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「組織」で働くことを辞めた。
2024年2月末。会社を退職した。
働いていた期間はたったの5ヶ月。自分でもびっくりするくらいのスピード退職だった。
退職に至った理由はいろいろあるけど、端的にいうと「組織が重視する価値観と、私が大切にしている価値観が異なること」だった。
甘ったれた考えだと思う方もいるかもしれない。
でも、実際は「一人ひとりの個性」は尊重されることはなく、大きな船が進む方向に自分自身の考えを合わせなければいけない、いや、合わせた方が楽だと思う瞬間がたくさんあった。
真剣に、「私だけがおかしいのかな」と悩み、高いお金を払って精神科で心理分析のテストを受けたこともあった。(今考えると受けなくてもよかったが、当時は自分自身を安心させたかったのかもしれません。)
なぜ、他人のようにルールや違和感を素直に受け入れることができないんだろうと、何度も何度も悩んだし、毎日泣いた。
話は少し逸れるが、他人とうまくコミュニケーションが取れていないのではと感じる経験は少なくとも昔からあった。
例えば高校の修学旅行の時、気付いたら同じグループだったはずの友達が私を置いて別の友達と行動していたり、スキーが初心者だった私は全員の前で滑って転んで笑われて、「もうスキーはしない!」とインストラクターに直談判をしたり(笑)
きっと、みんなの前で恥をかいたり笑われた経験がトラウマとなって、もう人と関わりたいくない、傷つきたくないという感情に昇華されていったのかもしれない。人より不器用な自分を受け入れたくなくて、強がって「人とは違う自分」を演じていたのかもしれない。
あの頃から10年。
そんな他人ばかり気にしていた自分と、そろそろお別れする時がきた。
もっと自分に素直に、「自分のものさし」に従って生きていってもいいのではと思うようになった。それは、他人を気にせず自分勝手に生きるということではなく、他人基準だったものを少しずつ「緩めていく」こと。
好きな香りは?
好きなコーヒー豆は?
好きな色は?
そのどれもに自分なりの答えがあり、こだわりをもっていること。
不思議と自分の好きなものがわかってくると、他の人の好きなものも許容できるようになる。
今までは自分のこだわりがある「ふう」に見えて、実は他人と違うことが第一に考えていた。
だから、結局いろんな他の基準に合わせて、自分自身がわからなくなっていたのだ。
大多数の意見は私の意見?
みんながいいって言っていることは、私にとってもいいこと?
もしそうであればいい。
でも、みんなと同じ方が楽だから、とかコスパがいいからではなくて、本当に自分にとって価値のあることは何かを常に測り続けられる人でありたいと思う。
「いい人」って思われたくて、「あの子はすごい」と思われたくて、いつのまにか自分を見失っていた。
話を戻すと。
そう、こういった背景があって、一度「組織で働く」ことを辞めてみた。組織に属さなくなった自分はどんなことにわくわくするんだろうな。どんな行動を起こしたくなるのかな。まだ未知な自分の姿にちょっぴりわくわくしたりもしている。
数十年後、あの時間があったから今の自分がいると心から思える自分になっていたら、とても嬉しいと思うし、そうなっていたい。誰も見ていないnoteかもしれないけど、忘れないようにこれから私が大切にしたい3つのことをかいておきたいと思う。
①「自分だけものさし」を大切に。(他人のものさしがあることも忘れずに)
②「好き」を言葉にして、掘り下げていく
③日常で感じる心の動きを大切にする
もしここまで読んでくれた方がいれば本当にありがとうございます🙏笑
noteの毎日投稿はこれからも続けていきますので、もしよろしければのぞいていってもらえたら嬉しいです!
P.S.退職してから4ヶ月経ってから気づいたことをまとめています。
もし良かったらこちらも読んでいただけると嬉しいです。
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