BTS(防弾少年団)のメンバー紹介~JIN~
ここで、メンバー紹介を挟んでみたいと思います。初回はBTSの最長兄、ジンくんです。
1. JINの印象
私が初めてBTSに惹かれたのは特定のメンバーではなく、高いクオリティーのステージや楽曲、音楽とダンスを心から楽しむ全員の雰囲気で、最初はメンバーの区別はついていませんでした。ダンスや歌で目立つ気になる人がいて個を認識し始め、7番目、つまり最後に認識したのがJINでした。
様々なパフォーマンス映像を見た結果、ダンスも歌も見た目もそこまで個性が際立っておらずあまり印象に残らなかったからです。
それでも、今、私がBTSの中で一番好きなのがジンくんです。(もちろん全員好きだけど…)
2. JINの基本プロフィール
本名はキム・ソクジン。BTSの長男で、ボーカルライン、ビジュアルラインを担当しています。実際の兄弟構成は、お兄さんが1人いる末っ子です。
TwitterなどWEB上での絵文字では🐹(ハムスター)で表現されます。本日12/4はJINの28歳のお誕生日。おめでとうございます!そして、なんと、このタイミングでジンくんのソロ曲が公開されました。
◆Abyss by Jin - [202012]
Abyss(深淵)というタイトルの、美しいけれど寂しい曲です。
日本語訳はこちらから。
昨日、この記事の最後のKOREの部分をまとめるのに、今年10月のBTSのオンライン展示会(BTS EXHIBITION MAP OF THE SOUL ON:E )のクジラ(KORE)が見える深淵への部屋を思い出して公式Instagramページを見ていたところに、この曲が舞い込んできたので、驚いたというか鳥肌でした。。恐るべしBTSの伏線と世界観。
コレについては、また後半で。
3. JINの特徴
■見た目
育ちのよさそうな正統派韓国系ハンサム。キリッとした一重で目鼻立ちがくっきりしていて真顔でも笑っても爽やかです。
俳優だったとしても間違いなく悪役ではなく、主役あるいは主役のよき友達役の風貌。
身長も高く、足も細くて体つきもスラッとしています。肩幅が広いので、小さい顔がより小顔に見えます。
2013年、デビュー時のBTSは今と方向性が随分違って、ヒップホップメインのBADテイストで売り出しており、全員ストリート系・アクセジャラジャラ・濃いアイメイク・笑顔でなく睨みを効かせたコンセプトフォト…ですが、JINはそれでもどうしても「悪ガキ感」が出ておらず、よいとこのお兄さん感が隠し切れず、少し浮いて見えてしまっています。
◆2013年の防弾少年団7人
◆2020年のBTS7人
どちらもメンバーの並び順は変わらず、JINは左から3番目。デビュー時すでに20歳を超えていたことや、童顔な顔つき、髪型をしょっちゅう変えるタイプでないことからも、メンバーの中でも見た目の変化が1番少ないです。というか、ほかのメンバーの変化の振れ幅が大きすぎるんですけどね。
◆2013年のJINと2020年のJIN
変化が少ないって分かってはいても、並べると本当に変わらなすぎる(笑)
肩幅はどんどん広くなっているような…。
また、曲の世界観によってかわいい系からワイルド系など、様々な表情やメイクを見せてくれるBTSですが、JINについては元々のお顔が目鼻立ちはっきりしているからか、メイクもアクセも控えめでカラコンの利用もしないので、すっぴんとメイク後の姿が一番変わらないと思います。
そして、もちろん努力で成長しての変化や魅せてくれる部分の変化はあるものの、性格や信念やスタンスや常識的感覚もスターになってもデビュー時からブレておらず、いい意味で変化が小さい人です。
■ダンス
ダンスに関しては他メンバーが目立ちすぎて、本人も「ダンスが苦手、7人の中で一番うまく踊れない」と話したり、ネタにしているほど自信がないようですが、BTSの高難易度のダンスを悪目立ちせずにシンクロして踊れているだけでもすごい努力と才能だと思いますし、この7年ですごく上達しています。
