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創 / Soh
2024年3月25日 11:30
妖気みつ春の心をなぐさむる花の雨こそあはれなりけれ(不穏な気配に充ちた春の落ち着かない心を和らげてくれる、そんな桜の季節に降る雨こそは本当に趣深い)今日は久しぶりに雨が降りました。この歌は昨春のちょうどこのような雨の朝に詠みました。私は元々古語で詠む和歌の世界に強く憧れ続けていました。現代口語で短歌を作るようになったのはつい最近のことです。この歌が厳密に和歌と呼べるものであるかどう
2024年3月24日 17:09
奪われしもののあまりに多かりき盛りを知れず朽ちてゆく花あたたかい手もほお寄せる肌もなく泪は枯れてため息ばかり冷えきった氷の壁が厚過ぎて未だに浮上できないクジラちょうど良い関わり方が分からない愛してもらえたことがないから今日もまだ起き上がれない今日もまだ自殺はしないのと引き換えに遺言が書き終わらないそれだけで死でない方に居続けてゐる良い子でいなければ生きられなかったぼくの泪を