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ヒデホマ考察

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著者ヒデホマレこと、中村英誉がちょっと思いついたり、考え込んでいることを考察するマガジン。
運営しているクリエイター

#ソーシャルコンパス

2024年どうしようかということ。

明けましておめでとうございます。 本年もよろしくお願い致します。 2023年の年始に抱負は、「10カ国以上行く!」という、 40も超えて、学生のような、バカっぽいシンプルな目標だった。 ソーシャルコンパスのメンバーと一緒にシンガポール出張を皮切りに、ミャンマーやラオス、タイ、ベトナム。 そして、プノンペンの家を引き払って、家族と一緒にフィリピン、インド、バーレーン、トルコ、(日帰りで)ギリシャ、アラブ首長国連邦、エジプトを回ってきた。 ちょっとセコいけど、日本も入れて

JessyAn初個展『Living with Nature』をプノンペンで開催(と後日談)

6月18日(日)から25日(日)まで、プノンペンのアートギャラリー『Pteah Chas』にて、弊社ソーシャルコンパスのディテクターで、デジタルアーティストのJessyAnが初めての展覧会を開催しました。 作品は2019年に趣味で始めた作品群から、AEON MALL3号店で展示されたステンドグラスアートの修作として制作された未公開作品も展示。 5月13日(土)にFactory PhnomPenhで行われたウエストサミット2023で公開・展示されたアニメーション作品も再展示

そうだシンガポールでアート、見よう。

シンガポールへ行ってきた。 目的はシンガポール・ビエンナーレ2022。 今回、私にとっても初めてのビエンナーレ。 急遽、思い立って出発の2日前にチケットを予約。 カンボジア人のJessyAnとDinanも突然、連れて行くことにした。 (Chamrongがパスポートをまだ持っていなかったので連れて行けなかった・・・。) 二人とも、シンガポールもアートビエンナーレも初体験。 2泊3日で、シンガポールビエンナーレのメイン会場のシンガポールアートミュージアムと、チームラボが展

アートと孤児院 【Hope of ChildrenのPisey君】

岩田亮子さんがボランティアと支援している、バッタンバン州の児童養護施設Hope of Childrenに『ありがとう絵本』を寄贈した。 バッタンバンに来ると、いつも岩田さんがいるHope of Childrenへお邪魔してしまう。 それに、岩田さんがHope of Childrenの卒業生と運営するHOCカフェは、バッタンバンでは貴重な日本食も食べることもできる。 優しい岩田さんは、まるでバッタンバンのお母さんだ。 岩田亮子さんは、日本航空の元客室乗務員という華々しい

残念しっぱい雑記『弱点は数字、でも悪いのは数字』

6月末が日本法人の決算ということもあり、数字が見る機会が多かった。 しかし、私はめちゃくちゃ数字に弱い。 正直、経営者になってはけないレベルだ。日本法人も10期目だが、税理士の先生たちのおかげでどうにかなっていると言っても過言ではない。 どのくらい数字に弱いかというと、見積書の数字をよく間違う。見積もりの数字が一桁間違って、先方側からよく指摘される。(優しい世界) 例えば、100,000円と1,000,000円では大違いだ。こんなような数字にまつわる恥ずかしい失敗は

メタバースの時代

Facebookの社名がMetaになった。 メタバースの『メタ』らしい。 「メタバースってなんだ!?」 ちょっと前まで、聞いたこともなかった『メタバース』という言葉。 元facebookは、そん『メタバース』に特化した会社になっていくようだ。 『Facebook離れ』は激しく、私も含めてソーシャルメディアにも段々疲れてきた。 確かに、Facebookをやっているのは「おじさん」ばかりになってきて、Instgramやtiktokに若者は流れていく。とはいっても、このま

ラオスの最先端アーティストと『エコ・スタジオ』

ラオスの首都ビエンチャンの中心部から車を走らせ、南東に40分。 途中、舗装がなくなってからはガタガタ道を進んでいくと、のどかな景色の中に、突如、周囲とは明らかな異彩を放つカラフルな家が現れる。 ラオスのアニメーション監督であり、アーティストでもあるSouliya Phoumivong(スーリヤ)さんの自宅兼スタジオだ。 スーリヤさんは、粘土を少しずつ動かして撮影することにより、まるで粘土が動いているかのように見せる『クレイアニメ』を作る映像監督。 彼が手掛ける子ど

