③7人の個性と役割バランス ~BTS(防弾少年団)の世界的人気の10の理由~
BTSは7人という人数も多すぎず少なすぎずちょうどよく、年齢分布も真ん中世代集中型で、グループ活動に必要な役割の分担バランスが偏りなく分散されています。身長の差までバランスが良い。あと全員びっくりするほどスタイルが良い…。
表にするとこんな感じ。
実際のところは、全員ダンスしているし、メンバーが成長して全員が作詞作曲に関わりつつあるし、MVを見る限り演技力も全員ある気がしますが、公式に担当とされている活動・特徴に●しました。メインではないながらほぼ公式にもサブ担当とされているものは〇です。
最年長がリーダーになることが多いアイドルグループの中で、真ん中っ子がリーダーという珍しいパターン。おかげで上からも下からもバランスよくリーダーを支えられており、よいグループになっているのかもしれません。
■7人のキャラクター
歌・ダンス・性格の特徴もかぶってなくて、全員魅力的です。笑点のメンバー並みにキャラがわかりやすく立ってます。
ひとまずBT21で担当したキャラとともに表に簡潔にまとめたところで、個人の詳細な紹介と個人的思い入れは別記事で徐々に更新予定です。
※拡大してください…。
◇メンバーの詳細紹介(202103up)
・JINの紹介はこちらから
・J-HOPEの紹介はこちらから
・Vの紹介はこちらから
他のメンバーはしばしお待ちを!
■呼び名・ニックネーム
K-POPや韓国文化に触れるとその呼び名の多さに驚き混乱します。
私も最初は、
「やっと全員の活動名と本名覚えたのに、ホビとかテテって誰…?」
って感じでした。
BTSメンバーの呼び名・ニックネームも有名なもののみまとめてみたけど、数えきれない存在するので、自分で見つけていくのも楽しいかもしれないですね♪
■ラップライン
BTSはラップレベルが高い!世界的アーティストになれた大きな要因でもあります。
ラッパーは、RM、SUGA、J-HOPEの3人。
JUNGKOOKも稀に担当することがあります。JIMIN、JINはラップはあまり披露はしませんが、声質もあってキュートめなラップになります。VはBTSのラップの世界一のファンじゃないかってくらいで、楽しそうに真似をする姿がよく映ってます。
◆ラップラインのラップの特徴 - No more dream -
2013年のデビュー曲。10代でこのラップの実力。
RMが低音の力強いセクシーなラップ、SUGAがやさぐれ感のあるクールなラップ、J-HOPEがハスキーで明るいラップな印象。JUNGKOOKは声が高めのかわいいラップですが上手ですね。このとき15歳。。
◆ラップラインのみのステージ - DDAENG -
7人のときと全然雰囲気変わるラップラインのステージ。ワイルドで大人なかっこよさ。アイドル感が薄れ、男性が憧れる系。歌詞は辛辣。
◆ラップラインの控え室
3人とも作詞作曲含む楽曲制作やプロデュースに積極的に関わっており、特にRMとSUGAは10代から自分で作詞作曲やってきた筋金入りの高技能ラッパー。J-HOPEは、ダンサーでラップ未経験だったのに練習生時代に学んでラップも作詞作曲できてるのすごい。
◆ラップラインの練習風景 - BTS Cypher -
同じグループ内でもこんな熱狂的ファン(笑)が生まれるくらい魅力的なラップ。
◆ラップラインのバラエティ
ステージではかっこいいのに、『RUN BTS!』でラップラインがチームになるとポンコツでほぼ勝てないギャップ最高。
■ボーカルライン
JIN、JIMIN、V、JUNGKOOKの4人がボーカル。とにかく全員音域が高い!
