SESのエンジニアとして働きながら産休を取得するまでの話 ~妊活・妊娠初期編~
皆さん、こんにちは。2回目の登場ねこ丸です!😸開始早々に私事で恐縮ですが、11月上旬よりしばらくお休みをいただくことになりました。何か辛いことでもあったのか…と心配してくださったそこのあなた!安心してください。ありがたいことに子どもを授かることができ、産休をいただくことになったのです!(パチパチパチ👏)以前から妊活に取り組んでいたので、本当に嬉しい!(パチパチパチ👏)
が、喜んでばかりじゃいられません。妊娠発覚と同時に、「私の周りでSESのエンジニアで妊娠している人、1人も見たことがないぞ…」「悪阻とかしんどいって聞くけど、仕事続けられるのかな…」など、次々と不安が浮かび上がってきました。
そこで今回は、妊娠発覚から産休に入るまでの自身の体験を、会社や現場からどのようなサポートを受けたのか、気を付けた点などを踏まえてお話できればと思います。今まさに同じようなことで悩んでいる人、これから妊娠したい人、妊婦さんと一緒に働く人の参考になれば嬉しいです!それではいってみよう!
妊活について
妊娠発覚から~と述べたのですが、その前に妊活についても触れさせてください。昔から私は、いつかは子どもが欲しいな~と思ってはいたのですが、目の前の仕事や日常に忙殺され、特に具体的なアクションは取らないまま日常を送っていました。30代を目前に周りで妊娠・出産する人が増え、最近は若くても不妊治療をしないとなかなか授かれない人も増えているという話を聞いて、我が家でも本格的に妊活に取り組むことにしました。
妊活って本当に大変ですよね。。毎日体温を測ったり、周期を記録してタイミングを計ったりしないといけなかったりして。不妊治療のクリニックに通いだすと「〇日の●時にきてください。」と具体的な日時が指定されたりして、自分のタイミングで~と悠長なことは言ってはいられません。幸いにも私は難しい治療をせずに授かることができたのですが、それでも最初は検査のために仕事を中抜けさせてもらったりして、何回かクリニックに通いました。中抜けに理解のある会社と就業先で本当によかったです。。
これから妊活を始められる方は、なるべく家から近いクリニックを選ぶこと、急な通院を覚悟して、それ以外の時間でしっかり成果を出すという心構えで仕事に取り組むといいかもしれません。
会社・現場に報告するタイミングについて
さて、そんなこんなで無事子どもを授かることができました。正式に発覚する前から悪阻の症状が出ていたので「もしかしたら…?」と思ってはいたのですが、それでもやっぱり嬉しかったことを覚えています!それと同時に次々と沸き上がる不安と疑問。まず「会社と現場へはそれぞれいつ報告すれば良いのだろう?」という疑問が浮かんできました。
ネットで調べたところ妊娠10週前後が会社への報告目安と書いてあったので、まずはそのタイミングで会社に報告することにしました。配属されている現場とは3か月ごとに更新する契約になっており、現場を抜けるタイミングは営業の方に調整してもらう必要があるので、なるべく早めに伝えたい気持ちがありました。一方で、報告が早すぎても、安定期までは流産になる可能性が安定期以降と比較して高いので、現場や会社に迷惑をかけないようにするにはいつ報告すべきかとても悩みました。意を決して妊娠を報告したところ、皆さん祝福してくれて、社員のワークライフバランスを尊重してくれるソシオネットはいい会社だな~と改めて実感しました。
その後上司や営業の方とも相談しながら、安定期に入る16週頃のタイミングで現場に報告し、3か月後に現場を離任することに決まりました。整理すると、「契約1か月目で妊娠発覚→2か月目の下旬に会社に報告→3か月目の下旬に現場に報告→3か月更新してその間に引継ぎを実施→3か月後に離任」という流れになりました。
業務や現場との契約の内容によってはもっと早めに報告をしたいと思う人もいるかもしれません。その場合は、まだ体調が不安定であることを添えつつ、まずは直属の上司など、最低限の人に相談するのが良いと思います。
悪阻について
妊娠初期の一番の悩みと言えば悪阻です。悪阻は妊娠5~6週目頃から始まり、8~10週目頃にピークを迎え、安定期(16週頃)に入ると徐々に落ち着く場合が多いと言われています。私も6週頃から、食べないと気持ち悪くなる食べづわりや、食べ物や人混みの臭いが受け付けなくなる症状が出始めました。
悪阻中一番しんどかったのが電車での移動です。普段は自宅でリモートワークをしていたのですが、業務によっては客先に出向く必要がありました。行き帰りの電車は混むので、座れない時があったり、路線や車両によっては揺れが酷かったりして、特に悪阻の症状が悪化する帰宅の時間帯がしんどかったです。
