スペイン🇪🇸で取材を受けました！（日本語版掲載）

いつもありがとうございます♪

つい最近、スペイン🇪🇸の方にインタビューをいただき、そちらを記事として投稿していただきました。

Nueva entrevista de @asiafut Esta vez a Ayaka Kanamori, ex jugadora de fútbol sala que nos deja una entrevista muy interesante con muchas reflexiones sobre España, Japón, el fútbol y, sobre todo, la vida. https://t.co/YUQJNNicgl

— Dani Deudermont Glez (@DaniDeuder) May 5, 2021

と、こちらはスペイン語🇪🇸になり

日本語版もあるのはありますが、ちょっとニュアンスがズレてしまうので、

日本の方向けに、いただいた質問をそのまま使って、こちらに書かせていただきます♪

なかなか面白い質問を頂いたので、興味深い内容もあると思います👍

是非最後まで読んでください♪

Entrevista 👍

名前は何と言いますか？

金森彩加です。

どこで生まれましたか？

岡山県の中の新見市という田舎で生まれ育ちました。

何を学びましたか？

大学ではスポーツ社会学や健康スポーツについて学び、また体育教師の資格もとりました。

日本では何をしていましたか？

大学まではサッカーをしていて、卒業後は大学の時の怪我や裏方の経験やその他様々な学びから、メンタルや身体のケアの大切さを知り、それを伝えていくべく、ゆる体操という体操の講師を中心に様々なところで講師活動をしていました。

それらの活動をしている中で、自分自身の身体の状態がより良くなっていったこと、フットサルとの出会いや活動、その他色々な方との出会いによって、フットサル選手に戻りプレーしていました。

スペインに来た理由

いつスペインに来ましたか？

スペインには約3年前に短期留学の予定で来ました。

どうしてですか？

選手に戻ってフットサルをしている中で、だんだんと自分の中で選手としての火がつき、より上手くなりたいと思い、成長を求め、より刺激を受けたいと思いスペインにきました。また、自身の内面を変えたいとも思っていました。

どのようにしてきましたか？

当時、スペインに行きたい！と思ったけど無理だと思っていました。

それは私にとって海外が遠いものだった事（周りにそういう人がいなかったなど）や、資金的な面でも厳しいと思っていました。

でも、その中で出会った方におもいを伝えると背中を押してくださったことから、留学への道が開かれました。

その中で久しぶりに再会した友達の友達が留学をしていて、アテンドさんを紹介していただき、最初の留学を実現する事ができました。

スペインで何をしましたか？

スペインでは、フットサルをしていました。

〈経緯〉

最初は短期留学の予定だったので、1ヶ月だけスペインに来て、フットサルの2つのチームの練習に参加させていただきました。

その1ヶ月が濃く、学びも深く、また来たいと思った事や、その時していたホームステイ先の家族の愛に触れる中で、自身の殻が少し破れていきました。

そんな経験をして日本に帰国すると、再び来たい！スペインでフットサルをしたい！スペインリーグでやってみたい！そんな気持ちが強くなり、帰国後1ヶ月で、その時の仕事やチームなどを辞める事を決意し、その数ヶ月後の次のシーズンからスペインへ渡りました。

そこで1シーズンプレーし、そのまま続けてスペインでやりたかったのですが、色んな事が重なり、一時帰国を選択し一度日本に帰りました。

でも、またその次のシーズンに約束通りスペインに戻ってきてプレーをしていました。

そんな今シーズンでしたが、その中での出来事や変化により、シーズン途中で選手を引退する事に決め今に至ります。

選手成績

サッカー
•U12岡山県選抜として全国出場
•U15中国トレセン
•U15岡山県最優秀選手賞を受賞
•無名高ながら高校選手権で全国大会出場（キャプテンもけいけん

（大学）
•チャレンジリーグ優勝
•なでしこリーグ昇格
•インカレ優勝
•国体出場
など

フットサル
•岡山県選抜
•中国リーグ優勝
•中国リーグ得点王

スペインに来て感じた日本との違い

スペインに来てより印象的だったことはなんですか？

日本との違いを色々と感じました。

フットサルでいうと、

日本のフットサルは、良く走る印象が強く、運動量が多いイメージ

だけれど、

スペインのフットサルは、判断力が高く、状況の中でゆっくりでも組み立てる事ができるという印象

でした。

また、国の雰囲気や文化としてサッカーに熱く、ボールを蹴っている子どもたちを街でより見かける事が多く、バルでの試合観戦や試合がある日の街の盛り上がりの熱さを強く感じました。

日本よりもより身近にサッカーがあるというのを感じました。

リーグやチーム数も日本よりも遥かに多いですし、グランドやフットサルコートも各地域にあると言えるぐらいたくさんあります。

日本とスペインのスポーツに対する文化的側面は何だと思いますか？

一言でいうと、
環境と文化の違いを感じました。
（前の話でも少し触れました）

日本の良いところは何だと思いますか？

色んなところで組織されていて、整っていること。街も綺麗だし、安全だし、公共交通機関とかも時間に正確なとこなどだと思います。

スペインはどうですか？

スペインはより自由がある印象です。
また、個々が自分というものをしっかり持っていて、でもその中でも意見の違いも受け入れられているのを感じました。

（意見違って当たり前で、あなたはあなた、私は私、そこに良いも悪いない。といった感じです）

逆に日本の良くないところは何だと思いますか？

組織されてるけど、それが少しされすぎていると感じるところ。
また働きすぎだし、常に時間に追われて忙しなく感じるところだと思います。

スペインはどうですか？

スリがあったり、危険な場所とかあったりすること。
公共交通機関とかも時間に不正確だったり、マリファナとか吸ってたり、街が汚かったりする事があることかな？と思います。

