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ソシオネット株式会社 代表取締役 山下聖さん SNCにかけた願い - SNCインタビュー#1

SNCインタビューでは、ひとりひとりのSNCメンバーが持つストーリーと、描いていきたい未来についてご紹介いたします。
第1回目の今回は、ソシオネット株式会社 代表取締役でもあり、SNCの発起人でもある山下聖(やました さとる)さんにお話しを伺いました。

ソシオネット株式会社 代表取締役 山下聖さん

楽しい会社を創りたくて立ち上げたソシオネット

-まずはじめに、ソシオネット創業までのストーリーをお聞かせください。

僕はアメリカの大学を卒業し、現地の会社に就職しました。アメリカ人は、日本の会社員に”働きすぎなロボット”のようなイメージを持っていて、実際インターネットを通じて入ってくる日本の会社員の情報も、そのイメージを裏付けるようなものばかりでした。日本の会社員という働き方に、辛いばかりで楽しそうに働いている会社員がいないというネガティブなイメージを勝手ながら抱いていたのです。
その後、ビザの更新のタイミングで帰国。僕は日本の会社に勤めることになりました。最初は日本での会社員という経験がとても新鮮で刺激的でしたが、次第に誰も楽しそうに働いていないという現実に「このまま日本の会社で働いていても、自分が望む生き方を達成することができない。」と思うようになりました。
仕事をしているのは人間なのに、人として当然持っている感情や人間らしさを出すことをよしとしない。そのような風潮に強い違和感を感じていたのです。
そこで、自分自身で楽しい会社を創り上げていこうと決意したことが、ソシオネットの出発点となったのです。

雇用だけではなく、人と人としての繋がりを創りたい。

-SNC活動を始めることになった背景や経緯をおしえてください。

楽しい会社を創りたいという想いから僕はソシオネットを立ち上げましたが、当然ながら会社を成長させていく過程では、メンバーが増えるにつれてルールや制約が増え、さまざまな組織課題が発生します。
僕自身も会社を存続させていくために事業に集中せざるを得なくなり、増えていくメンバーとのコミュニケーションを取る機会がすっかり減ってしまいました。
そのような中、今度は社員が毎週のように辞めていくという、とても辛い事態が発生しました。僕自身も精神的に擦り減っていき、社員と雇用だけでつながる関係に辛さを感じるようになりました。

会社に関わる全ての関係を雇用や契約だけの繋がりにすると、メリットとデメリット、条件が主体の繋がりとなり、人と人としての繋がりが希薄になることが辛いと感じたのです。

雇用や契約という壁を取り払い、人と人が人間らしく繋がる会社にしたい。
それぞれ実現したいことを対等に表現しながら進めていけるようなカルチャーを創りたい。このような想いを実現する場として、SNC活動がスタートしました。

SNCが「どたばた大衆劇の舞台装置」となり、未来のつながりを創る場所へ


-最後に、SNCとはどのような活動なのか、これから参加する方へのメッセージと共にお聞かせください。

僕にとって、「楽しい」ということはどういうことか。山あり谷あり、さまざまな経験を経て探求した先に見えてきたものが、人と人が人間らしく繋がる中で、人情味のあるドラマが繰り広げられていく世界でした。

SNCは内と外の垣根を超えて人と人が未来のつながりを創る「どたばた大衆劇の舞台装置」のような活動です。

休日はしっかり休みたいとか、仕事も家庭も大事にしたいとか、人間らしさを持つ人同士がSNCを舞台に泥臭さも含めた人間ドラマを繰り広げながら刺激しあい、キャリアの再構築をしたり、アイデアを出して実行したり、それぞれが自立分散的に新しい冒険をするきっかけを見つけに来る場所でありたいと思っています。

SNCは、社内外の垣根を超えて人間らしい繋がりを持ち、そのプロセスを楽しんでいただくためのオープンな場として活動をしております。

それなりの経験値と自分なりの成功パターンをある程度は持っているものの、この先それが通用するかわからないという状態の方や、何かしらの理由で人との繋がりが欲しい方。
多様な生き方をもつ人がお互いを刺激しあって成長し、冒険をしていく。
SNCで繰り広げられる「大衆劇」を通じて、冒険の可能性を見つけに来てください。

人と人が未来のつながりを創るSNCへ、冒険の可能性を見つけに来てください


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