つかんでくるのは、光と眩しさと幸多きこと。
朝がくるのがゆっくりになって、
夜がくるのがかけ足になった。
ホカホカしている温度の太陽のひかりが恋しくなる時期。
ひかりをつかまえてきてねって窓辺につるす。宝石のようなサンキャッチャー。
ふわりとしたレースのカーテンごしでも、キラキラと。風にのって、ゆらゆらゆれながら。太陽のひかりを部屋までとどけてくれる。
太陽のひかりをあつめる時間がおわったら、出番はおわりじゃないんだな。
今度は部屋のひかりをつかまえて、キラキラとしてくれる。明かりをともせば、待ってましたとばかりにキラキラして、わたしもみてねって言われているかのよう。
眠る前のちいさなひかりのときにも、ひかえめにキラリ。でもね、このキラメキ、うれしいんだ。出会えると、すごくいいことありそうだもの。
キラキラとしたひかりは、太陽のでている時間がみじかい季節だからこそ、よけいにうれしくなる。
つかんでくるのは、光と眩しさと、きっと幸多きこと。だって、こんなにも心がはずんでる。
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