客先常駐の形態で働いていると、どうしても勤務場所や勤務時間帯を調整するのが難しいことがあります。悪阻が酷い時は、なるべく在宅でできるよう業務を調整したり、電車での移動はなるべく揺れが少ない路線を選んだり空いている車両を選んだりすると良いかもしれません。私は、途中体調不良になるかもしれないので、行きは少し早めの電車に乗るようにしていました。あとは、気分転換用に一口サイズの飴やチョコレートを常備しておくのもおすすめです。
悪阻の症状は個人差が大きく、全くない人もいれば、入院や休養が必要になるくらい重症化する人もいるそうです。自分は重症化するかもしれないと想定して、早め早めに対策を立てられたら良いと思います。
産後の働き方について
妊娠してから働く女性の多くが頭を悩ませるのが、「今後の仕事どうしよう…」ということではないでしょうか。私自身、悪阻が落ち着き、体調に余裕が出始めたあたりから、徐々に今後の仕事・働き方について考えることが増えていきました。
まず、そもそも仕事を続けるかどうかについてです。同世代の友人は妊娠を期に仕事を辞めたり、正社員からパートに働き方を切り替えたりする子もいました。一方で世代が上の先輩ママさんたちには、仕事は辞めずに続けた方が良いと言われることが多かったです。ソシオネットは女性社員が多く、子育てをしながら働いている人も多いので、産後も働き続けることに大きな不安はありませんでした。私自身、将来に対する不安や、キャリアを積み上げていきたい思いもあって、辞めるという選択肢ははじめからありませんでした。一方で、SESのエンジニアをしながら子育てをしている女性はまだまだ少ないのも事実です。私がこれまで配属された現場でもほとんど見たことがありませんでした。客先常駐の形態で働きながら、どう子育てを両立させていくかは、今後の課題かなと思っています。
また、育休があけて職場復帰した際、どのような働き方をするかも大きな悩みの一つです。子育ては想定外の連続と聞きますし、特に乳幼児期は急な病気やケガなどで、仕事を休まないといけないことも多いと言います。前述の通りソシオネットは女性が働きやすい環境づくりを大切にしており、気軽に悩みを相談できる環境があります。仕事と子育てを両立している女性社員も多いので、先輩社員を見習って上手に両立していきたいと思っています。
無事に安定期を迎えて
辛かった悪阻も何とか乗り切り、無事安定期を迎えることができました。安定期を迎えるまでは、体調不良や無理のない生活を送りたい気持ちがあっても、妊娠が公にされていないことで周りに相談しにくかったり、理解されにくかったりすることがあると思います。また、思うように身体を動かせないことにもどかしさを感じることもあると思います。妊娠中期以降は胎動を感じられるようになり、お腹も大きくなっていくので、赤ちゃんがお腹にいる実感が湧いてどんなことも頑張れるものですが、初期はなかなかそうもいきません。一生懸命だからこそ苦しい思いをしている女性も多いのではないでしょうか。
初期の頃を振り返って思うのは、あまり自分のことを追い詰めすぎず、体調が優れない時には無理のない範囲で休ませてもらい、相談できる人に相談をしてほしいなと思います。思うように身体を動かせなくても、今はそういう時期か~と良い意味で楽観的に捉えて、できることをできる範囲で頑張ってもらえたら良いのではないでしょうか。
また、産後も仕事を続けるのであれば、産後も見据えて今のうちから資格を取得したり、スキルを伸ばして必要とされる人材になっておいたりすることも大事かなと思います。
まとめ
今回のブログではここまでです。妊娠初期は不安を感じたり悩んだりすることの連続でしたが、サポートをしてくれた会社の皆さん、現場の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。女性が働きやすい環境づくりや男性の育休取得が広まりつつあるとはいえ、現場レベルでの理解や前例がないと、実際に妊娠や子育てと仕事を両立させるのは難しいですもんね。。今後はそういった悩みを持つ方に少しでも役立てるような発信をしていければと思っております。
ということで次回は、「SESのエンジニアとして働きながら産休を取得するまでの話~妊娠中期・後期編~」をお届けします。安定期を迎えたら、次は業務の引継ぎやいつから産休に入るかなどの新しい悩みが出てきますね~、いや~悩みが尽きない!笑 ということで、また次回お会いしましょう!
ソシオネット株式会社について
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