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アドバイスはしないコーチングが転職サポートに必要なわけ

この記事を読まれている方は、実際に活動したかは別として人生の中で一度は転職、キャリアチェンジについて頭の中によぎったことがあると思っています。
もし可能な環境なら一度でよいので、コーチングを受けてみることのメリットを知っておいて欲しいと思っています。
(オススメするという訳ではなく、選択肢の一つとして頭の片隅に置いておくイメージ)

というのも転職についてモヤモヤしている時は
・視野狭窄になりがち
・選択肢を2択で考えがち
・理想郷に運命的に出会えると思っている
・転職市場における情報弱者
・とりあえず今が嫌
という状態に陥っていることが多いです。

どれにも当てはまらない!とう方もごまんといらっしゃるのは承知です。

まず、コーチとは、伴走者であり、目標達成までのサポーターであり、相談者(クライアントと呼ぶ)自身に答えを出してもらうための存在です。

ですので、基本的にはあれしましょうとか、
それは辞めておいた方がよいです、
といったアドアイスは原則としてはしない存在です。

一見、相反するようなコーチングと転職活動ですが、
2022年8月にコーチの資格を取得してからクライアントの方からいただいた多くの相談が転職も視野にいれたキャリア相談でした。

そこでコーチとしてクライアントさんと対話する上でゴールとしたのが
・物事を捉えなおしてみる
・できるだけ選択肢を広げる
・何をしたいかより、どう在りたいかを考える
・クライアントさんの属性に合わせた転職市場の情報を伝える
・嫌な要因を分解してみる
といったことです。

内省が得意な方は一人でできることですが、コーチという第三者の視点や質問があることによって、クライアント自身がびっくりするような自分の中に眠っていた答えに気がつく瞬間があります。

それは今の場所で頑張ることかもしれませんし、
期限を決めて転職活動を始める後押しになったり、
その3歩手前の自分を見つめ直すことであったり、
今まで誰も言ってくれなかった自身の価値を発見したり
何よりも自分の中の可能性を信じられて生きるエネルギーにつながります。

もちろんコーチングは万能ではないですし、
私自身、クライアントさんにとって価値あるコーチングの時間を提供できなかったこともあります。

それでも身近な知人でもなく、程よい距離感でのサポーターであるコーチに出会うことは意味のあることだと思っています。


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