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焼く。

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例えばシフォンだったら。

ガツンと焼いちゃったら

せっかっくのシフォンがぱっさぱっさになっちゃって。

この子は火を通すけれど、水分を包み込んだまま優しく火を通して上げる。

そんな焼き方。

このシフォンとの向き合い方。

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例えばタルトだったら。

底のクッキー生地はガツンと香ばしく焼いちゃって。

中身のアーモンド生地はしっとりじゅわり。時々ふわん。とお布団のマットのような優しく包み込むような味わいをお届けできるように。

優しく火を通してあげる。

そして上の木の実たちは香ばしくもナッツの達の個性をそれぞれ出すように。

火はしっかり入れていくけれどナッツにある甘さを殺さない様にじーっくりと焼いていく。

この異なったパーツたちが合わさった時。

食感の美味しいリズムを奏でて。味わいに彩をお届けしてゆける。


焼き菓子には。


【求めている味わい】っていうのがあって。

そこを目指して作ることで

所作や

菓子の外見、

届け方も変わってくる。


それは【焼き】一つにとっても同じで。


ただ何度で何分焼いたらOK!みたいな単純さで

求める味わいがすぐさま出る訳ではない。


別に作る工程は本当は複雑だとか、難しいとかそんなめんどくさい事を言うつもりも伝えるつもりもなく。

しかし、

【どんな味わいにしたいのか?】や

【どんなものを美味しい】と思っていて

【どんな美味しいをお届けしたいのか?】を

自分の中に明確にして

その菓子と向き合い、その目的を目指して所作に反映する事。

そして

焼き方にも向き合わないと、

一生、自分の美味しいになんて出会えない。

そしてもちろん、【自分の味】なんてお届け出きるわけない。



で、だ。

これはコーヒー豆を焙煎する時も同じで。

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#焙煎  とは簡単に言えばコーヒー豆に火を通して焼く。という所作。

コーヒーの生豆にただ焼く、

ただ、火を通せば誰でも

コーヒー豆焙煎した!と言えるわけだ。


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けれども、

これがコーヒー豆の面白いところで

例えば“ブラジル”のコーヒー豆でも

浅く焼いたり(浅煎り)

深く焼いたり(深煎り)しただけでも

その後のコーヒー豆の香りや舌ざわり、

酸味、苦み、甘み、、、は全く別物となっている。

同じコーヒー豆なのに、煎り方(火の入れ方)で全然、本当にまったく、別人?!みたいな性格をそれぞれに出してくる。

消費者側は生産地やスペシャリティーコーヒーで

味わいを想像し、コーヒー豆を選んだりする方が多いけれど(モカは酸味があるとか)


それよりも、

はるかに【火の入れ方】によって

本当に味わいが変わっちゃうから

一様に『この産地の豆は酸味がある!』と

産地だけで味わいを判断するのは、とっても勿体ない人生な気もする。

本当に火の入れ方で

香ばしい甘さにもなるし、

苦みがどん!とスモーキーに香る事もあるし、

スッキリフルーティーに過ぎ去るコーヒー豆に変身することも出来る。


じゃぁ、生産地は無視していいの?ってそういうことでもなくって、

【味わいのその奥行き】言うなれば隠し味程度の味わいさには影響してくると私は考えている。

生産地ももちろん気にするけれど、

それよりも、その目の前のコーヒー豆と向き合い。

そのコーヒー豆の性格を把握し、

その長所、

その魅力を最大限に引き出してあげるように焼く。

そんな姿勢や心意気が焼いてお届する人間には大切だと思っている。

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菓子を焼く事にも


コーヒーの焙煎にも通ずること。


ただ、焼くだけではなくって、

【どんな美味しさや味わいをお届けしたいから焼くのか?】

その目的をはっきりとさせながら焼く事。


何も自分で決められない。

そんな迷った人には美味しいものは焼き届ける事はできない。

迷う事は無い。

自分の信じる美味しいを焼き、お届けしきる!という誇りや姿勢がめっちゃ大切。

これは、

自分の決めた人生を生きていく!と決め、

どう行動していくのか?という

結局、人生作りについても通じていくことだと思っている。


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今朝焼いたコーヒー豆がやっと、自分と寄り添ってくれた。

#イルガチェフェ  というコーヒー豆で。

酸味とかフルーティさで世間ではよく売り出されているコーヒー豆です。

もちろんこの子のもつフルーティさは好きなのですが

あまり語られていない、この子のもつ、

香ばしく、じんわりと焼くことで生まれる

カラメルの様な甘さとミルキィ感じるコクも魅力的だと思っています。

その後にさっとフルーティさで過ぎ去らせ。

『コーヒー飲んだ!』みたいな余韻を残さない、あのイサギノ良さが好き。(笑)

けれど、心はなんだか晴れやかに照らしてくれるコーヒー。


そんな味わいを飲みたいし

そんなコーヒーをお届けしたい。

飲み手にそっと寄り添って。

きっと、人生の一コマを彩ってくれると思うから

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実は最近ずっと焙煎の感覚が鈍っていました。

なんだか思うように焼けない、、、。

焼いて、飲んで、あー!!!となっての繰り返しで(笑)


焙煎に限らず

なんでもそうだけれど

人生も

焼き菓子を焼くのも

店をするのも

こうだ!という目的はあるのに

思ったように上手く結果がでない事なんてたくさんあって。

けれども、

絶対あきらめない。

意図ある美味しいを目指して

なんども何度も失敗して

思い通りにいかなくても

その目的を見失ければ

必ずその目的にあった

【信じる美味しい】は表現できるし、お届け出来る。

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手段は変われど

目的を忘れずに、

グッチョクに【自分の美味しい】を信じてお届けする事。


そんな想いで今日も焼く。

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コーヒー豆、もうすぐBASEで発売します。

今出来る事にまっすぐ向き合う。

↓コーヒー豆のカートは近々、

#焼き菓子屋そぼくな 。のページに作ろうと考えています。

焼き菓子にしても

コーヒーしても

届けたい想いは一緒。

【そぼくな。の信じる美味しい】で

受け手の人生の一コマを彩たい。


読んでくれてありがとう!


#焼き菓子屋  そぼくな。

ゆ季


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いつも、ありがとうございます。