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美味しいものを作るとは。基本とは?

例えば

「完璧に菓子を作れば。」とか、

「基本に沿えば。」とか。

「経験があれば。」とか。

そういう尺度があれば

"ある一定の安心"は

"一瞬"

手に入るのかもしれない。

けれど、

それは結局は

歴史上の偉大な人物であっても、

昔からの基本や基準であっても

誰かの尺度で決めた

"基本"であったり"完璧"で自分の内側から来た目線ではないものだったりする。


なので結局その基本に沿ったり基準に沿う事で

安心感が一瞬得られるかもしれないけれど

その【基準】とするものに沿った自分自身が

心から"納得"して決めていないと

その"安心感"は一瞬でなくなり、また新たな"安心感"を探しまわる日々となる。


何が言いたいかっていうと

結局は

自分の外側ではなく、

自分の内側としっかり向き合い会話し、自分の想いを磨いていく事。

そして自分で自分を信頼する力が無ければ

ずーと、基準や安心を外に探していく羽目になる。

一生、

自分が自信を持った美味しい菓子なんてお届け出来ることはないと思う。


傲慢になれ、というわけでもなく。

ただ、

"自分の美味しい"や

"自分だったらこのおいしさを、こう表現するな!"っていう、

その感性を大切にすることは

基本や基準とか言うものよりも

この世の作り手全員、大切にした方がいい部分だと思う。

その上で基本とか基準という手段を使えばいい。


もっと、

自分の感覚、完成を大切にしたらいい。


場所、環境、立場、経験、そこから価値を決めるのではなく。

自分の価値は自分で決める事。

価値を決めて、そこから経験なんていくらでも積み重ねて行ける。


その作り手の心のまま、

菓子にも

パンにも

コーヒーにも

映し出されていくのだから。



、、、と

なんだか頭にぶわーっと言葉が出てきたので書いてみました。

#作り手  として

迷っている方に届きますように。


心を込めて。


#焼き菓子屋そぼくな

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