デジタルの欠点と海外の欠点

今、新しいプロジェクトのキャラクターデザインを考えている。 正直、悩みに悩んでいる。 ぶっちゃけ、noteなんて書いている場合じゃない。 私はこうやって新しいものを作り出すとき、鉛筆と紙を使っている古い人間だ。 仕事はほぼデジタルでこなしているので、紙と鉛筆を使う回数は本当に少ない。メモも手帳も使わず、スマホを使ってデジタルだ。 ただ、ときたまこういった作業の時は、アナログでないと全く進まない時がある。 私はどちらかというと、全てをデジタル作業は好きだ。仕事もできるの

『浮世絵』風は、唯一の生き残り戦略

イギリス時代、自分の個性は『日本人』ということしかなかった。 まだ立ち上げたばかりだったロンドンのアニメーションスタジオは、私が労働ビザ取得のために日本に一時帰国して戻ってくると、すっかりプロのアニメーターやデザイナーばかりになっていた。 焦る。 こちらは、英語もろくに話せない新卒の若造。 ぶっちゃけ、アニメーションの才能も、デザイン的なセンスも持ち合わせているわけではない。 このままではクビになるかもしれない。。。 そこで、武器にしたのが私が『日本人』ということだ

世界のロボット考察

イーロン・マスクのテスラが、自動運転技術を転用のヒューマノイドロボ「Tesla Bot」開発を発表した。 ロケット開発、電気自動車、自動運転など数々の実績があるテスラのイーロン・マスクの発表なので、期待もしてしまう。 とはいえ、今まで人間型ロボットといえば日本の十八番だった。 三菱重工の「wakamaru」にHONDAのASIMO、SoftbankのPepperと、多くのロボットが開発されてきた。 日本のロボット文化は独特だ。 それは、ロボットアニメに影響されるところが

世界アニメ旅

学生時代、色々な国を旅をした。 2000年代には、日本のアニメーションが「ジャパニメーション」と呼ばれ、世界で人気があった時代だ。 それぞれの国でどんなアニメが人気があり、スーパーやおもちゃ屋にはどんなキャラクターのおもちゃが売られているのかを見ながら旅をした。 ルワンダの首都キガリのおもちゃ屋さん 例えば、人形劇やパペットアニメーションで有名なチェコ。 イジー・トルンカやヤン・シュヴァンクマイエルなど世界的に有名なパペットアニメーションの作家も輩出している。 こ

体調不良とアート・デザイン(総集編)

本日で毎日投稿120日目だ。 約4ヶ月。 よくも、毎日飽きずに書いてこれたものだ。 とはいえ、さすが4ヶ月ともなると習慣になってきた。 しかし、ここ数日体調不良。 実は数日前に病院へ行ってきて、仕事もままならない。 やらないといけない仕事も溜まってしまって、noteなんて書いている場合ではない。こんな駄文の記事を同僚には見せられない。。。。 というか、今日は早く寝たい。だるいからだ。 さっさと、この文章を終わらせて、今日は寝ようと思う。 ところが、まだ書きたいことは

コンパスコインを作ってみた【PEACE COIN02】

「感謝で回る新しい経済圏」を創造するお金が増大・減少する通貨ピースコイン。 そのピースコインをベースに、『コンパスコイン(CMP)』を作ってもらった。 今流行り(?)の仮想通貨デビューだ!! コンパスコインは、ピースコインの導入事例としても取り上げてもらった。 が、正直に言おう。 まだまだ、コンパスコインの経済圏は作り出せてはいない。。。経済圏って、どうやれば作れるのだろうか?(バカだからわからないw) いまだに悩んでいる。 どんなに小さい経済圏でもいいので

わかっていることは、私ひとりでは、もう、そこそこ限界。

今、カンボジアで、デザインやアート的な仕事をしている。 ワッティーというゆるキャラを作ってアニメーションにしたり、途上国のアーティストを発掘するWhiteCanvasというプロジェクトを運営していたりしている。 元々、絵を描くのは好きだった。しかし、得意かどうかはわからない。 というのも運動をやらせたら、何をやらせてもダメった。ソフトボール投げは5mしか飛ばなかった。ドッチボールは逃げまくった。体力もなければ、スタミナもない。団体競技も、からっきしダメだった。 そして、