振付を覚えるのもメンバーの中ではリーダーのRMとともに遅い方ということですが、事前に振付をもらって予習するなど努力している姿が素敵です。
技術や表現力やアドリブで目立つメンバーがいる中で、JINのダンスはまっすぐで真剣で誠実なダンス。そのため、ダンスを楽しんでいる・魅せているというよりは一生懸命踊っているような健気でかわいらしい印象がありますし、基本に忠実なダンスは他のダンスラインメンバーの魅力を引き出す役割も果たしています。
JINがセンターになるパートは比較的簡単な振付があてがわれており、それ以外はフォーメーションで後ろや端に配置されることが多く、自分のパート以外は控え目で全体の調和を大切にしている印象なので、結果、目立つことが少ないジンくんです。
■歌
ボーカル担当で、透明感のある中高音が美しいのですが、メイン・リードではなくサブボーカルなこともあり、いかんせんパートが少ない。そして、歌い出しを担当することもほとんどない。その代わりか、MVの中で重要なキャラクターを演じたり、振付で薔薇の花を投げる演出、投げキッスする演出など、1人目立つパートがあてがわれることは多いです。
柔らかく甘くて優しい発声と高音ののびやかさが印象的なのですが、実は低音もとても素敵。
ラップは担当していませんが、イベントやオフショットでラップをしたとき、その特異なディクションはメンバーやARMYに衝撃と笑顔をもたらしますw
JINの歌やダンスの魅力については後半で詳しく紹介します。
4. JINの性格
彼が芸能界入りしたきっかけは、大学通学中に「見た目」でスカウトされたこと。他のメンバーが10代の早い時期から音楽やダンスに熱心だった中、音楽やダンスに夢を志すことなく10代を過ごした唯一のBTSメンバーということになります。
ほぼ未経験から18歳で練習生となったJINですが、周囲には才能や経験がある自分より若いメンバーも大勢いたでしょう。そんな中、デビューという夢を勝ち取ったのは、膨大な練習量、意志の強さなど、たゆまぬ努力があったことは想像に難くありません。
防弾少年団の結成においても、実際の家族では末っ子ながらも、突然6人の才能溢れる弟たちの長男になったこと、最年長だけどリーダーではないことなど、ほかのメンバーが体感することのない戸惑いや葛藤もたくさんあったと思います。
作品創りなどの商業面で中心的役割ではないながらも、弟たちの面倒をひっそり見ている母親的なJINのおかげで、メンバーがのびのび自分のやることに集中しつつ、BTSがチームとしてまとまることができているように感じます。
自分を卑下したり壁を作らずに、おおらかで明るく親しみやすいジンくんは、まるでBTSの潤滑油。年下のメンバーにもフォローしてもらいながら真面目にそしてポジティブに努力をし続ける姿は、ほかのメンバーにもいい影響を与え、BTSの精神的支柱の役割も果たしていると思います。
過去の映像からは、年下メンバーと一緒にはしゃぐ姿・いじられる姿と同じくらい、遠くから慈愛の目で弟たちを見つめたり気にかけたりする姿も多く垣間見られますし、JINがメンバーの前で自分のことを「ヒョン(兄さん)」と呼ぶ瞬間がたまらなく好きです。
「7人全員同じ女性を好きになったら自分は諦める」「弟たちは何があっても守る」といった発言、そして、パートが少なくてもダンスが後列ばかり配置されても不満気なことはなく役割を果たすために努力する姿は、チームのことを最優先に考える謙虚な彼の性格と秘めた強い責任感とメンバーたちへの愛がとても表れています。
デビュー間もない頃は、今よりも随分大人しい印象を受けるのですが、どうやらコンセプトのための事務所の指示だったようで、『FIRE』の頃あたりから抑えていたものが吹っ切れたように、ギャグを多発したりひょうきんな姿を見せてくれています。どちらが本来のJINの姿に近いかというと、きっとどちらもそうで、一人のときは物静かで注目を浴びるのが苦手で、でも、大勢のときは空気を読んで振舞ってみんなが楽しい方が落ち着く、精神的に成熟した順応能力の高いタイプなのでしょう。
