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人生事故った

 今までの人生、自分なりに高校受験とか大学受験とかそれなりに頑張って勉強したりしてきたけど大学での適応障害で全部めちゃくちゃになっちまったな。
 それこそ苦しい受験勉強期間とかも卒業したら輝かしい人生が待ってるとか大学院行きたいとかエンジニアになりたいとか色々希望を抱いて乗り越えたのに乗り越えた先でこんな仕打ち酷くないか。7年前から人生が止まりっぱなし。頑張って山を登り切ったと思ったら目の前に隕石落ちてきて吹き飛ばされて落ちたみたいな感覚。
 なんかこの適応障害の経験のせいか勉強に対してものすごく無力感というかどうせ無駄になるんだろうなって感じてしまう。頭ではそうじゃないってわかってるのにそう学習してしまったせいで昔より数倍勉強に取り掛かるのに気力をつかってしまう。ただでさえ擦り切れて無気力に近いのに。

 精神疾患ってなんて無慈悲なんだろうか。頑張った末にこの仕打ちじゃそりゃ未来に絶望して死んでしまいたくなるよなぁ。
 たまの一日ならともかく、毎日8時間10時間コンスタントに勉強するなんてこの先の人生で出来なそうだ。というかもう無理したくない。無理して長時間勉強したことの末路がこの有様だから。

 この人生の劣等感をどうしようか。推薦で大学に行って大学院行って就職した友達にも嫉妬してしまう日もある。一緒に遊べば本当にいい奴なのに。本当はこんなこと考えたくないし思いたくもないのに。適応障害にさえならなければ。精神不調になんかならなければ。そんな思考ばかりが頭の中を反響して苦しい。死んでしまいたい。

何もかも投げ出して全ての縁を切ってまた一からやり直したい。そうすれば劣等感ごと捨てられると思うのは浅はかだろうか。それよりもよくしてくれる親友をそんな独りよがりな理由で縁を切った自分を許せるだろうか。

 あぁもうお先真っ暗だ。もう開き直って馬鹿になって生きていくしかない。自分のこの体たらくを冗談にして笑いをとるたびに苦しくなる。でもそうでもしないと引け目を感じて何も話せなくなるのでそうでもしないとやっていられない。

 苦しむために勉強したわけじゃないのに。なりたい未来が将来像があったはずなのに。俺の手元にはもう何もない。何の希望も願いもない。ただひたすらに空笑いがこだまする虚無だけが残る。


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