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これまでのこと 書き留めておこう③

前回のブログで、高校時代の友人とのやりとりを書き残しました。

10月現時点では、動き出していることもあり、気分的にはかなり楽に毎日を過ごせているように思います。

しかし、前回のブログでも記したように、夏休み前の6,7月はとてもしんどい時期でした。

このような思いが膨らむ出発点となったのは、離任される職員が、職員室で語った「私の一番の課題は、どうこれから生きるかです。」という言葉です。

私自身も同様のことを考えていたので、一気にこのことが意識されるようになりました。

そこから、妻に今の気持ちを伝えようと思い、そのために自分の考えや気持ちを整理してこうと、年度はじめの4月にメモを記しました。

以下は、その内容です。

1 現状(気持ちの部分)


・仕事に対して主体性や創造性がなく、ただ目の前の業務を消化しているかのような日々。
・しかし、そのような現状をなんとかしようと行動する気が起こらない。
・そして、そんな生き方をしている自分のような人間が、大切な子どもたちを預かる学校の管理職として存在していいのかと思ってしまう。
・また、働く親として、子どもに、自分の仕事に誇りを持っていることを胸張って言えない。
・この先20年を思うと、気持ちの面で見通しが持てなくて、今の意欲減退にもつながっていると思う。

2 現状の背景(このような気持ちになったと思われる理由)


管理職という仕事…求められていることと自分が担いたい事との大きな開き。
・学校の転勤積み上げてきたことを最後までできない。
ライフスタイル…言われるがまま、なされるがまま、時が流れて行っている
節目20年働いて、残り20年という岐路に立たされた。

3 現状改善に向けて

(1)現状維持


・このような中でも意義を見出しながらやっていく、置かれた状況の中でできることを見出してやっていく。

●リスク面
我慢が強いられ、ストレスがかかり、病む可能性も高い。
有機的な時間はなくなる。戻ってこない。
○プラス面
・この先20年、定年後までの安定した収入が見込める。

(2)現状打開


・転職をして、今の自分を同じステージではなく、違うステージで活かす

→最初は、いやな仕事から逃げるかのような気持ちで転職を考え、転職サイト等を見たりしていたが、結局、教育分野にたずさわるところに目が留まる。

そこから、これまでのこと(教師になりたいと思ったのはなぜか、そこからどんな努力を積み重ねてきたか、初任校で何を学んだのか、子育てと自分の仕事と重なる部分で何を考えたのか、担任時代、専任時代、管理職時代、転勤で何を学んだのか)をもう一度自分なりに振り返ってみた。

そのように考えてみると、今までの20年を悔いるのではなく、これまでの20年があったからこそ今の自分があるのだと思えた。

そして、今後活かしていきたい自分の強みとやりたい分野、めざしていきたい生き方が明確になった。

しかし、それを現状と今後も続いていくライフスタイルの中で実現していくことは不可能。

この思いが膨らむほど、今流されていることにとてもストレスを感じる。

●リスク面
・収入の面
○プラス面
自分で自分の人生をデザインできる
→自分がこれまでに培ったことがどう生きるのかわからないが、意欲なくやっていてもお金が流れてくるという世界の中で時間を費やすよりも、意欲的にやっていかないとお金を得られない世界で、自分の持ち味がどれだけ人の役に立つのか、それがお金となっていくのかを見てみたいと思いました。

4 今考えている方向性


①退職して個人で事業展開する(起業)…コーチコンサルタント
②起業が安定した軌道に乗るまで、起業を副業として、本業を行う。
③公務員は副業が許されないが、非常勤なら許されるので、本業として非常勤講師か、非常勤SSWSPをする。収入として見込めないというならば、どんな仕事でも行う。


5 そして、現在…

副業ができない中で、辞めなければ起業することもできないから結局我慢するしかないとあきらめていました。

しかし、すぐに辞めなくても、「辞めることを決めた上で、今から起業のための準備をする」ことはできるということで、今進み始めています。

次にチャレンジしていこうと思うことは、多くの方の話を聞くことです。

コーチングがどういうものなのか、自分のこれまでの経験が活かせるように続けてみようと思います。

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