他のメンバー同様、普段からよくARMYへの感謝や愛を素直に表現しており、ジンくんのファン思いな性格や場を和ます調和力については、「自分の精神状況がARMYにシンクロするのであれば、ARMYには幸せでいてほしいからポジティブな面しか見せないようにしている」と本人が語っていたことや、メンバー同士で衝突したときに出た「辛い面を出さずに明るく振舞っているが、落ち込むこともあるし長男としてのプライドもある」といった本音からも、暗い面をみせないようにする気遣いやポジティブ思考を自然にできる努力の要素や、それを他人に強要しない優しさも大きいと思います。
怪我や体調不良や体型の変化も少ないので、メンタル・フィジカル共に自己管理能力が高いです。他のメンバーが感情豊かに嬉しかったり悔しかったり泣く姿をよく見ますが、JINは感情的に涙を見せることがあまりありません。それは、彼が感情の動きが少ないからではなく、たくさんの溢れる感情を静かにしまい、周りやARMYのことを思って誰よりうまくコントロールしているからに他ならないのでは、と思っています。
アイドルグループBTSのジンと普通の青年であるキム・ソクジンに明確に線引きしていることがインタビュー等でも窺えます。
また、彼のみが18歳を超えて入所し20歳を超えてデビューしているので、一般人として高校生活を過ごし大学進学した唯一のメンバーでもあります。きっと普通の青春や恋愛もあったろうなと思います。
10代の間は一般人だったこと、メイクやアクセサリーが薄めなこと、髪型や髪色の変化が比較的少ないこと、普段のファッションも一般的で写真のポーズもピースサインするなどちょっと庶民寄りなところ、歌やダンスがメンバーの中では飛び抜けていないこと、イケメンなのに偉ぶらず陽気で飾らない性格も相まって、JINはBTSのメンバーの中でも私たち一般人に一番近い感覚を持っていて、長男の目線でBTSのメンバーを見守っている姿もARMYの心情と重なる部分があり、BTSに親しみやすさを持たせてくれる大きな役割を果たしており、メンバー間だけでなくBTSと全世代ARMYの潤滑油にもなっていると感じています。品行方正で大きなスキャンダルや変な噂もないところや、インタビューやスタッフの対応、旅の様子での一般人とのやりとりを見ていても、礼儀正しくフレンドリーな挨拶などが気持ちよく、コミュ力も好感度も高いです。
自分の幸せが一番大事だけど、自分が幸せを感じるのは周りが笑っているときだから、みんなを笑顔にしてみんなを利用して自分を幸せにしているってジンくんの話は本当に素敵だし、彼の言葉通りの行動のおかげで生まれた幸せの連鎖に助けられた人たちはたくさんいると思います。そんな事実が、また巡りめぐって彼の幸せに寄与していると信じたいです。
ちなみに、世界的でも有名な性格診断のMBTI診断では、メンバーのSUGAと同じく、INTP型(論理学者)と診断されているようです。
5. JINの魅力が溢れる曲
ジンくんの歌の特徴や魅力がわかる曲をいくつか選んでみました。
■BTSの曲
◆『Crystal Snow』- [2018]
JINの透明感のある高音含め、BTS全員の歌唱力驚かされます。4:04あたりのハイトーンに注目。そして、メンバーの中でも日本語詞の発音が特に上手。
◆『Dionysus』 - [2019]
パフォーマンスやダンスが注目されがちな『Dionysus』ですが、個人的にはJINのパートの低音と高音が交互に出てくる部分(0:54,2:10)のギャップや終盤のコーラスが好き。
◆『GOGO』 - [2017]
ジンくんはかっこいい系より、コミカルなダンスの方がかわいらしさが出て魅力を感じます。JINの得意の投げキッスから、高音と低音どちらも堪能でき、首のアイソレーションや黒目の高速移動などの挙動も素晴らしいGOGO。
◆『Spine Breaker』 - [2014]
2014年リリースの『背筋ブレーカー』(日本語訳版はこちらから)。親のスネをかじる若者を風刺したシニカルなヒップホップ。ラップ強めで、JINのパートも少ないのですが、注目すべきはパフォーマンス!
