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この一歩を踏み出すことで、自分に自信をもてるようになった

昨晩、長女から、大学の公募制推薦入試の推薦書を見てほしいと頼まれました。

今年度は、長女が大学、次女が高校とダブル入試の年となります。

わたしが手助けできることは娘たちの送り迎えと、こういった文章作成の手直しくらいかなと思っています。

お題は、「3年間で主体性を持って取り組んだ、総合的な学習の時間、部活動、クラブ活動、ボランティア活動、生徒会活動、留学、海外経験等とその取り組みを通して学んだことについて記入してください」というものでした。

彼女は、「わたしは、いつも自分に自信をもてなくて、少しでも何かを変えたいと思い…」と書いていました。


グローバルリーダープロジェクトにチャレンジ


高校入学後、妻の勧めで、彼女は、グローバルリーダープロジェクトというプログラムに参加することになりました。

そのプロジェクトは、ポジティブシンキングをベースにしており、他の参加者とともに自分のキャリアゴールを考え、最終日にプレゼンテーションを行うというものです。

このプログラムの魅力はなんといっても、海外留学をしている大学生とともに学べるところにあります。


初めてのホームステイ受け入れ


担当の留学生は、各家庭にホームステイをして、寝食をともにしながら、プレゼンテーションの準備を一緒にしてくれます。

家ですごす間はもちろんのこと、学校の行き帰りもずっと英語でコミュニケーションをとらないといけなかったので、ホームステイ期間の5日間は、相当苦しかったのではないかと思います。

わたしたち家族は、ホームステイ期間はとても刺激になる日々でした。気をつかうことが多かったですが、文化的な違いや言葉の違いがあっても、一緒にゲームをしたり、花火をしたりしたり、たこ焼きパーティーをしたりして、何か通じるものがあると喜びを感じることができました。


プログラム終了後の変化


娘は、この期間、プログラムのオーダーである、自分のキャリアゴールについて、深く掘り下げて考える機会をもてました。

そして、苦手な人前に出て自分の意見を発表することを何とかやりきりました。

わたしは、英語力だけでなく、ポジティブな考え方が飛躍的に見についたと思い、思い切って、この機会に、英会話スクールに通ってみたらと提案してみました。

彼女はしばらく考えましたが、「やってみる」と決意を固めました。

それから、高校3年生の今に至るまで、英会話を続けています。

彼女は、妻と同じ進路をめざし、薬学系の大学へ進学することを考えています。

そして、チャンスがあれば、海外研修制度を利用して、国外の医療状況を見てみたいと言っています。


行動することで内面の変化を生む


保育所のときに、人前にでるのが嫌で、隅っこで泣いてあの子が、運動会のリレーに出るのがいやで、友だちと手をつないで走ったあの子が、海外に行ってみたいと言い出すことなんて想像もつきませんでした。

彼女は、推薦書に締めくくりに、「わたしは、この一歩を踏み出すことで、自分に自信をもてるようになった」と書いていました。

行動することは内面の変化も生むんだなあ…

今日も自慢の娘を迎えに行きます。





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