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無理に希望の唄なんて聴かなくていい


 本当にどん底にいるとき、希望を唄う歌を聴けなくなってしまいました。本当に自分自身がどん底にいるのかと問われれば、まだ底があるのかもしれないと思ってしまいますが。

 少しでも「希望」がちらつく歌詞を耳にすると何とも言えない気持ちになりました。そして、嫉妬してまうのです。

「あなたはいいよね。成功してるから」

 という結論になってしまうのです。彼または彼女らがどのような道を歩んでそこにたどり着けたのかも知ろうとせず。何故なら、自分自身のことでいっぱいいっぱいだから。

  あんなに好きだったバンドの曲が聴けなくなりました。絶望から希望の道へと這い上がる唄を歌う彼らの唄が好きだったのに。希望の道へとたどり着けない自分に途方に暮れて、「希望」に拒否反応が現れて、聴けなくなりました。

 そんな中で出会った曲がBring Me The Horizonの「Drown」でした。

 恥ずかしながら洋楽は好きだけど、英語は苦手なのですが、なんとなく助けを求めている歌詞なんだろうなと感じてはいました。歌詞には人によっていろいろですが、個人的には下のサイトの方の和訳が好きです。 

http://oyogetaiyakukun.blogspot.com/2015/01/drown-bring-me-horizon.html

 ただただ助けてくれと懇願している歌詞。今の私にはぴったりで、なぜだか、理由はわからないけれど、心を落ち着かせてくれるのです。


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