この曲に公式MV&振付がないことから、BTSのバラエティ番組で7人が役割分担してこの曲のMVを作る回があるのですが、衣装と振付担当になったJINを筆頭に、BTSのセンスと個性が爆発した仕上がりになっていますので、ぜひ見ていただきたいです。
◆『BTS GYAO track 15 ~ 自分たちでMVを作ろう - [2016]
そして、時を経て、昨年のファンミーティングステージをセルフカメラで撮影した映像がこちら。
◆『Spine braker』 ~ MAGIC SHOP STAGE SELF-CAM - [2019]
MVで使用した衣装と振付そのままに、バンタンのユーモアと親しみやすさがたっぷりあふれ出た臨場感ある映像。最後は、なかなかフィーチャーされないジンくんの貴重なダンスブレイク!
■ソロの曲
BTSのソロ曲は当人が制作に参加し、歌詞のメッセージ性が特に表現者に色濃く反映されているため、説明不要、歌詞を見ればすべて伝わると思います。
※公式に加え、ファンの方が作った日本語歌詞つきの動画にもリンクを貼らせていただきました。ありがとうございます。
「普段の行動では自分の悲しい感情をARMYにお見せしたくないが、音楽作品では表現していきたい。」
という本人の言葉通り、どのソロ曲も、ジンくんの普段の陽気な様子からはうかがい知ることのできない深くて静かな本音が表れており、ピュアで優しい包み込むような歌声も手伝って胸がキュッとなります。
◆『Awake』 by JIN - [2016]
BTSのアルバム『WINGS』に収録されたVのソロ曲のショートフィルム。日本語訳版はこちらから
(抜粋)
だけど六輪の花を手に握りしめて歩いているだけだって
だけどそれが僕の運命、僕の運命
それでももがきたいんだ
多分僕が僕が飛べる日はこない
あの花びらみたいに 翼をつけたようにはなれない
多分僕は、僕はあの空にさわれない
それでも手を伸ばしたい 走ってみたいんだ もうちょっと
◆『Epiphany』 by JIN - [2018]
BTSのアルバム『LOVE YOUR SELF 結 Answer』に収録されたJINのソロ曲。日本語訳はこちらから
(抜粋)
この世界で僕が愛すべきたった一つの"僕"という存在
光り輝く僕を 大切な僕の魂を
ようやく気付いた 自分自身への愛に
完璧でなくとも とても美しいんだ
僕が愛するべきただ一人の"僕"
◆『Moon』 by JIN - [2020]
BTSのアルバム『MAP OF THE SOUL: 7』に収録されたJINのソロ曲。日本語訳はこちらから
(抜粋)
僕は名前すら無かった 僕が君に会う前までは
君は僕に愛をくれて 今は僕が僕でいる理由になった
君は僕の地球 君にとって僕はただの月
君の心を照らしてあげる小さな星
ジンくんは、確かに太陽というより月のような存在だなあと思っていたので、この曲はぴったり。
「JINに月をあげて!」とNASAに無茶振りしたARMYに対して、NASA公式Twitterから「月はすでにみんなのもの。ソクジンもそのうちの一人。」とコメントが届いたのも記憶に新しい。なんとも素敵でオシャレな切り返し。そしてNASAをも動かすARMY&JINの凄さ。
6. JINを知るキーワード
いい意味で長男らしくない彼は不思議な魅力がたくさんあるので、キーワードを羅列して紹介したいと思います。
●ワールドワイドハンサム
自分のことを「ワールドワイドハンサム」と紹介したり、投げキッスを行ったりした後にメンバーが苦笑いするのお約束なネタなのですが、これを海外の番組でもやっちゃうメンタルの強さ。本当にハンサムだから「違うだろ!」とかツッコめないんだな。
