世界のエリートに囲まれるバカの自分
私はとある人から
「自分がバカだと感じる空間に置かないと成長しない」と聞いたことがある。
今、私はそれを現在進行形で実行している。
ところで皆さんは、エラスムス・ムンドゥス(Erasmus Mundus)修士プログラムというものについて聞いたことがあるだろうか?
EU連合によるとエラスムス・ムンドゥス修士とは…
要するに、ヨーロッパ連合が資本となって運営しいる修士プログラムで、
3ヶ国の大学(そのうち2つは必ずEUの連盟国でないといけない)を通じて学問を
横断的に学ぶプログラムである。
毎年このプログラムは改訂を重ねており、
今年はアート系、理系、医療系、文系など193のプログラムが採択された。
私はその中の一つのプログラムである、
Master in Global Markets, Local Creativitiesの劣等学生である。
各国の定員人数が決まっており、
今年はなんと29ヵ国の学生が集まっている。
(日本人は私含め、たったの2人)
聞くところによると
今年は1,400名の受験者のうち100名のみが
合格通知を受けたと言うから驚きだ。
集まった学生の約3~4割ほどは、
EUの寛大な給付型奨学金を受理している。
これを受給できれば、授業料・生活費・住宅費・旅行費の全てを賄える(日本人ももちろん対象である)。
私はありがたいことに50%の給付型奨学金を
頂いているおかげで、
進学できたといっても過言ではない。
だから、EUには頭が上がりません。
(派遣元の日本の大学にも生活費を支援していただいているので感謝しかありません、将来日本に何かしら貢献できる人間になれるよう努めます。)
みな世界のエリートと呼ばれる大学を
卒業しており、
会話一つでもその賢さを再確認させられる
日々だ。
そんなエリートとは程遠い私は、
日々の会話・授業・課題から
常に逃げたくなっている。
エリート諸君は、街の観光も楽しみ、
勉学もスマートにこなしているので
尊敬しかない。
私は、超絶インドア派で、課題も人さまの
3倍はかかるので
1人寮で泣きながら課題に追われる日々を
送っている。
孤独です。
辛いです。
帰りたいです。
でも自担も
「希望、明日、全てはこの手の中だ」
と歌うように、
自分次第でこの崖っぷちの現状を
打破できると信じて、
もう少し耐えようと思います。
そして、みんなが安心して帰れる居場所を作れるように社会学の研究員の端くれとして、
奮闘していきたいと思います。
みなさんの明日がより良い1日になるよう
願っています。
そる
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