販売再開のお知らせと、仕事をする理由。
とても、とても、お待たせしました。
秋には再開、と言いながら。
もう、すっかり冬ではないか!とツッコミが聞こえてきます。
ごめんなさい。
そして待ってて下さりありがとうございます。
本当は私も秋から再開だ!と思っていたんです。
ただそんな再開とは裏腹に
もう一つの仕事でタイミングよく?大きなプロジェクトが始まってしまい。。
最初はいつもと同じ小さいなご依頼だから、
私生活にまで影響をきたすことはない、
これまで通りこちらの仕事も並行しながら菓子屋業も出来るだろう。そう思っていたんです。
ただ、先方(お客さん)とお話していくうちに何だかんだ、どんどんお話が大きくなっていき。。
そしてなぜかそのプロジェクトで旗をふる役目が私になっていた。(笑)
しかし、皆さんご存じ、もう一つのお仕事ってのはIT業界な訳でして、飲食育ちの私からしたら初のお役目ばかりな訳なんです。
でも、なんか、やるしかない。
そんな雰囲気満々で。
私自身も初めてなんだけど、めっちゃ責任重いし、事故ったら本当に終わるし、不安、不安、、不安!!しか最初はなくて、、。
けれど、これやることで何か自分にも、
その会社にも、いい結果が起こりそうだ。と思いやろう!と決意を決め、このプロジェクトが始まったのが9月の後半でした。
そしてこの約一ヶ月半の間に
同じチー厶には新人さんが入ったり
そして何故かメンターやることになったり
(有り難いけれど、責任重大、、!)
一つのプロジェクトでも押し潰れそうなのに、、どんどんどんどん、何かに試されるように仕事が降ってくる、降ってくる。。
いつの間にか家事は全て旦那に任せ、ひたすらもう一つの仕事を全力でやっていました。(^_^;)
菓子屋の話じゃなくなってるのですが、
すみません、もう少しで結論です。。
ただ、
飲食業育ちな為、良いのか悪いのか、変な根性と負けず嫌いがあり、、
これをやればまた私は成長できる!、
深みのある菓子が焼ける!
とか、
変なスイッチが入っていたのは事実。
実際、同僚の前で仕事中涙を流しちゃったこともあったし、楽しいばかりの試練ではなかったけれど、
仕事に向き合えば向き合うほど
先方に向き合えば向き合うほど
自分と向き合うことになり。
仕事の、根本はやっぱりどんな業界も同じで。
そこで感じたのは、
自分が関わったことは関わる前より、その世界だけでも、より良い変化につなげて生きたい、そんな仕事をするんだ。って思った。
仕事をやり遂げた結論は、結局そんなシンプルなものでした。
IT業界でも菓子屋業で働くのも、
産まれて、死ぬ。という、一連の生きるということでも、
私が関わる前と後で、その世界が良い方向になるような生き方をしていきたい。
改めてそう思った。
これが、
私が仕事をする理由。
生きる理由。
私が菓子屋をやるのは。
私が命を費やしてきた15年間という菓子と向き合い届けるからこそ受け手に響くものがあると思っていて。
菓子を作り、届け、召し上がって頂き、
その召し上がった方が焼き菓子屋そぼくな。に触れる前と、その後では少しでもより良い世界、より良い心持ちが、目の前に広がっていたらいいなぁ。。って思って菓子を焼き、届けて、います。
そうして全力で一つのプロジェクトを終え、
なんとか成果は出た。
新人さんも元々賢い!ので私がいなくても出来るようにもなってる!ので
社長とも話あい、
11月30日㈬17:00-!そぼくな。を再開することになりました。
皆さんに届くのは早くて12月2日かな。
(だからってITの仕事の方もそぼくなの仕事の方も手は抜かない。やるからには全力です。)
そぼくな。は何だかんだで小さく続けてもう4年になります。
作った当初から変わらないのは
「人」を「良」くする、そんな「食」を作り届けること。
偉そげに聞こえたら申し訳ないけど、
その人の人生がちょっとでも明るくなったり、豊かになる、そんな菓子を届けること。
そのためには誠実に生きなくちゃいけないと思ってます。
召し上がって下さる方に。
自分に。
素材に。
関わるすべての物、事、人に。
誠実に=素直に=そぼくに。
だから、そぼくな。です。
他にも私が休んでるこの7ヶ月間で
まだまだ書きたいこと、
伝えておきたいこと
たくさんあるのですが、、
長文なのも読むのも大変だと思うので
今日は再開のご報告と、
休んでる間に何をやって何を感じ
何をこれからも菓子で届けたいのか、、を
簡単にですが書いてみました。
ではでは。
読んでくれてありがとう!!
焼き菓子屋そぼくな。
写真は先日結婚記念日を迎えたのですが
仕事ばかりしていて、ちゃんとお祝い出来なかったので、
本当にいつもありがとう!!を込めて後日、旦那と息子たちに心を込めて作ったケーキです。(笑)
仕事を全力で出来るのは
自分が凄いからではない。
たくさんの周りの人、そして家族に支えられているから。
これからも、当たり前ではないことにちゃんと目を向け、感謝を忘れずに生きていたいです。
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