●ナルシシスト
朝起きたら鏡を見て「ソクジン、なんてかっこいいんだ!」と問いかけてセルカを撮るそうです。これだけ聞くとヤバイ人のようですが、「みんなも自分を称賛すると自信がつくよ」との自己肯定アドバイスまでがセットなので(笑)。すっぴんでこの顔面ならそりゃ言いたくもなる。
●リアリスト
ファンからのプロポーズや告白は「話にならないことを言わないでください。」と基本断ります。ありえないとの回答。ARMYのおかげで自分は幸せ、ARMYも幸せであってほしいとの発言をする中、しっかり現実派なのも彼らしい。
●柔軟な対応力とユーモア溢れるコメント力
ジェームス・コーデンにまでネタにされた、前方席で繰り広げた楽しそうな英会話に対し「何言ってるかわかんないけど笑っとこう」発言(笑)。韓国語がわからないARMYがBTSの会話に感じる感覚と同じかもしれませんねw
こういった一般人に近いウィット効いたコメントが魅力です。メンバー間のやりとりでも兄の立場からか基本ツッコミ役ですし、WeverseというBTSがARMYにコメントをくれるSNSを見ていても高い頻度で出現してくれ、ユーモアたっぷりのジンワールドなツッコミコメント満載。バラエティ番組での対応力が高いからか、『RUN BTS !』ではMCをよく務めるジンくん。
●怖がり&びびり
J-HOPEというリアクション&ビビり王がいるので陰に隠れがちですが、相当のビビりで、『RUN BTS !』の「箱の中身は何だろな」ゲームでは、わざとではないかと思うほどベタな怖がり方をしています。ゾンビの回(EP.24)でのリアクションも笑えます。
全体的に怖がりなJ-HOPEと違って、JINの場合は「急な何か」に対するリアクションが大きいだけで、高いところとか絶叫マシーンは平気な模様。
●料理上手
共同生活で弟たちに料理を振る舞ったり、番組の料理対決では手際よさが際立ったりな料理男子。下記動画の後半では、罰ゲームで登山するメンバーに宿舎でパジャマ姿でお弁当を作ってあげるジンくんを見ることができます。
ちなみに『RUN BTS !』の料理回はどれも抱腹絶倒なので、気になる人は、料理初対決回(EP.20)、キムチを作ろう回(Ep.35)、キムチで作ろう回(EP.36)、料理アバター対決前編(EP.102)、料理アバター対決後編(EP.103)あたりをオススメします。
●Eat Jin
食べるの大好きで、食事シーンを配信する『Eat Jin』というコーナーも持っています。モグモグ豪快に食べ、お行儀もそんなによくないこともたまにあるのですが、お顔が上品だからか小動物っぽいからかあまり不快な感じがしない不思議。お箸やスプーンを持っている姿が似合う人です。普段から持ち歩いているとかいないとか。あと、お酒も好きみたいでBTSの中ではJIN&JIMIN&JUNGKOOKのジジンジョンがお酒チームの模様。
●面倒見がよい
普段から面倒見良いのでしょうが、お世話してるぜ感を出すと、弟たちからあしらわれて残念な感じになっておもしろい。ステージ上では弟たちの回収係もやってます。
●いじられキャラ
「俺、年長者だけど、遊ばれてるけど、さぁ行こうぜ!満足で最高で上出来でOK」って歌詞が5年も前から存在している事実。
◇『フンタン少年団 (Boyz With Fun) 』- [2015]
2015年の曲ですが、ファンキーダンスポップな感じで『Dynamite』でBTSファンになった人は気に入るかもしれません。このライブ版の演出は私の大好きなMichael Jacksonオマージュダンスも入っていて楽しいです。
