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少年犯罪、少年Aの母の手記を読んで。私たち親が考えなくてはいけないこと
叱らない2男2女の母そのママです。
子育てが辛いと感じるのは、実は夫の影響が一番大きいと悟った母が、それでも他責をやめ毒親から脱出するためだけに自分を変えようと、勉強しまくり(色々)実践。
たどりついた結論をもとに子育て?親の心の弱さ?人間の本質について、1000%独断と偏見で書いていきます。
弱者の視点。
華麗なる強者の方はスルーしてくださいね!
稚拙な文章ではございますが、どうぞよろしくお願いいたします涙。
1997年の事件をなぜに今
まずは、この事件の被害にあわれたご家族のみなさんに心から哀悼の意を捧げます。
自分に置き換えた時、恐ろしく、苦しくなります。
なぜこの少年Aの母の手記を今読もうと思ったのか。
子育てについて発信したり、子育て講座をしている中でいつも感じていること。
子育てってほんと誰のためにしてんだろうか、ということ。
どの親御さんも一生懸命大事な我が子を必死で育てていることはわかるんですよ。でもね、それは、その子育てのベクトルはどこに向いてますか?ということなんです。
「子供のために決まってる。」
おそらく多くの方はそうおっしゃいます。
でもそれは本当に子供のためなんでしょうか?
立派な大人になってほしい、社会性のある子供に育てほしい、会社勤めであなんていしてほしい、そのために立派な大学にでてほしい、意義のある仕事についてほしい。
これらは親の願望であって子供の希望ではありません。
いつしかその親の希望通りに進むように、親はそ〜〜〜〜っとレールを敷きいつの間にかレールに乗せられた子供は、その親の願望が正しい道と信じ、疑うこともなく進んでいくのです。
気付かないからいいじゃん。
そうでしょうか?
本人が気付かなくても、心の奥底では押し殺した自分が成長するにつれ自我を持つようになってきます。
それでも気付かぬふりをしていくと、思春期、大人になり、いつか自分の中に乖離が起こり、親以外のところに本当の自分をさらけ出す場所を作って、人間関係を難しくしてしまうのです。
歪みは子供が成長し時間が進むにつれ、大きくなっていくものです。
子育て講座では、単純に子育てのテクニック、いわゆる子供をうまく操る方法はお話ししていません。それは世間にたくさん出ているからそのママの出番ではありません。
ただ、それらは単純にやりすごすための方法であるので、恋愛テクニックと同じで、いつか魔法は消えるのです。効力はずっとは続かないのです。
効力が切れた時、子育てで被害を被るのは子供なのです。
子供のためという大義名分
なぜ、この事件の犯人の母の手記を読もうと思ったのかに戻ります。
どのような接し方をしていたのかを知りたかった、そこから見えてくるものは絶対に今子育てをしている人たちにもおそらく欠けていることなのではないか?考えたから、Amazonで購入して読むことにしました。
ちなみに新刊を買った理由は、この本の売り上げはすべて、ご遺族の補償に充てられると記載があったからです。
微力ながら、ご遺族の元に想いを届けられるのかなとそんな気持ちになりました。
そのママの子供の一人は小学生の時に大きな手術をしました。
その時、呼吸を止めるほどの深い麻酔をかけて挑みました。
長い手術が終わり、出てきた子供はまるで死体でした。
呼吸を止めていた直後の体は生気はなく、寝ている姿とは全く違いました。
あまりの恐ろしい姿に、言葉も出ませんでした。
本当にこの子は起きてくるのだろうかと、恐怖におそわれたことを覚えています。
我が子が死んでしまう、そんな状況を目の当たりにされる方はほとんどいないと思います。
その時初めて知りました。
子供が亡くなるということは、悲しいを通り越して、恐ろしいのです。
今このときから、この世界に子供がいないということは私たち親には想像もつかない、そんな色も何もない毎日がくることはただ恐ろしい。
冷たく青ざめて死体のように生気もぬけた子供を見て、そのママは瞬時に悟りました。
この子はそれでも明日には起きてくる、麻酔だとわかっている。
毎日のように聞く子供の事故や事件で亡くなったというニュースの親御さんたちはこんな恐ろしい現実をどう受け止めているんだろう、亡くなった姿を目の当たりにした時の気持ち。
想像がつきません。
子育てに一番大事なこと
それはおそらく信頼関係です。
そんなことできてるよ!!
ってお声が聞こえてきそうです。
意外と子供は親に忖度していることを親は気づいていません。
子供も無意識にやっているので、いつか堰を切ってしまったときに発覚するものです。
そのときはすでに時は遅く、改善はできますが相当な時間と親に根性が求められます。大概の親は耐えられません。
そんなの思春期の話でしょ?
思春期なんてみんなそんなもんでしょ!
そんな乱暴なこと言ってる子育て系のインフルエンサーさんもおりましたが、
そんなもんじゃありません。
幼少期からの蓄積です。
そして幼い頃は、子供は居場所を確保するため、親に従順だったりします。
やがて自我と周りとの比較から、判断をするようになっていくのです。
ではここから、この事件の犯人の母の手記を読んで感じたこと、見えてきたことを入れながら信頼関係について書いていこうと思います。
※このつづきはそのママの独断と偏見での考察です。有料にてバリアさせてもらいます。
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