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短歌(和歌)と散文

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2024年4月の記事一覧

世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし/在原業平
(世に桜などというものが全くなかったならば、春の心は穏やかであろうに)

毎年桜の季節はとても心がざわつきます。満開の桜を見て今年もまた業平のこの歌を思い出しました。

https://note.com/soh_igarashi/n/naeb732d51873

【短歌】春風となって

【短歌】春風となって

きみだけに姿の見える春風となってあなたを抱き締めにゆく

昨年のちょうど今日、同じような桜の季節に、生暖かい春の風に誘われるようにして、空想のつばさを広げて詠みました。

推敲し切れていない感じがあり、どうまとめようか決めかねているうちに一年経ってしまいました。今は、一度詠んだものなのであえてこれ以上手は入れなくて良いかなと思うようになりました。

ふわふわと落ち着かない、春特有のそんな気分から生

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