●愛されキャラ
最年長でいじられキャラであると同じに、メンバー全員がJINのこと大好きなことがたっぷり伝わります。
◇楽屋でのJIN - [2018]
◇セルカをさせてもらえないJIN - [2020]
●特徴的な笑い方
JINは引き笑いも入ったような笑いで、キュッキュッと窓を掃除しているような音に聞こえることからファンからは「窓拭き」とも揶揄されています。この音が聞こえると幸せになります(笑)
●顔が赤くなる
興奮したり照れたり怒ったりすると耳から始まって顔が真っ赤になる体質。視線が集中さされるのが苦手だそうです。赤くなったらすぐメンバーにからかわれているし、かわいらしい。耳や顔を真っ赤にして、「やー!」「まー!」と叫んでいる様子がよく見られます。
●おじさんぽい話し方
早口で独特の話し方なので、どことなくおじさんぽい。見た目は若手CEOみたいな雰囲気なのにそんなギャップも彼の魅力。
●オヤジギャグ
話し方もおじさんぽいのに頻繁に飛び出るオヤジギャグ。本人は大ウケですが、基本はメンバーもスタッフも塩対応。たまにメンバーにのツボに入ることもある模様。
●切り替えが速い
オヤジギャグで本人は大ウケした直後に即真顔に戻ったり、ボーっとしているところカメラを向けられると急にイケメン真顔モードに変わったり、恐ろしい速さの切り替え力。
●ギター&ピアノ
両方弾けるのすごくないですか?ライブでも披露されています。ピアノは現在も練習中とのことです。
◇『Epiphany』 - [2018]
ギター弾いて、「ジョングクは俺が育てた!」を主張し、年下にあしらわれ、おじさんっぽくて、オヤジギャグで一人で笑って切り替えて、顔と耳真っ赤にして、もぐもぐ食べて、キュッキュッ笑う、キム・ソクジンの醍醐味を凝縮して堪能できるVLIVE回はこちら。
●かわいいラップ
BTSの曲でラップを公式にリリースしたことはありませんが、たまに歌ってくれます。声質や歌い方のせいでとにかく笑顔になっちゃいます。
●不思議なダンス
先に紹介した『背筋ブレーカー』のダンスや交通整理ダンスやカマキリダンスなどJINにしかできない、ダンスプロではなく一般人寄りなコミカルなフリーダンスをたまに見せてくれます。
◇『ホルモン戦争』練習動画~リアル戦争編- [2015]
●柔らかい体
現代舞踊をやっていたJIMINよりももしかしたら体が柔らかいかも。
ピースとかするときの指の骨の角度が特徴的だったり、ブリッジしながら高速移動できたり、膝を折り畳んで寝た状態から立ち上がれたり(『RUN BTS !』 EP.110)、足の指でスナック菓子の袋を破るのが上手かったり(『RUN BTS !』 EP.5)、よくわからない特技が一番多い。人体の神秘。
●足が短い?
BTSの中では一番足が短いといじられたり公式記録(?)があるそうですが(『RUN BTS !』 EP.15)、たぶん他が長すぎるだけで、一般人からしたらジンくんもめちゃくちゃ長い部類…。
●広い肩幅
肩幅が広い。60cmあるとかないとか。小顔なので余計目立ちます。服のサイズも悩むようです。メンバーにいじられまくっています。
◇JINの肩幅の公式ツイート - [2015]
◇JUNGKOOK画伯のJINの似顔絵ツイート - [2016]
●実は優れた運動神経
BTSには、JUNGKOOKという運動神経の擬人化&JIMINという身体能力お化けがいるのであまり目立ちませんが、かなりの運動神経。特にスノボーとかスケートとかが上手!
