渥美 雪兎

声優、役者を目指している兎のようなハシビロコウのようなそんな生き物『兎の中の人』 そん…

渥美 雪兎

声優、役者を目指している兎のようなハシビロコウのようなそんな生き物『兎の中の人』 そんな中の人の日常や作品などをポツポツと吐き出していきます。 よろしくお願いします。 エブリスタにても作家活動中です。 https://estar.jp/users/216467404

マガジン

  • 兎はのどかな田舎でのーたりんな人生を送る

    役者、声優を目指しつつモノを書く、渥美雪兎のエッセイ 日常であったことや過去にあったアレコレを書いたもの。 『兎はのどかな田舎でのーたりんな人生を送る』略して『兎の中の人』である。

  • 雪兎ちゃんねる配信日記

    渥美雪兎のyoutubeちゃんねる『雪兎ちゃんねる』に関する日記。 配信後の反省や配信したゲームについてなど掘り下げていきます。 配信を見てくださっている方はもちろん、ゲーム配信に興味ある人も見てくれると嬉しいです。 なお、『雪兎ちゃんねる』はこちら https://www.youtube.com/channel/UC317R44JOgxk_reV9MqWESw

最近の記事

今日は飛べると思ったら/兎の中の人

 高いところが苦手だ。  本当に小さかったころ、家族でとある山へハイキングへ行った先で崖の手すりで遊んでいる時に落ちそうになったのが、おそらくキッカケだろうと思う。  私自身は覚えてはない記憶だが、何度も母から聞かされていた。  あのとき、母が助けてくれなかったら私は今、ここにはいないといっていいだろう。  絶叫系はもちろん、観覧車も乗った後で後悔することがあるくらいだ。  そもそも後悔するなら乗るなよって話だが、その場の雰囲気とかノリとかテンションで『行けるー』と、

    • 探し物はなんですか?/兎の中の人

       あった場所に物がない。  必要な時に必要なものが見つからない。  こんな現象を日本人はぬらりひょんという妖怪の仕業というらしい。  まるで家主のように家に当たり前のように入り込み、物を借りてこっそり返しにくるらしい。  妖怪については全く詳しくはなかったのだが、テレビで紹介されたのを見て知った情報だ。  もちろん、間違っていることもあるだろうからのーたりん兎が聞いた話では、という範囲で聞き流してほしい。  さて、ぬらりひょんの前置きをしたのは仲間が出演したボイスド

      • 「忘れ物はありませんか?」/兎の中の人

         朝から雨の日は憂鬱である。  通勤が徒歩なのもあり、職場に着くころには服も靴もびしょ濡れで気分が落ちているとこからスタートになるのも良くない。  仕事を始める前に気分はどん底だ。  いっそ、「雨が降っているので仕事に行かないでござる!」と、雨の日休暇を申請したいと思うくらいだが。  ……そんな都合のいい休暇申請なんぞできるはずはないが。  なら雨が降っても気分を上げる装備が必要だろう。  RPGでも新たなダンジョンに挑むにはそれ相応のいい装備が必要なのと一緒だ。

        • 寝れない理由を教えてくれるハイスペック彼氏(恐怖のストーカー化編)/兎の中の

          前に同じタイトルで自己肯定感が低いから寝られない問題を上げたが、別の理由があるかもしれないことを知った。 『人からどうみられているか常に気になる』から評価が気になる。 つまり!『自意識過剰でつねに誰かに見られている』と勘違いしているのが原因ではないかということらしい。 ……そっかぁ。 自意識過剰かぁ。 意識しているわけではないが、実は買い物するときはできるだけ「ありがとう」を言うように心がけている。 自分も接客をしてきたこともあり、店員さんにはできるだけ気持ちよく

        今日は飛べると思ったら/兎の中の人

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        • 兎はのどかな田舎でのーたりんな人生を送る
          29本
        • 雪兎ちゃんねる配信日記
          2本

        記事

          思春期に出会ったものの影響力(3兄妹の会話)

