必見?!カンボジアのサイケデリック遊園地!【旅育!!ノマド家族。】
プノンペンの日本橋のふもとに、ずっと気になっていた遊園地がある。
キラキラと光るアトラクションは、トリップしてしまいそうなほど、カラフルでサイケデリック。
そこには辛い現実も、現実逃避ができそうな魅力で溢れている。
気になって、気になって仕方がなかった。
今回、その欲求を遂に叶えることができたので、報告したい。
Googleマップを見ると『Chroy Changva city Theme park』という名前らしい。
しかし、入場ゲートにも特にそんな名前は書いてない。
『Freshy=目新しい』と、デカデカと書いてある。
たしかに、目新しい。
看板に偽り無し。
遊園地といっても、入場料なんてない。
それぞれのアトラクション名前で支払う仕組みだ。
それぞれのアトラクションにより、値段はビミョーに違うが4,000-6,000リエル(100円-150円)程度。
お手頃だ。
どのアトラクションも、近づき過ぎなければ、ピカピカ。
決して、ボロボロではない(はず)。キラキラ、ピカピカ。テカテカだ。
デザインもまさに、夢の国。
よく見て欲しい。
タコが意匠された、コーヒーカップ。
タコの乗り物は、天空に上がってくるくると回る。
タコの表情が、堪らない。
目が点だ。口も半開き。
3歳の息子・日奈太もこのシュールさにやられたのか、大興奮!
早速、乗ったのが、ウサギのデザインのゴーカート。
くるくる回る。
写真を撮る私。
サーキットを、くるくる回る。
ちなみに、他のカートはこんなデザイン。
牛?
牛、なんだろうか?
これはこれで、乗ってみたくなる。
それでも、くるくる回る。
アトラクションは、コントロールパネルで遠隔で操作。
ちょっと離れたところで、コワモテのおじさんが管理している。
見ちゃいけないところだ。
とはいえ、まだくるくる回る。
私が周辺を撮影している間も、妻と日奈太を乗せたウサギのゴーカートは、くるくると、狭いサーキットを回り続けている。
終わらない。
たった100円程度のウサギのゴーカートは、全然終わらない。
ずっと、くるくる回り続けているのだ。
自分で止まらない限り、永遠と乗れるのだろうか?
そのうち、日奈太が飽きたのか、泣き出してくる。
そんな頃に、ウサギのゴーカートは動かなくなった。
やっと、止まったのだ。
多分、コントロールパネルを操作しているおじさんの匙加減次第なのであろう。
次に乗った飛行機も、意外に長い。
お腹いっぱい、アトラクションに乗れる。
なんてお得な遊園地なのだろうか。
お得なこと、この上ない。
そして、観覧車。
速い!速い!!
僕らが思っている観覧車の3倍は速い!!
怖くて、乗れたもんじゃない。
観覧車は、絶叫マシンではなかったはずだ。
ちなみに、私がカンボジアへ来たばかりの2013年。日本人が遊園地で事故死している。
私はカンボジアの遊園地を、心のどこかで信じていない。
だから、観覧車にも、もちろん乗らない。
日奈太が、最後に乗ったのがメリーゴーランド。
メリーゴーランドというと、フツーは馬だろう?!
しかし、カンボジアは一味違う。
外枠には馬が並ぶが、内枠は戦車や車だ。
結構、リアル。
ここだけは、なぜかクオリティが高い。
くるくると回るメリーゴーランドは、物々しい戦車。
目の前には、誰も乗っていない赤い車が先をゆく。
戦車は後ろから、迎撃しても良いものなのだろうか?
倫理観に悩まされる。
ファンタジーと、リアルと、サイケデリックがごちゃ混ぜになったカオスな世界が、まばゆいネオンと混ざり合う。
夢にも出てきそうなメランコリックなカンボジアの遊園地は、あと10年したら、私は夢だったと勘違いしてしまいそうだ。
だから、忘れぬように、こうやってnoteにまとめてみた。
カンボジアのローカルな遊園地の存在は、まさに今だけかもしれない。時代のねじれで、存在しているドギツイまでのサイケデリックな遊園地。
アンコールワットなんて行っている場合ではない。
走れ!
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