用したマルチスペースです。このプロジェクトはsolar crewが建築、活用、運営に携わっています。

地域の空き家や企業の空きスペースでお困りごとがあれば、どうぞ河原にご相談ください!六郷プレイスでは随時見学を受け付けており、その活用事例や活動内容については、Instagramや過去の記事をご覧いただけます。


講演会の希望やsolar crew のサービス詳細に関するお問い合わせ(取材・講演・空き家相談・企業/自治体/NPOパートナー連携・採用など)は下記よりお願いいたします。

solar crewの活動は過去の記事や動画をご覧ください。






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