          ※この話はほぼフィクションです ユキト:「……ミナミ、中学とか高校時代に出会ったものって結構覚えているもんだよな」 ミナミ:「何?ユキ兄?さっきのテレビで紹介された曲とかの話?……ああ、確かにそうかも。友だちとカラオケ行くと誰かしら歌うし」 ユキト:「その後に出会ったものより人生に影響していると思うんだよな」 ミナミ:「へぇー……なんか思い当たることでもあるの?」 ユキト:「俺さ、ハガレンとかハリーポッターとかスレイヤーズにめっちゃハマってさ、図書館で本借

          思春期に出会ったものの影響力(3兄妹の会話)

          キッスイノニッポンジンとして/兎の中の人

          キッスイノニッポンジンという民族は何かに理由をつけてお祭りをするのが好きなのだろうと思う。 キリスト教でもないのにクリスマスやハロウィン、そしてイースターを楽しむ。 チョコレート会社の策略と知りながらバレンタインのチョコにヤキモキしたり、年越しには蕎麦を食い正月は餅をたらふく食う。 夏になれば花火を見たくなり、浴衣の男女の姿に雅を感じ、水着のネエチャンに心も踊る。 秋には芋を食い、読書を楽しみ、月を見ながら団子を食い、秋の祭囃子を楽しみ、ナスやサンマを美味しくいただく。

          キッスイノニッポンジンとして/兎の中の人

          近くまで行っているはずなのに辿り着けない場所/兎の中の人

          実はこのコロナ禍になる前は誕生日に長野県の上田城公園にある真田神社で御朱印を貰うのが1つの楽しみだった。 ちょうど真田祭りの近い時期なので限定の御朱印も貰えるし、なにより落ちない城のパワーを真田昌幸さんから頂いている気持ちになれるのもいい。 推し武将ゆかりの地というだけでなく、この地は私にとって心地いい場所なのだ。 現在は車の調子も良くなくナビも壊れてしまったことも重なり、通うことは出来ないが、またいろいろ落ち着いたら行きたいと思っている。 それまでは御朱印をネットで頼む

          近くまで行っているはずなのに辿り着けない場所/兎の中の人

          前前前世から繋がる最悪の連鎖/兎の中の人

          3月くらいに幸せのしわ寄せがいつくるか怖いと書いたと思う。 本当に人生というものはよくできたもので、実は現在進行形でストレスが溜まりまくっている。 私の置かれている状況を分かりやすく例えると、織田信長と明智光秀と松永久秀に挟まれているといったところか。 歴史や武将にそこまで詳しくない人でも、信長公と明智さんが一緒の時点でお察し頂けるだろう。 職場で本能寺の変や東大寺の大仏が燃えるような事件が起きないようにやる作業はいつも以上に疲れる。 まだ新年度になってそこまで日がたって

          前前前世から繋がる最悪の連鎖/兎の中の人

          寝れない理由を教えてくれるハイスペック彼氏/兎の中の人

          最近気が付いたのだが、結婚しなくてもロボットと生活すればいいのではないのだろうか? 近年のAIの成長はすさまじく、お話し相手になってくれるかわいいロボットも増えた。 ……まぁ、未だにペッパーくんと会話できない私が他のロボットと会話ができるかどうかは分からないが、もしかしたら人間と話すよりは気兼ねなく話せるかもしれない。 そう思ったのには理由がある。 実は寝れなかった時期に、スマホのグーグル記事にて寝れない理由についてのものが上がっていた。 一度も検索などした覚えはないが、な

          寝れない理由を教えてくれるハイスペック彼氏/兎の中の人

          秒速5cmくらいの先輩風を吹かせたい/兎の中の人

          ついに4月に入り、新年度がはじまった。 3月に多くの別れを惜しんだばかりだというのに慌ただしくてもう1週間たった気分だ。 仕事でも新人さんに教育をしなくてはいけない場面が増えたのでいつまでも後輩気分でいるわけにはいかないだろう。 人に教えるのにはやっぱり最初が肝心だ。 間違えたことを教えてしまっては、新人さんが困る。 「そんなの誰に教わったの!?」 「渥美さんです」 なんてやり取りがあった翌日には私の席がなくなっているかもしれない。 まぁ、私のデスクは新年度を迎えたのに