JUNGKOOKがメインボーカルなので一番パート割が多く、次がリードボーカルのJIMIN。V、JINはサブボーカルでパートは少なめですが歌のレベルは高いと思います。ラップラインながらJ-HOPEも曲によってはボーカル担当。RMとSUGAも本人たちは歌は得意じゃないと言っているけど上手です。
◆ボーカルラインのボーカルの特徴 - Spring Day -
JUNGKOOKが美しく色気がかった安心安定感ある中高音でかつハモりやコーラスも巧い、JIMINが女性的な甘くてキュートな高音でしゃくりやこぶしが特徴的、JINが透明感のある癖の少ないきれいな高音、Vがややハスキーで深みのある中低音だけど高音もいける広い音域が特徴。J-HOPEは全体的に高音が多めのBTSのボーカルラインに、魅力あるダミ声低音スパイスを利かせてくれます。
サビの見せ場のボーカルは激しいダンスの曲が多いのですが、踊りながら息切れもせず安定した歌声が出せるのすごい…。
◆ボーカルラインのみのステージ - dipmle -
柔らかくて中性的なセクシーさが魅力なボーカルラインのステージ。アイドル感増し増し。何度も言うけど、足が長いし細い。
◆ボーカルラインの控室
マンネライン+長兄JINのボーカルラインは、JINの無邪気でおおらかないい意味で長兄らしくない性格のおかげで、全員マンネ感あるくらいキャッキャしているのも魅力。ボーカルライン+明るいJ-HOPEの映像ですが、これ、デビュー間近とかでなく2020年の映像ですから。。
◆ボーカルラインのVLINE
コンサートの合間にホテルからファンに生配信してくれるVLINE。
この回は、ジンくんとジミンちゃんが配信していたところにジョングクが訪れた瞬間配信を終了してしまい、グクが自分の部屋で1人で配信をしようとしたらなんだかんだテヒョンもやって来てボーカルライン大集合。
■ヒョンライン
メンバーの中で年上なメンバーたちがヒョン(兄)ライン。
JIN、SUGA、J-HOPE、RMの4人です。
リーダーのRM以外も、JINが精神面や雰囲気作り、SUGAが楽曲制作面、J-HOPEがパフォーマンスや生活面でリーダー的役割を果たしているので、RMのリーダーの負担がうまく分散されてよいチームワーク。
トラブルなどが発生したりしたときも、ヒョンラインがしっかり対応してて頼もしいです。ラップラインは全員ヒョンラインなんですよね!
オフショット動画では、マンネラインが騒いでいるとき、ヒョンラインが我関せずだったり、慈愛の目で眺めたり、たまに一緒に悪ノリする画がよく登場し微笑ましい。
◆7人の練習風景 [2013]
マンネラインが特に元気だけどヒョンラインも楽しそう。
■マンネライン
メンバーの中で年下のメンバーたちがマンネ(末っ子)ライン。
JIMIN、V、JUNGKOOKの3人です。
ヒョンラインがしっかりしているおかげか、マンネラインはのびのび自由で元気で、オフショットの動画もたくさん配信されます。
特に、JIMINとVの95s同級生コンビが始めたおふざけに、シャイなJUNGKOOKも巻き込まれて成長した感じ。JINとJ-HOPEも巻き込まれがち。
ステージ外では、幼稚園児のような騒ぎっぷりで、韓国語がわからなくても癒されます。最近は年齢を重ねて少し落ち着いた?ようで少し寂しくもあります。
こんな無邪気なマンネラインですが、ステージ上ではセクシーさたっぷりのパフォーマンスを披露してくれるので罪なギャップ。。
◆マンネラインのかくれんぼ
ステージで見せるハイクオリティなパフォーマンスと対照的に、少年らしさ全開のかわいいマンネライン。
◆95z(クオズ)のやんちゃぷり
お休み中のメンバーにいたずらする疲れ知らずの95年生まれ組クオズ。ヒョンラインの反応が性格出ていて楽しい。逆らえない黄金マンネもかわいい。
■ダンスライン
全員の名前の頭文字をとって3Jという名称も生まれた、ダンスが上手なメンバー。 J-HOPE、JIMIN、JUNGKOOKの3人。
JIMINは現代舞踊で芸術高校首席入学ということもあり、コンテンポラリー系の楽曲で特に表現力が炸裂します。なめらかでうっとりするような幻想的で、バレエ鑑賞しているような芸術的ダンス。
J-HOPEはストリートダンス大会で優勝したこともある高いテクニックの持ち主で、特にヒップホップ色やポップダンス色の強い楽曲で感覚感性の凄さが伝わります。また、難しい振付を一人だけ瞬殺で覚え、全員にダンスを指導するダンス長でBTSの完成度の高いダンスの中心的存在でもあり、普段は明るくて優しいのに、BTSのダンス指導になると目つきが鬼に変わりますw
