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支援型NFT第9回『苦境のミャンマー・アーティストをNFTで支援する会!?』

クーデター下のミャンマーでは仮想通貨がリアル紙幣より使い勝手が良かった!そして、苦境のミャンマー・アーティストの作品をNFT化したら、アートでミャンマー現地の方々を支援できるのではないか?』

と、思い更新しているこの支援型NFTのnote記事。ダラダラともう既に9回目。NFT業界もミャンマーの現状も刻一刻と変化をしている。

前回の投稿でアーティストの名前と作品自体の公開を止められていた。

ミャンマーのアーティストCさんの作品掲載の許可が降りた。とはいえ、やはり公表できる名前は仮名になった。できるのであればご本人の顔も出し作品解説ビデオなども撮って、わかりやすくNFTアートと現在のミャンマーへの可能性を謳ってみたかった。

とはいえ、一応、以前の投稿でご紹介した作品もOpenSeaにアップしてみたが、まだ販売はしていない。というのも「苦境のミャンマー・アーティストをNFTで支援する会」のようなものができないかと考えている。

今現在、どうにかアート作品を購入して、ミャンマーのアーティストを支援したい。しかし、現状ミャンマーに入ってアート作品を持ち出すのは困難だ。

作品のデジタルデータだけを、購入して転売し、広げることでミャンマーの現状を知ってもらい、還元金(ロイヤリティ)は元のアーティストへ払うことが支援になるのではないか?そうなると将来的に、私が購入した実物が邪魔になるのが悩ましいところだ。

さすがに自分で作ってものではないものを破壊はできないし、したくはない。そうなると、実物はどこかパブリックな場所へ寄付した方が良いのだろうか?NFTアートの実物をパブリックに集めて保管し、管理してくれるようなところがあれば寄付してしまいたい気もする。どこかそのような国際NPOとかないものだろうか?

誰か法務的にも、アイデア的にもわかる人、助けて欲しい!

ともかく、こちらが今回公開の許可が降りた、私が購入した三作品目の作品だ。
実はまだこの作品は完成前。アーティストCさんのFacebookのタイムラインで制作中のものを見つけて購入をお願いした作品だ。

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CDM(ミャンマーの市民的不服従運動)やPEOPLEと描かれたシールドとともに、ラケットやパチンコで催涙弾と応戦しているヘルメットの人々を描かれている。しかし、前回購入させて貰ったCさんの作品を思わす、赤と黄色のヘルメットのコントラストが美しいビビットな作風だ。

気になる点は、手前のカメラを構える人以外、みんなあ肌が黒い点だ。手も顔も、何かウェットスーツでも来ているかのように黒い。これには意味があるのだろうか?

とはいえ、描かれている人たちは誰一人、正規の武器は持っていない。迫り来る催涙弾をラケットで打ち返そうとしている姿は、まさに今回のミャンマーの市民活動を象徴している。

現在のミャンマーでは、少しでも政府批判的な行動をすると、逮捕・拘束されてしまう。そういった危険を顧みず、こういう作品を描いていることは本当に価値あると思っている。

アーティストCさんは、英語の読み書きができないらしく、まだ直接こういった質問や対話はできていない。やり取りには、間にBさんというキュレーターの方に入ってもらっている。

しかし、本日メッセンジャーで初めてアーティストCさんから「Thank you」というメッセージが一文だけ届いた。いつか、どうにか、黒い肌の理由、どういう思いでこの作品を描いているのかを聞いてみたい。

PS. キュレーターのBさんから、アーティストCさんの他の作品も購入を勧められている。(英語の解説文はBさんが翻訳してくれた。)私もどうにか2作品を購入させて貰ったが、手持ちの予算も底を尽きてもう購入できなくなってきているの。代わりに誰か興味ある方をお繋ぎできたらと思う。とはいえ実物はいつかミャンマーに取りに行っても良いという方で、もしミャンマーの作品購入に興味がある方は、私までご連絡ください。ビットコインで購入可能だ。

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落下
若い女性といくつかの本と花。描かれた象徴は、すべて戦地の子どもたちだ。本は教育について教えてくれる。(今まで銃弾から逃れることよりも、優先されることでは決してなかった。)そして、花の上に浮かぶ若い女性のアーティストはあなたの考えや感情を呼び起こそうとする。


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Wow
平和と幸福を表現し楽観主義に満ちた絵。現実にはまだ時間がかかっているが、たくさんの「平和」が雨のしずくのように空から降ってきている。自由に飛んでいる鳩や楽しそうに遊んでいる子供たちを見ていると、「どうしたら世界はこのように楽しくなるのだろうか」という疑問が湧いてくる。この絵はこの質問をあなたに届け、その答えを待っている。

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シグネチャー
ヒトラーの肖像やナチスの旗などは、戦争を象徴している。
厚いアクリル絵の具を引っ掻いて、キャンバス一面にサインを描く。看板は、国や部族間の同盟、平和、戦争の決意のために作られた。そしてそれらのサインは、国や部族の長の決定によって行われる。
それらのサインは、私たち人間の生活に影響を与え、関係しているのではないかという疑問を私に抱かせる。


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