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わたし令和元年に何書いたっけまとめ

令和元年が終わる。

せっかくnoteを始めたので、今年を振り返ってみることにする。

仕事について

ダイヤモンド編集部に再びジョインして、1年が無事に過ぎた。現時点では消費財やアパレル、サービス、小売りなどリテールに関する取材記者をしている。編集部のみなさんには叱咤激励いただきながら、どうにかこうにか乗り切ってきたけれど、本当に自分はまだまだだと思うことばかり。四十にして惑わずというけれど、惑ってばかりの四十歳。

しかしながら、今年は読者からの反響が心の支えになる一年だった。

きっと来年になると忘れていると思うので、令和元年、自分の書いた記事で「書いてよかったな」と思うベスト3を上げてみる。

3位 「エレベーター渋滞」を改善したリクルートの超アナログな方法

これは編集部の編集・Hさんとタッグを組んで書いた「ダイヤモンド・オンライン」の記事。「高層エレベーターの渋滞」という、現在都心のオフィスのあちこちで起こっている問題を、あのリクルートがめちゃくちゃアナログな方法で改善に取り組んでいるということで、さまざまな読者から読んでいただけた。非常に珍しいのだけれど、読者から直接ご連絡もいただいて驚いた記事でもあった。

実は3部作だったりする。

なお、悪い時は悪いとちゃんと書く。


2位 「大麻特需」がやってくる!新たな金脈を前に日本はどうする?

化粧品業界をウォッチしている中で初めて聞いた「グリーンラッシュ」という言葉を基に、一から取材してまとめた「ダイヤモンド・オンライン」の特集。
大麻の中に含まれるCBDという成分(ハイになる成分はTHCという)で、その成分を合法的な方法で含んだ化粧品や食品が今後は増えていくという話なのだけれど、「嗜好用大麻」や「医療用大麻」と混同されて大変だった。

周囲からの「最近は何を取材しているの?」という問いに、いちいち説明するのが面倒くさくなり、「大麻の取材をしてる」と答えて、怪しまれていたのはいい思い出。

会員向け記事だと、こういう4回連載になっている。

ちなみに、オンライン掲載後に「週刊ダイヤモンド」本誌にも掲載されるのだけれど、ちょうどそのころエリカ様が……。違法大麻はダメです。

1位 ワークマン 急成長の方程式

今年5月に「ダイヤモンド・オンライン」にて3回連載で掲載したワークマンの記事。もともとは、週刊ダイヤモンド本誌の小売り特集のために取材していたのだけれど、内容的に合わなくてオンラインのみで取り扱うことになったという経緯があった。

掲載当時は、ワークマンのデータ経営については多少日経新聞等で報道されていた。でも、取材を通じて、そこはほんの一端で、重要なのは「真面目すぎるオペレーション」と「フランチャイズオーナーとの関係」であると気づき、そのあたりをきちんと書いたという意味では、報道では初めての記事だったと思う。

個人的には、2018年から気になっており、初めの取材でワークマンプラスの展開を知り追いかけていたことが実になったことで思い入れがあった。下記記事の初出は「週刊ダイヤモンド」2018年8月4日号「ものつくるひと」。

よく読むと、ワークマンプラスのことが書いてある。そこまで記者たちもワークマンに注目していなかった頃だし、地味すぎる特ダネ。

 昨年の売り逃しを反省し、今年は生産を強化。一気に昨年の5倍となる15万点を発注し、準備を整えている。というのも、今年9月、東京都立川市の「ららぽーと立川立飛」に一般客向けの新業態「WORKMAN Plus」を出店、今後数年内に全国のショッピングセンターで100店舗の展開を予定しており、主力商品にイージスを据えるからだ。

しかし、この三部作が思った以上に読者に読んでいただけたことで、あらためて「週刊ダイヤモンド」本誌での掲載があとから決まった。

本誌での掲載にあたり、追加取材として土屋哲雄常務にも話を伺った。なので、土屋哲雄常務の話は本誌の方にしか掲載されていない。Excelを社員に1から教えた話とか面白いんだけど、紙って拡散できないから残念。

2018年8月3日のワークマンの終値は5,340円。本日2019年12月30日の終値は10,190円。企業は生き物なので、今の時点の良し悪しを私はジャッジできないけれど、生き物だからこそ定点で見続けることの大切さを改めて感じる記事となった。

プライベートについて

「フリーランス協会」にジョイン

今年はプロボノとして一般社団法人「プロフェッショナル&パラレルキャリア フリーランス協会」のオウンドメディア「フリパラ」にかかわることになりました。

フリーランスになって11年、フリーランスという働き方のメリット・デメリットは痛いほどわかっている。これから「働き方改革」「副業解禁」の錦の御旗のもとに、まだ整ってもいないフリーランスという環境にたくさんの人が移行すると思うと、その前に様々な制度を整えたり、正確な知識を広めたりする活動に携わりたかった。

まだ微力すぎてこうして書くのも申し訳ないくらいなのだけれど。準備を整えるための一年になったはず!

フリーランス協会のオウンドメディア「フリパラ」に記事も書いてます。でもまだちょこっと。

個人的にはフリーランスを始めたのはたまたまだったし、その後は会社員に戻るだろうと思っていたら結婚やら育児やらでそうはならなかった。
望んでフリーランスになった人も、成り行きでフリーランスになった人もあり、さらにその先に、フリーランスを選び続ける人、起業する人、会社員に戻る人、家庭に入る人もいる。来し方行く末、仕事への向き合い方はもっともっと流動的になっていくはず。

ライフワークとして、仕事の契約形態や自身の状況がどうであれ、自分のやりたいことができる社会にする取り組みに、言葉の力で関わっていけたらいいなあ。

PTA役員をやってみた

小学校のPTAの役員をすることになった。役員といっても四役ではない末端部員なので、全容は不明なのだけれど、実際に中に入ることで見えてくるものもあるなあと。

これは現在進行形で参加しているので、いつか振り返りができたら。

令和2年は・・・

まず、来年初頭の「週刊ダイヤモンド」の外食特集から始まります。

今回はめちゃくちゃ面白い。特に、今まさに話題になっているあの社長のインタビューは……。うーん、宣伝みたいだからやめとこう。

来年は、今年始めたことをきちんと軌道に乗せていく一年にしたい。焦らずに、でも後ずさりせずに。

新しいことを始めるのは大好きなのだけど、関係を深めていくことに時間をさいていくのも令和2年の課題。子どもも少しずつ大きくなって、自分自身のことを考える時間がようやく持てるようになってきた気がする。
出張にも行けるようになった。

同時に、子どもとの関わりかたも変わってきた気もする。母親業はまだまだ学ぶことだらけ。

下の子は手紙が大好き。しかも内容が……

何枚でも書いて!!!

来年も何卒よろしくお願いいたします。

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