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私のしごと。

こんばんは、看護師+アロマセラピストのyukinaです。

私がひっそり営む札幌のサロン。
本日で5周年を迎えました。ご縁を頂いた皆様に、感謝だらけの5年間でした。
5年を振り返ると長いようで短いですね。
このnoteに毎週記事を投稿している自分自身を見ると、5年前にこんなに文章を書く日々になるとは想像もしてませんでした。

今日はそんな特別な日だったので、起業しようと考えていた頃を思い出していました。しかし考えてみると「いつ」だったのかはわからないのです。それがまた面白いなと思い、本日執筆しています。

要するに、導かれるように自然に。
「私の仕事」といえるものにたどり着いていきました。

今まで私は、
「看護師を辞めるのはもったいないよ!」
「開業するのは勇気が必要だったでしょ?」
たくさんのいろいろな言葉をもらいました。

私の思考回路としては、
「看護師を辞めるのはもったいないよ!」
  ↓
やりたいことがあるのにやらない方が、人生がもったいないな。

「開業するのは勇気が必要だったでしょ?」
  ↓
自然にここにたどり着いたので、勇気なんて欠片もありません(笑)

そんな価値観の中、導かれるように5周年を迎えた本日。
私は現在、病院以外の場所で医療の知識とアロマセラピーの知識をフル活用し、誇りを持って「わたしにしかできない仕事」をしています。

お仕事のことで迷っている方、5年間私を支えて下さったお客様に読んで頂きたい記事です。

私のしごとの歴史。

20歳:正看護師免許取得。
21歳:仕事で疲れ果て、アロマセラピーに出会う。最初の1本はオレンジの精油でした。
26歳:日本のアロマセラピストの免許を取得。国内の免許は病気の方に使用できるものではなく、自分の知識も足りず、資格をとったもののどう使うか模索。
27歳:ある1冊の本に図書館で出会う。それは東洋医学とアロマセラピーの本でした。著者を調べてみると、2ヵ月後に数年ぶりの来日公演があることが判明。迷わず申し込み、アロマセラピーの専門分野を決めます。専門を決めたものの、勤務していた病院では患者様に提供するのは難しく、今後を模索。
28歳:イギリス ロンドンの病院において、アロマセラピスト研修プログラムに参加。偶然にもこの時の私のインストラクターが、看護師からアロマセラピストに転職した方でした。その方との出会いが、アロマセラピーを仕事にしたいと決意したきっかけでした。
29歳:クリニカルアロマセラピー国際免許の取得スタート。
30歳:免許取得の勉強で疲れ果て、人生初のインフルエンザで寝込む。寝込んでいた日に見ていた物件サイトで、現在のテナント物件を発見。寝込んでいたおかげで内覧順位1番目(笑)
31歳:起業。


その都度、人生を変える出会いがあったり、チャンスがありました。
私もアロマセラピーを趣味として生活に取り入れるのか、仕事にするべきなのか悩んでいる時期があるのです。
実はその答えを見つけるために、ロンドンの病院を訪れています。

この私が参加した研修プログラムは、実は30年ぶりの開催だったそうです。しかも、募集初日に定員に達したことを後から知り、なんて幸運だったんだろうと今でも思います。
そして数十名いる病院アロマセラピストの中から、偶然にも看護師からアロマセラピストに転職した方が私のインストラクターになってくれたこと。
偶然なのか必然なのか、この彼女との出会いが私の人生を変えました。

彼女は看護師でもあることから、とても配慮の必要な患者さんを担当していました。その患者さんは感染症の中でも最も恐ろしい第一類感染症、エボラ出血熱にかかっていたそうです。コロナウイルス時代を生きている私たちにとって、第一類感染症の恐ろしさが伝わってしまうのは悲しいことです。他国での人道支援中に罹患して帰国した看護師のセラピーを、防護服を着て担当していたことを教えてくれました。
彼女は「医療の知識がある自分だから任せてもらえた仕事だった」と話していました。無事に退院するまで支えになれたことを、笑顔で、そして誇らしげに話していた姿が忘れられません。彼女の「私だけにしかできなかった」という仕事への思いがとても眩しく、憧れました。

そんな彼女との出会い。日本のアロマの免許や看護師であること。ロンドンでの研修歴を加味して、クリニカルアロマセラピーの国際免許を最速で取得することができました。

偶然手に入れた本から始まった「私のしごと」。
それは偶然の出会いから、「私だけにしかできない仕事」をしたいという思いに変りました。

そして人生で初めてのインフルエンザ発症のおかげ?で今の物件に出会い、おしゃれな街と病院集合地帯のちょうど真ん中でサロンを営んでいます。

文章にして改めてみると、導かれていると思いませんか?(笑)
人生面白いものです。

勉強時間と、勉強にかかったお金を考えると、看護師免許より、クリニカルアロマセラピー国際免許の方が段違いに大変でした。そう思うと、起業に迷われている方は、かけた時間とお金で決断する手もあるのかもしれません。

私らしく働くこと。

起業してから5年が経ち、自分の中でたくさんの変化がありましたが、一番大きいものは「一人でしごとをするには限度がある。」と価値観が変わったことです。
今まで導かれるように、その都度必要な方に出会う人生でした。
そんな私ですが、実は一人でいる方が得意だったりもします。
大人数で集まる会は、未だに苦手なタイプです。
そんな自分も尊重しつつ、各専門家と連携して仕事をすることが、最近楽しいです。販売のプロやクリエイターさん。農家さんを含め、私を食から支えて下さる方プロまで。自分だけでは想像もできなかった世界が広がっています。

もうひとつ変わったことは、「自分自身のケア」に時間をかけるようになりました。
やりたくない仕事をするのが社会人。そう思う方もいるかもしれないけれど、どうしたってそれはストレスになり、「こなす仕事」になってしまいます。
私のように個人事業主であれば、苦手なものを回避したりすることが出来ますが、組織で働くとそうもいかないですよね。
自分自身が整っていると、全ての物事の考え方や受け止め方が変わります。
自分に余裕がないとイラっとすることも、自分が整っていると気にもならない。
そんな経験をここ数か月しており、甘やかすのではなく「自分に優しくする」ということが大切なのだと思う今日この頃です。

今後もわたしらしく働くこと、そして読んでくださった方があなたらしく働くこと、生き方となりますように願いを込めて執筆いたしました。

睡眠時間を8時間とすると、起きている時間は16時間。
仕事時間を8時間とすると、社会人になれば人生の半分が仕事です。
好奇心をもって働く人は、仕事の時間が楽しい。
仕事の時間を楽しめる人は、残りの人生の時間も楽しく過ごせる人なんだと、私は思っています。
そんなことを経験した個人事業主の5年間でした。

いつも応援して頂いている皆さま、今後もどうぞよろしくお願い致します。
この記事で初めましての方、ご縁を頂きありがとうございます。あなたにとって偶然でも、必然でも、読んで頂き嬉しいです。Snowzegarden yukina

#私の仕事


いつもサポート頂きありがとうございます。メッセージも読ませて頂いていますので、メッセージも頂けると尚嬉しいです。新たな香り探しに使わせて頂き、執筆活動やアロマセラピーの発展に活かしていきます。今後もより楽しみながら活動していきますので、よろしくお願いいたします。