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食の機能性とフードテック

食の機能性

人の身体に対する食品の機能は3つあります。

一次機能【栄養性】→タンパク質、脂肪、糖質、ビタミン等、食品中の栄養素が整体に対してはたす役割

二次機能【嗜好性】→色、味、香り、歯応え、舌触りなど食べた時においしさを感じさせる機能、嗜好を決定する要素

三次機能【健康性】→生体防御、体調リズムの調節、老化制御、疾患の防止、疾病の回復調節などの生体調節機能


食とテクノロジー

3つの機能性を前提として、

フードテックのような科学技術により、食糧危機や生産性、また嗜好の多様性を守っていくことは、文明の進化の過程として必然だと感じます。

https://wisdom.nec.com/ja/article/2019112901/index.html(NEC wisdoms HP)

近年の科学技術の発展に、地球環境の悪化や人手不足の問題が相まって、農業生産方法も変わってきます。

https://ideasforgood.jp/agritech-matome/(IDEAS FOR GOOD HP)


テクノロジーが食品や農業に入り込むことについて、既存の価値観では安易に善悪を判断できるはずもなく、その意味を前向きに捉える機会になり、すなわち食のあり方や身体への気づきを得るきっかけになる気がします。


機能性のその先へ

運動スキルを磨くため、また老化予防には食事の「コツ」は欠かせません。

画期的なトレーニングや最新サプリメントなど、「食の機能性」を高める研究や産業は活気付いています。スポーツ分野がイメージしやすいです。

それなりのリテラシーが必要ですが、SNSで最新のトレーニングや食のアイデア情報は、すぐに手に入ります。多様な情報を選別し、つなぎ合わせて個人やチーム(組織)に「健康経営」という形で還元することは尊いことですが、未来の予測不可能な時代に今からやるべきことは、何だろうといつも考えます。

次世代のために残せるものを考える時、次世代が残してもらってよかったと思えるモノである必要があります。そのためには「次世代の感性」を先読みしていきたい。

食の感性や食との向き合い方は、どう変化していくのでしょうか?

スポーツカーや高級腕時計のNeedsがモノよりコトの時代であっても残っていくように、食の分野も第一次産業で大切にしていた感性は残っています。その種を拾い醸成することでヒントが見えてきます。


Masafumi

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