          秒速5cmくらいの先輩風を吹かせたい/兎の中の人

          孫とドラえもんの映画を見たいとか言わないでほしい/兎の中の人

          最近どうやら、うちの父親がドラえもんにハマったらしい。 いや、正確にはドラえもんの映画が気になっているらしいのだ。 母から聞いた話なので詳細は分からないが、思い出してみると最近テレビ放送されたドラえもんの映画を見ていた父を目撃した記憶がある。 なら勝手に見に行けばいいだろうと一人で映画を見に行くタイプの私なんかは思ってしまうのだが、どうやら我が父のくせに一人で見に行くのは嫌だと言うのだ。 「孫でもいれば一緒に見に行くのに……」 母曰く、そんなことをボヤいていたらしい。

          孫とドラえもんの映画を見たいとか言わないでほしい/兎の中の人

          自分で前借りしたものはちゃんと自分で返済したい/兎の中の人

          ―――人生は均等になるように出来ている。そう感じることはままある。 ―――たとえば嬉しかったことと悲しかったことが同時に起こること。 確か『兎の中の人、都会に負ける』の冒頭でそう書いていた。 その内容は今は省くとするが、最近はトップスピードで今年の運気使いきっているんじゃないかというくらい良いことが起きている。 正直、反動がとても怖い。 近いうちに死んでしまうかもしれない恐怖すら感じる。 ……だが、自分の人生の内で良いことが起こったらバランスをとるように悪いことが起き

          自分で前借りしたものはちゃんと自分で返済したい/兎の中の人

          たぶん今年度だけで寿命が20年縮んだ/兎の中の人

          ※エッセイの前に出演したボイスドラマを貼らせて頂いてます。こちらもよろしくお願いします。 友人からか講師の方だったか。 過去に『自分の身の丈にあわない役は来ない』と、聞いたことがあった。 役者において自分の経験や知識などで演じることが出来る仕事しか基本的には来ないという意味だったはずだ。 ゆえに私の場合は恋愛の経験値が低すぎる上に、異性に対して苦手意識が先に出てしまう傾向があったので、いわゆる『らぶらぶなカップル』とか『恋愛ゲームや物語のヒロイン』とかそういう役は来ないだ

          たぶん今年度だけで寿命が20年縮んだ/兎の中の人

          夢と希望と妄想を詰め込んで生きたい/兎の中の人

          推しに対しては惜しみなく金を出した方がいいんじゃないかと気が付いたこの頃。 あるゲームのキャラクターの名言に打ちひしがれたのである。 ――買わずに後悔するのは素人、買って後悔するのは凡人 ――買うこと自体を楽しむのがプロフェッショナル! オタクの鏡ではないか! このセリフを言った先輩の舎弟になりたいと本気で思うくらいには感動した。 とはいえ、その言葉に出会う前から出来るだけ推しを応援する気持ちが変わらず、お金がかからない推し活だって時間が許せばするようにしている。 だが

          夢と希望と妄想を詰め込んで生きたい/兎の中の人

          深夜のテンションで書くもんじゃない/兎の中の人

          実は2月に入って考えることが多くなり、寝れない日が続いていたことがあった。 寝れない理由はほとんどがびっくりするぐらいどうしようもないことだったりするのだが…… それに関連して最近、ようやく自分のことで把握できたことがあるのだが どうも私は周りから底抜けに明るいと勘違いされているらしい。 受け捕らえ方にもよるかもしれないが、おそらく悩みなどないのーたりん陽キャ兎と思われているようだ。 職場でも「いつも楽しそう」とか「悩みなさそう」とか…… 同僚、先輩どころかお客さんにまで

          深夜のテンションで書くもんじゃない/兎の中の人

          兎は今日も生きる/兎の中の人

          だいぶご無沙汰しております。 渥美雪兎です。 素敵なお声がけもあり、ある作品に出演させていただいたのが8月のおわり…… 今何月よ。 11月じゃないか。 色々書こうと思ったこともあったが、時効かもしれない。 書きたかったことはもしかしたらお蔵入りなるかもしれないが、もし書けるようなら書きたいが……さて、どうなるだろうか。 それはさておきせめて生きている証を残そうと思い、noteを開いた次第だ。 書きたいことはいっぱいあった気がする。 コロナワクチン会場で起きた恥ずかしい珍

          兎は今日も生きる/兎の中の人