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年々増える不登校生徒。

本校でも年々増えてきている。

理由はさまざま。

学校を楽しくて・安全で・学び甲斐のある場、魅力ある場に努力をしているが、

なかなか有効な解決策が見つからないのが不登校の問題です。

そんな中、衝撃的なタイトルの本に出会いました。


著者の森田さんの経歴。

香川県公立小学校から瀬戸内短期大学准教授を経て
 香川大学教育学部附属坂出学園スクールカウンセラー
藤井学園ユリイカ・中学・高等学校スクールカウンセラー
香川県公立小・中学校スクールカウンセラー
鳴門教育大学大学院学校教育修了・香川大学大学院学校臨床心理修了 教育学修士 現在、キッズカウンセリング寺子屋代表 ●事務所

理論だけでなく、多くのカウンセリングを行い、実際に99%の不登校が解決している。

一体どんな理論なのか。

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✔️コンプリメント(良さに気付かせる)で心のコップに自信の水を注ぐ

不登校の原因について明確に定義しています。

◼️不登校の原因の根本に、子どもの心のコップから「自信の水が枯れている」状態である。

だから、自信の水を作って注ぐ。

これがコンプリメント。

子どもの行動について、良さに気付かせる言葉掛けによって自信の水を作り出し、コップに注ぐのです。

この役割を担うのが、保護者なのです。

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✔️子どもの良さに気付かせる言葉掛けをどれだけしているか?

不登校生徒に限らず、私たちは子どもの良さに気づく言葉かけをどれだけしてきたでしょうか?

ともすると子ども達の良さよりも、

・こうして欲しい
・こうするべき

ことばかりに目がいき、

・ちゃんと○○しなさい
・もっと○○できるように

と子どもたちを追い詰めてはいなかったか?(学校現場、家庭において)

その結果、心のコップの中の自信の水が枯れてしまい、

不登校になったのでは?

そんなことを自問しました。

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✔️実績のある1日3分のはたらきかけ

森田さんの実践のすごいところは、

1日3分コンプリメントを行い、記録に書く。

これを繰り返すことで、子どもが自信の水でコップを満たすと不登校が解消されてきた事例をたくさん持っていることです。

明確な理論と実績に裏打ちされた実践。

この本は、不登校に悩む保護者、教師にとってこれ以上ない朗報をもたらしたのです。

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✔️コンプリメントで地獄から抜け出した事例

「子どものしたこと、できたこと」に「〜の力がある」「〜でお母さん嬉しい」をつけて伝えるだけです。こんなことだけで、と半信半疑のまま実践してみると実はとても奥の深い言葉かけであることに気づかされます。

コンプリメントを実践しお子様の不登校が改善されたlemonadeさんのお言葉です。

教育現場でも、子どものやる気を育んでいる先生方は、子どもよくみて、的確にほめています。

うわついたほめ言葉ではなく、心に響く言葉を言える人は、きちんと相手と向き合えているからなのでしょう。

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まとめ

たった3分の働きかけで99%の不登校が解決するという衝撃の本の紹介でした。


✔️コンプリメント(良さに気付かせる)で心のコップに自信の水を注ぐ
◼️不登校の原因の根本に、子どもの心のコップから「自信の水が枯れている」状態である。
✔️子どもの良さに気付かせる言葉掛けをどれだけしているか?
✔️実績のある1日3分のはたらきかけ
✔️コンプリメントで地獄から抜け出した事例

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