JUNGKOOKは、入所時ダンスの欠陥を指摘されアメリカに短期ダンス留学し、覚醒してダンサーに転向しそうになったほど、今では筋力と強い体幹を生かしたダイナミックかつパワフルでキレのあるセクシーなダンスが特徴。ひとつの振りの中で表現する動きの数も多くてジャンルオールマイティーな上、大人に成長していき色気とフェロモンがどんどん増している気がします。
個人的にはVの独特の世界観のセンス溢れる動きや楽曲ごとに違った雰囲気を見せてくれる多彩な表情のパフォーマンスも人を惹きつける力があり素晴らしいと思います。
◆3Jのダンス練習
センス溢れるリズム感と表現力。3人ともそれぞれ特徴が出ています。
もともとの能力に加え、ホテルの中でも練習する努力が彼らの高いダンスの底力です。
◆メンバーのダンス練習のお手伝いをするダンスライン
ダンス苦手なメンバーに教えるダンスライン。教え方にも性格出ています。
苦手なメンバーも、高難度のダンスについていっててすごい。
年下年上関係なく実力が高く得意な方がリードするって、最適なことではあるけど、実は組織の中で相当のチームワークや信頼関係がないと難しいと思うんですよね。
■ビジュアルライン
「担当: ビジュアル」があることに最初は驚きました。ビジュアル担当でない人ってどんな気持ち…って。ともあれ、人間見た目が第一印象。グループの注意を引きつけ、ファンダムの沼に最初に引きずり込む役割を果たす重要担当です。
JIN、V、JUNGKOOKの3人ですが、確かに世界万人文句なしのハンサム。韓国アイドル特有の人工的な感じがあまり強くない顔立ちでないので親近感もわきます。
マスメディアに登場したときにTwitterなどで、「左から3番目の人は誰?」「あの黄色いシャツは誰?」など世界のトレンド入りで話題にあがるので確実にその役割を果たしている3人。
JINは自らワールドワイドハンサムというだけあって、映画俳優でも売れそうな少し面長で育ちがよさそうな上品な感じのする万人受けする正統派韓国系ハンサム。高身長と広い肩幅も安心感があります。
Vは、漫画や絵画から飛び出してきたような二次元的なビジュアルで、表情やメイクによって異なる雰囲気が出せる芸術性のある華やかなイケメン。モデルが職業でも売れっ子になったでしょう。スタイルもバランスよくCGや彫刻のような完成度なのでCGVともいわれています。シャープで大きな三白眼がとても魅惑的です。
JUNGKOOKはおめめくりくりの小動物系のかわいい系イケメン。声もかわいい。顔も小さい。それでいて筋肉質なのに細いキュッと締まったフェロモンボディに長い手足というギャップも魅力でスタイル抜群です。最近は色気も増し、メンバーの中では最も王道アイドル系な見た目をしており、歌・ダンス・ビジュアルすべてに優れ、BTSのセンター率が一番高い、まさに黄金マンネです。
ビジュアルラインでないメンバーも、みんな足長くてスタイルいいし、一般人からしたら全然かっこよく見えるし、とにかく全員肌がめちゃくちゃきれい。うらやましい。
彼らのスタイルのよさやビジュアルの良さはバックダンサーと並んだりすると特に映えますね。バックダンサーさんすみません。。
◆ビジュアルラインのコンセプトフォト - Wings -
左からJIN、JUNGKOOK、V。これは確かに世界で戦える文句なしの強さ…。
■まとめ
各ラインの構成や特徴がうまく合わさり、よい化学反応が起きているボーイズ・グループBTS。
主に役割や歌・ダンスの特徴に重点を置いて書きましたが、彼らの強い絆・明るさ・バラエティ能力・スキンシップなどもほっこりしますし、何より面白いんですよね。
そちらは「⑥個より集団なチームワーク、仲の良さ・スキンシップ」の記事で紹介したいと思います!
緊急事態宣言で時間ができたことから趣味で書き始めた記事ですが、6月に解除され、また、6月はBTSのデビューの周年月ということもあり、様々なコンテンツが配信されてゆっくり堪能していたらすっかりペースが遅くなりましたが、楽しんで書き続けられたらと思います。
前回は、「②強烈なダンスパフォーマンス」を紹介しましたが、次回は、「④ぶれないスタンスと進化続けるヒット作品創りの力」を紹介します。
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