カンボジアの有人ドローンやロボットの未来
カンボジアの学生が友人ドローン開発!!
そんな衝撃的なニュースが飛び込んできた。ぜひ、こちらの動画をみて欲しい。
高さ4メートルまで上昇して、約10分間飛行可能。
そして、操縦席には学校の椅子を使っているらしい。
まさに、学生にしかできない所業(?)
先進国の学生ではなく、カンボジアの学生が挑戦しているのだから痛快だ!
プノンペンの渋滞事情や、高層ビルの火災問題など、カンボジアならではの問題を解決するために研究されている友人ドローン。
作っているのは、カンボジア国立工科大学National Polytechnic Institute of Cambodia(NPIC)の学生だ。
実はこの大学、ロボットにも強い。
私はカンボジアのロボットコンテスト『Robocon Cambodia』の審査員を2014年から5年間勤めている。
『Robocon Cambodia』はカンボジアの国営放送TVKが、JICAやNHK、アジア太平洋放送連合(ABU)の支援のもと、2014年からTV番組として放送は始まった。
なぜロボットの専門家でもない私が、ロボットコンテストの審査員をしているか?
それは『Robocon Cambodia』のロゴデザインやwebサイトのデザインに関わったからだ。当時、JICAのシニアボランティアの方がTVKに配属されて、NHKと繋ぎ立ち上げたのだ。
その方との縁で立ち上げに関わることになり、毎年、審査項目の
・技術
・コンセプト
・デザイン
の中の、デザインの専門家として採点に関わらせてもらっている。
2014年当初は、ミニ四駆のようだったロボットも、昨年の大会ではすっかり大型ロボット化。
正直、代わり映えのしないロボットのデザインを、悩みながら審査させてもらっている。
その参加者の中でも、カンボジア国立工科大学National Polytechnic Institute of Cambodia(NPIC)は毎年強豪の大学だ。
カンボジアの国内大会で上位入賞すると、ABUに加盟する他のアジアの大学が参加する大会に進出することになる。
そして近年のカンボジア代表は、互角に戦っているようだ。
今、カンボジアの若い世代が、有人ドローンの開発や近年のRoboconでの活躍し始めている。
教室の椅子を操縦席にした有人ドローン開発こそが、カンボジアの未来のクリエイテイビティを担うことは間違いない。
カンボジアの未来は明るい。
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