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スプラトゥーンのデザインについて考える

みなさんはスプラトゥーンというゲームをご存知でしょうか?

2015年にwii Uで登場してから、今では任天堂の代表的なゲームになっている、大人気なシューティングゲームです。

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私は今までゲームというものにハマることが少なかったのですが(最後にやったゲームは10年以上前のニンテンドーDS)、たまたま手にとったスプラトゥーンにハマってしまいました。

なぜ私がスプラトゥーンを面白いと感じるのか?なぜ魅力的だと感じるのか?を、UIやユーザー体験の目線で考察し、まとめてみましたので、よければご覧ください。

ポイント①世界の作り込みが細かい

ゲームの中には様々な画面があります。(ローディング画面・選択画面など…)

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どの画面をみても、テーマである「イカ」や「インク」の工夫がなされているなと思います。

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イカのようにふわふわ動くカーソルや、選択するとインクが滴れるようなモーションをするボタンなど、どの画面をみても、スプラトゥーンの世界を感じることができ、世界にのめり込むことができるなと感じました。

ポイント②柄ばかりなのにみやすい

ポイント①で記載したように、様々な工夫がされていることを感じながらも、とても見やすい画面になっています。

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よく見ると、無地なところの方が少ないです。

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もしこの柄がなくなってしまうと、なんとなく落ち着いた雰囲気になってしまい、スプラトゥーンの「ごちゃごちゃしたイメージ」や「わくわくしたイメージ」とは離れてしまいます。

かといって、柄が強すぎると、ごちゃごちゃ感は出ますが、そもそもUIがわかりにくくなってしまいます。

この絶妙なバランスのとれたUIが、素敵だなと感じます。

ポイント③結果発表のデザイン

スプラトゥーンは、舞台であるエリアの床や壁を、チームで塗り合うゲームです。

最終的に、たくさん塗った方が勝ち、というゲームの結果発表の画面になんとなく違和感を感じ、よく見てみると、1つのことに気づきました。

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普通に結果を表すとすると、塗れる場所全部を100%とし、その100%のうち、自分チームが〜%、相手チームが〜%塗ったか、を示すのが正確ですが、

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実際の結果発表では、お互いの塗った割合のみで見せています。

余分な情報がなく、伝わりやすい画面になっているな、と思いました。

まとめ

こういったデザインの工夫から、スプラトゥーンの世界に入り込むことができますし、ゲームとして、続けたい!と思うことができるのかなと感じました。

1つ1つは小さなことかもしれませんが、そんな小さな工夫が積み重なって、1つの素敵な作品になっているなと思います。

みなさんもよければ遊んでみてください!

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