●釣り好き
釣りが大好きで、SUGAとはプライベートでもよく行く模様。好きだけど上手かどうかは別みたい。
◇JINの夏休みVLOG - [2019]
●キムソクジンチーム
『RUN BTS!』でメンバーが2~3チームに分かれて対決をするときのチーム名決めでは、JINがチームにいてもいなくても「僕たち『キムソクジンチーム』!」と食い気味アピールが始まるのが恒例。キムソクジンチームの勝率をまとめたARMYの方もいらっしゃるようで、愛されすぎなキムソクジン。
●ゲームが得意
特に韓国のカードゲーム・ハルリガルリゲーム回(EP.37)の強さは異常!『RUN BTS!』でも、心理/脱出/推理ゲームの行動もスマートで、頭の回転が速く洞察力や分析力が高いことがわかります。
ジンくんが色んな意味で活躍するゲームのオススメ回は、脱出ゲーム回(EP.52)、宝探し回(EP.111)、007大作戦前編(EP.79)&後編(EP.80)、バンタン町を守れ前編(EP.47)&後編(EP.48)。
PCゲームも好きでゲーム実況もしてくれますが。異常にタイピングが速い。そして癖になる面白さ。
◇JINの終わらないゲーム実況~メイプルストーリー忍耐の森 [2018]
本日もお誕生日ということで、これまでのキム・ソクジン生誕実況の無料公式動画を下記にリンクまとめました。気になる方は冬期休暇など時間があるときにどうぞ。
・[2013] 1人実況&練習室でみんなでお祝い
・[2015]メンバー全員でお祝い
・[2016]かわいいアイテム盛りだくさんの部屋でゲーム実況
・[2017]一般人ゲーマーを煽りまくる作業室からのゲーム実況
・[2017]練習中にメンバーからお祝い
・[2018]キムソクジン部屋が過ぎるゲーム実況(前出のロングバージョン)
・[2019]ホテルのキムソクジン部屋で弟たちとゲーム対決とその裏側
・[2019]マンネラインが帰らないのでボーカルラインでゲーム実況
・[2020]メンバーとの写真に囲まれて弟たちからTELで祝われる
・番外編[2017]ジンの大学卒業祝い
●ファッション
ピンクが好きで、昔はピンクパーカーを着ている姿をよく見ました。
メンバー間でドレスコードが一人だけ浮いてしまいがちなキムソクジン。ファンにもネタにされています。
空港ファッションといえば、『RUN BTS !』での罰ゲームで空港に韓服を着て行かなくてはならない回については、さすが正統派韓国イケメン。お似合いなこと。。
ジンのファッションは基本はハイブランドが少なく、ピアスもステージ以外ではほぼつけておらず庶民派で、寝るときもやたらかわいらしいパジャマを着ていたり一般人ぽくて親しみやすいのですが、たまに感覚がバグっていて、帽子の上に帽子をかぶったり、服や靴のタグを面倒くさくて取らなかったり、『RUN BTS !』でも、パジャマパーティーで選択権1位なのに明らかに一番ありえないパジャマを選んだり、コーディネートする回のセンスが異常だったり、服をリメイクする回のセンスが異常だったり、とにかく気になる人はリンクを見てください。
●マイクの色
マイクもピンク色だったのですが、今年白色に代わりましたね。
◇『Make It Right』- [2019]
全米放送後「ピンクのマイクの彼は誰!?」と話題になったとか。私がBTSに沼落ちしたきっかけの思い出のLATE SHOWです。
◇『Life Goes On』 (Jin Focus)- [2019]
BTSの最新曲「Life Goes On」のジンくんフォーカス。白い服に白いマイクでどこかの貴族みたいで普段とステージ上とのギャップがすごい。
●眼鏡のかけ直す癖のクセ
本人は無意識のようですが、メガネをかけ直すとき、右手をエレガントに一回転させる面白いクセがあります。ライブでもたくさんの楽しいサングラスコレクションを見せてくれ、ARMYを楽しませようとしてくれる素敵なジンくん。
◇ジンのライブでのサングラスコレクション
●マリオ
スーパーマリオのマリオが好きで、人形も集めているらしい。
下記は唐突にダンス練習中にマリオ人形が出てきて転がっていく様子がシュールな練習動画。
◇Just One Day 練習動画 - [2014]
●フクロモモンガ
