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子育てについて考える Part1-納得することの大切さ-

こんにちは。セイバンスマイルこども園note編集部のカシマです。最近は梅雨空が多く、蒸し暑い日が続きますね。

今回は『子育てについて考える』をテーマに、園長の野瀨先生にお話しを伺いしました。


「情報がありすぎて、どうしたらいいか分からない!」はみんなの悩み


ー今回は『子育て』についてお伺いします!最近の親御さんたちのお悩みは、どんなことがありますか?

まずは、我が子を初めて抱いたあの日のことを思い出してみて下さい。
愛おしくて愛おしくていつまでもみてられる!!このような思いになりませんでしたか?
しかし実際育児がはじまると、予想外の連続でてんてこまい!
また、他の子と比較して一喜一憂の日々…なんて方も多いんじゃないでしょうか。

「情報がありすぎて、どうしたらいいか分からない!」
「これでいいの?あっているの?」
このような質問やお悩み相談をたくさんもらいます。

お子さんのペースでの『成長の階段』をぼっていきましょう

ー確かに…TVや育児本はもちろん、ネットで検索したり、SNSのインフルエンサーさんたちがさまざまな角度から情報発信していていますもんね…

そうなんです。でもいつも私がお伝えしていることは一つです。

「それでいいんですよ。目の前のお子さんをしっかり見てあげて下さい。お子さんあっての子育てです。」

みなさん、階段をイメージしてみてください。
乳幼児期は目に見えて成長していきます。首がすわり、お座りができ、ハイハイができて…
みんな1段ずつ『成長』という階段をのぼっていきます。

リズムよくのぼっていくお子さんもいれば、1段目が居心地良くて長居する子、一つ飛ばしで上るお子さんもいます。

私が伝えたいことは、お子さんのペースでのぼっていけばいいとういことです。

大人も子どもも、自分自身で納得して進むことが大切です

ーこども園にもいろいろなお子さんがいますもんね!親御さんへのアドバイスはありますか?

なかなか難しいお願いなのですが、親御さんは1段下から見守ってあげてください。

後ろから大好きな人が見守ってくれてることは、お子さんにとってより心身が安定します。
そうすると、お子さんは自分のペースで1段ずつ納得してのぼっていくでしょう。
自分自身で納得してのぼっていくことが大事です。今後の生きる力にも繋がっていきますよ。

先程伝えましたが、他の子と比較して一喜一憂することは決して悪いことではないです。比較して学ぶこと、考えることありますよね。
大事なのは、その後親御さん自身が自分と向き合うことです。

私たち大人も自分のペースで、『子育て』の階段をのぼりましょう。
目の前のお子さんが1段下から見守ってくれていますよ。

ーなるほど…大人も子どもも納得してのぼることが大切なんですね!
そうなんです。子育の鍵となるのは、親の気持ちのバランスをとることです。親御さんの気持ちの安定がお子さんにつながります。
まずはご自身を振り返ってみてくださいね!


次回は『心配と信頼の関係性』についてお伝えします!

【園長先生プロフィール】野瀨 直子
約20年間、公立保育所・私立保育園・私立幼稚園・認可外保育園の他、ニュージーランドの幼稚園に勤務。
各園で、モンテッソーリ教育や右脳教育などに関わる。
私生活では、大学生の息子と娘の二児の母。
▼取得資格
BYBS非認知能力コーチ・受験メンタルトレーナー
JADP認定メンタル心理カウンセラー
幼児心理アドバイザー・食育アドバイザー

【この記事の書き手】 note編集部 カシマ
セイバンではランドセルコンシェルジュとして長年活躍(?)
ひょんなことから、保育事業部へ転属することに…
約3年認可外保育園の運営に携わり、そこで得たノウハウと理想の教育をお子さまに提供するために園長先生と開園に向けて日々奮闘しています。