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新ルール「ブルーカード」イングランドで導入!?


先日、イングランドのプレミアリーグで「ブルーカード」の導入が議論されているというニュースがありましたね
今回はこの「ブルーカード」についてザックリ紹介したいと思います

1.「ブルーカード」って何?

欧州サッカー初心者の方は「そもそもブルーカードって何?」と思うかもしれないので簡単に解説します
「ブルーカード」を一言で説明すると「無駄なファウルを減らすための新しいカード」です
当然「イエロー」「レッド」との違いがあります

ブルーカード提示された選手は
「10分間の一時的退場処分」
となります

イエローカードはその試合でのペナルティが無いですが、ブルーカードはその試合に即影響が出るペナルティがあります

つまり
「イエロー」→「ブルー」→「レッド」
の順にペナルティーが重くなります

ちなみに同じ試合で
・ブルー2枚
・イエロー1枚とブルー1枚
はイエロー2枚と同じく退場処分となります


2.どんな時に出るの?

ブルーカードは
・判定に関する過度の抗議
・審判に対する侮辱的な行動や態度
・敵のカウンターを露骨に防ごうとした場合
などに提示されるようですね

3.ブルーカード導入で何が変わる?

私個人の予想でしかないですが、こんな風に変わるんじゃないかな?と思ってます

・判定への抗議、審判への侮辱は減る
これまでならイエローで済んでましたが、ブルーだと10分間の退場を伴うようになります
いま戦ってる試合に即影響が出るため、選手も徐々に適応して自重するようになるのではないでしょうか?

・カウンター防止の露骨なファウルは減らない
結局選手にとって「1点取られる」か「10分間退場」かを天秤にかけるとブルーカード覚悟のファウルになるんじゃないでしょうか?

・判定の正当性に批判が噴出する
現行ルールは「イエロー」「レッド」の2種類だけですが、それでも判定に対して議論の的になる事が多いのが現状です
「ブルー」まで導入するとさらに判断があいまいになり批判が多くなるかもしれませんね

個人的には「ブルー」を導入するのならば「VAR」と組み合わせて根拠のある判定にしてほしいと思います
または極論になりますが「イエローカード」で10分間退場にすればカードは2種類のままで対応できるかもしれません
イエローに即効性のあるペナルティが付く事でファウルが減りブルーカードを導入する必要が無くなるかもしれません

ただ、FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長が「ありえない」とブルーカード導入を否定したという話なのでまだまだ本格導入されるかは未知数です

4.まとめ

「ブルーカード」がもし導入されると「VAR」以来の試合を左右する大きな変更となります
このルールが浸透するかどうかは審判の運用が大事になります
試合を混乱させるようなら本格導入は難しくなる可能性もあります

ただ、数年後にはもしかしたら当たり前のルールになっているかもしれないので、今後も注目していきたいと思います
それではまた!

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