SOI-TOGE

エイジングにやさしい未来の町づくりのための情報欄です。身体活動と栄養、生活再建の知恵・…

SOI-TOGE

エイジングにやさしい未来の町づくりのための情報欄です。身体活動と栄養、生活再建の知恵・経験を重ね合わせて時代にあった新しいPPKのカタチを模索していきます。

最近の記事

辛いほどに追い込まなくても筋肉と健康を最高レベルに保つ方法探しの現在地点

それなりの競技レベルを維持するためのトレーニングは、健康維持にとっては過剰負荷になりがち。一般的な健康レベルを目指すだけなら極度な活性酸素を出しすぎないこと、すなわち、 競技目的と健康維持目的、トレーニング負荷においては相容れないのか? という疑問がずっとあります。 もしも、この疑問に対する「解」が出れば、現役時代の時のように追い込むことなく、ある程度の競技レベルを維持しながらも、同時にPPK(ピンピンころり)のための健康維持が目指せるものだと期待しています。 さらに

    • フードロス問題から新しい食照準を考える

      フードロス問題との向き合い方フードロス(食品ロス)については年々問題視がされてきています。 https://ja.m.wikipedia.org/wiki/食品ロス (Wikipedia) 食品を買う際に、何気なく賞味期限の長い品を探して陳列棚の奥のものから手に取ることが、賞味期限前であっても問題が起きる前に食品を捨てざるを得ない店側の葛藤を生み、結果的に食品ロスを作り出してしまうという。 生きている限り食料廃棄の存在は否めないのかもしれないが、社会の仕組みや現状を知り

      • 秩序ある無秩序な在り方

        物事を、 ミクロ(細部)でみるかマクロ(全体)でみるか、または目先の様相(今)で解釈するか中長期的な視点(未来)を指しているものか、 教育であったり経営やチーム運営であったりしても、その問題の置き方や切り口によっても正解は異なるため、私は基本的にはその物事の真相や本質を掴もうとします。 「木を見て森を見ず」という諺があるように、一部だけでなく全体を捉える視野(気持ちの余裕)がないと、それなりの最適解が導けないことが多いと考えます。 秩序ある建築物は無秩序か例えば「建築

        • うま味を知ろうとし続ける

          甘味・塩味・酸味・苦味、そして「うま味」、味の分類には5つの種類があります。その5味の中でも特に、食材との「マッチング」を成せた時に本領が発揮されるような、うま味について。 感覚を磨いてくれる味刺激的な塩分や糖分は依存的になりやすい反面、うま味ベースの料理は素材の味を活かし、なんとなく身体と栄養分が共鳴するかのような感覚に陥ります。 無駄な欲望(暴食感)が湧き出ない。特に、マクロビオティックベースで食事をしてた時に感じました。 https://ja.m.wikipedi

        辛いほどに追い込まなくても筋肉と健康を最高レベルに保つ方法探しの現在地点

          食の機能性とフードテック

          食の機能性人の身体に対する食品の機能は3つあります。 一次機能【栄養性】→タンパク質、脂肪、糖質、ビタミン等、食品中の栄養素が整体に対してはたす役割 二次機能【嗜好性】→色、味、香り、歯応え、舌触りなど食べた時においしさを感じさせる機能、嗜好を決定する要素 三次機能【健康性】→生体防御、体調リズムの調節、老化制御、疾患の防止、疾病の回復調節などの生体調節機能 食とテクノロジー3つの機能性を前提として、 フードテックのような科学技術により、食糧危機や生産性、また嗜好の

          食の機能性とフードテック

          身体知と生活の再構築は侘び寂びの追究

          リハビリテーション業で高齢者とお付き合いさせてもらってると、品格があり、ことばや所作に重みのある方に多く出逢えます。これは、例えば革製品のように、時間の経過が滲み出て趣や魅力を感じることに似ています。 身体や生活の再設計に挑戦してる方と一緒に身体の知を掘り下げていると、それが「侘び寂び(美意識)の追究」である気がしてきます。 ここでは、侘び寂びと、生活の再構築についての自分なりの考察を整理しておきたいと思います。 わび(侘び)本来は「心細くもの静か、寂しいこと、佗しい」

          身体知と生活の再構築は侘び寂びの追究