フクロモモンガを飼っていてかわいがっていました。「オムギ(かまぼこ)」「オデン(おでん)」「クンムル(汁)」の3匹のうちオムギ、オデンは亡くなっており、ペットの彼らを思って歌ったソロ曲『Tonight』が切ない。
◇Tonight by JIN - [2019]
僕の目を閉じてみたら 一緒にいた時間が思い浮かぶよ
僕の目を閉じてみたら、また幸せだった思い出を思い出すよ
この夜が過ぎたら 君に会えないんじゃないかって怖いんだ
●クジラ(KORE)
ジンくん、クジラのセーターだいぶお気に入りなのかよく着ているのを見ます。『RUN BTS !』EP. 85でも、RMにKOREキーホルダーをプレゼントしていました。
◇2021年の受験生へのメッセージ -[202012]
JINの書いたクジラの絵は、IDOLのMVにも登場。
◇IDOLのMVでお絵描き - [2018]
◇IDOLのMV鑑賞でJINのKORE登場 - [2018]
ジンくんだけでなくBTSとクジラは結び付きが強い印象です。
誰も聞こえない52ヘルツの周波数で会話をする唯一の個体なことから世界でもっとも孤独なクジラと言われる52ヘルツの鯨とBTSを重ねた『Whalien52』(※whale(鯨)+alien(エイリアン)を足した造語)という歌があったり、『We are Bulletproof : the Eternal』のMVに空飛ぶクジラが出てきたり、オンライン展示会『BTS EXHIBITION MAP OF THE SOUL ON:E』でも深淵の扉の向こうにクジラが泳いでいたり…。
◇We are Bulletproof : the Eternal MV - [2020]
◇BTS EXHIBITION 'MAP OF THE SOUL ON:E (오,늘)' PREVIEW 03
兵役期限が迫るコロナ禍でARMYに会えず、世界的ヒットグループのメンバーとなってしまったことのプレッシャーや燃え尽き症候群を経た思いを歌にした「Abyss(深淵)」はJINの心に深く触れられる作品となっています。
●慈善活動
国連児童基金に寄付した金額が1億ウォン(約910万円)を突破した高額寄付者のみが入れる「ユニセフ・オナーズクラブ」の加入者です。最初は周囲に寄付の事実を明かしていませんでしたが、「よい影響力は分かち合うほど大きくなる」という趣旨に共感してオナーズクラブへの加入を公表しています。
7. ポジティブなLOVE MYSELFの体現者
「ワールドワイドハンサムです」の自己紹介や「自分の顔が好き」等の発言やひょうきんな様子から、ナルシシストで楽観主義のような印象も受けますが、彼を知っていくと謙虚で努力家で自然体で他人思いな精神的に成熟した人であり、「人と比べず自分を好きになること」「自分ができることを自分なりに努力すること」「物事をプラスに明るく考えて周りにいい影響を与えること」「みんなの幸せは僕の幸せ」という、シンプルなようで実は難しいことを実行している「自分自身を愛そう」のお手本のようで、個人的にJINにキャッチフレーズをつけるとしたら、【ポジティブなLOVE MYSELFの体現者】です。
普段の陽気なイメージに反して、彼のソロ曲にはなかなか見えにくい彼の性質や本心が反映されており、普段の姿と作品表現とそれぞれまったく違うテイストでARMYに寄り添ってくれるので、この絶妙な距離感により、ジンペンでいることがとても心地よいですし、彼の努力家で愛情深くイヤミのない性格は見習うところが多いです。
最年長なので兵役が来るのが一番早いメンバーとなりますが、お休みに入っても帰ってきてからもきっとキム・ソクジンらしさは変わらないと思っています。彼の飾らない素敵な姿を見守り、そして見習い、これからも応援し続けたいです。
リンクは、無料公開されている動画のみで、なるべく公式の映像にリンクを貼りましたが、一部、ARMYの方がまとめた動画や和訳にもリンクさせていただきました。ありがとうございます。
有料の『Bon Voyage』や『IN THE SOOP』や円盤特典映像が気になる人は購入してくださいね!
思い余って長くなりすぎましたが、JINの素晴らしさがたっぷり伝われば幸いです。
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