【長野県松本市】松本の街散歩 22.03.26_13:00
松本城の登城を終え、小雨降る松本の街をふらついてみた。
松本は空襲がなかったことは以前触れたが、おかげでいい雰囲気の街が残っている。
ただ個人的に感じるのは昭和の町並みが残っているのであって、決して江戸時代のものが残っているわけではない気がする。城下町なのに。
松本城に対する畏敬の念は感じるけれども、そもそも天守閣は傾いていたし売り払われてしまう寸前だったりと、武家社会の頃に関して思いが薄い気がする。
武家屋敷が残っても居ない。当時の町名や道筋があるだけ。
長野県第二の人口を誇る都市だし、一時は長野市すら凌駕する勢いの開発があったはずの街だから、どうしてもある時代までは開発一辺倒だったんだろう。
今、オリンピックの影響か、新幹線の影響か、松本は長野市に大きく水を開けれられていると思う。
城下町が門前町に・・・地元の人も色々な思いがあるだろうが。
この独特な街の雰囲気を残しながら新しいまちのあり方を探ってほしいと思う。
変に東京に近づいてしまった長野市よりも、松本の可能性のほうが圧倒的だと思うから。
若者がスキーをしなくなってしまってから久しい。
半年雪に閉ざされる地域だ。
新しい冬の扱い方を見つけ出したとき、松本市の反転攻勢が始まる気がする。
しばらく松本の動向が楽しみだけれど、こちらの残り時間が・・・きっともう、あまりない。
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