スペインで学んだ事を日本へ

スペインに来て学んだ事で、日本に取り入れたら良いと思うことは何だと思いますか？

遊び心を大切にする事や、自分の考えを個々がしっかり持ち、それをお互いに受け入れ合える事。

それができた中で、今の日本の組織力があれば、日本はより強くなると思います。

逆にスペインに取り入れたら良いと思う事は？

敢えていうなら、思いやりと感謝だと思います。
日本の人の方が施設や物を大切にできている印象があります。感謝の心。

引退について

シーズン途中という普通ではあまりない形で引退しましたが、それはどうしてですか？

簡単に言うと人生の価値観が変わったからです。昨年の12月半ばに体調を崩して1週間近く何もできなかった時があり、その時に自分と深く向き合う時間がありました。

そんな中で、

人生に対する見方の変化、フットサル選手としての価値観に変化がありました。

今まで選手として見ていた人生と、1人の人間として見る人生。その視点の変化から色んな事を考えていました。

そのタイミングで、バルセロナにいた時にお世話になったおばあちゃんが亡くなるという経験をし、人生の中で本当に何が大切なのか？ということに向き合わされた事が大きなきっかけとなりました。

また、大学の時に膝を怪我をし、そこから約9年間軟骨のない膝、年々変形性膝関節症も進んでいて、その中でもやれる方法と共に選手を続けてきましたが、そろそろ身体を労ってあげたいとも考えるようになりました。

28歳という若さで引退したことを後悔していますか？

28歳というのは、私は女性選手にとってはそんなに若い年ではないと思っています。
私の中では、将来的に家庭を持ち子どもを生みたいという考えがあったので、もともと選手もあと2年くらいだと思っていました。

そして、スペインでお世話になったおばあちゃんの死を通して人生をみた中で、

日本にいる実のおばあちゃんが生きているうちに、我が子をみせたい！という新たな夢ができたことも辞める決断をするきっかけとなりました。

辞めたことに対して、辞めてから数ヶ月経ち、ふと我に帰ってた時に、今シーズンいたチームの活躍やみんなの姿をみると、少し後悔が浮かんできたのも正直です。

でも、身体のことや新たな道に進む中で、

今このタイミングで決断し、自分ならではの道に気づいた時、すべての経験に意味があり、今ここに繋がっていることを感じました。

そのため、すべてが感謝に変わったので、今は後悔はしていません。

今後の人生

今後どうしていきたいと思っていますか？

この経験を活かして、たくさんの選手をサポートし、夢を叶える手助けがしたいと思っています。

私自身が留学する中で、こんな事あったら良かったを形にしたいと思っています。

そして、これから留学に来る選手たちが、より良い挑戦ができ、夢を叶えられる環境を作りたいです。

そんな事から、今

スペイン語コーチとスペイン留学サポートをしています。

また、日本に帰国した際は、たくさんのチームを飛び回り、子どもたちと触れ合う中で、自信をなくしていたり、楽しむ事を忘れている子どもたちに、自信や遊び心を取り戻していきたいと思っています。

たくさんの子どもたちの笑顔に出会いたい！

そのためにも、色んな活動等を通して、憧れられるそんな存在になりたいと思っています！

最後に…

インタビューにはないですが、少し補足として書き加えます。

最後に書いた『今後の人生』の中のこと、そんな今私が歩んでいる道…

それが、私が選手として夢を追って全力で走ってきた理由でもあるからです❗️

こんなおもいが発信したくて、伝えたくて…

でも、当時の私には影響力も何もないと思ってた。それにまだまだ自分に自信がなかったんだと今は思います。

だから、選手として活躍して有名になること、また、夢を叶えていく姿を通して伝えていきたい✨

そう思って走っていたんです。

もちろん、色々と学び変わってきた価値観を通して、今なら思う事ですが、

選手の時は、そんな事考えず、もっと選手に打ち込むべきだったなと。

というか、選手としての自分を

ただただ、フットサルをもっとおもいっきり楽しんで良かったなぁ✨

って。

色んな思いを自分で勝手に背負い込み過ぎてたなって、実は引退した時に感じました。

肩の荷がおりたんですね。笑

だから、今選手に伝えるのは

そういう思いを持つことももちろんあって良いけど、でも、もっと大切な事があるということです✨

こんな事をいうと、どう捉えられるかわかりませんが…

おもいなんて持たなくて良い！

ただただ、その競技に夢中になって

夢中になって

夢中になるほどに

本気で遊んで欲しい✨

そう思っています！

背負いたいおもいは周りに託して

そう、私はこれから

今まで持ってきたけど、選手としてはやりきれなかったそのおもいを

これから発信し、たくさんの選手や子どもたちに伝えていきたいと思っています✨

あの頃、選手として…とか、結果出して有名にならなきゃ…とかとかで

そんな風にならなきゃできないって思ってたけど、結局そうじゃなかった。

今、すべての過去が受け入れられて

すべての自分が受け入れられて…

正直自分なんて大した事なければ、有名でもなんでもない。

でも、

自分にしかできない事がある。

自分でしか経験できなかった過去がある。

それってね、

すべて私の強みであるという事なんです！

だからこれからは、

すべての過去も含め、たくさんの経験から今あるおもいを、おもいっきり前面に出していきます‼️

私は私ができる事をやる‼️

それは、

あなたにはあなたにしかできない事

あなただからできる事があります❗️

あなたがした経験はあなたのもので、誰かと比べることなんてできやしないんです。

なので、

これを読んでくださったあなたも

是非、あなたの持ってるものに、経験してきた事をおもいっきり出してください。

すべての過去に意味があって、その過去はあなたにしか経験できなかったものだから。

だから、あなたはそれでいて素晴らしい✨

子どもたちへ

今の話は子どもたちにも知って欲しい。

だから、子どもたちに関わる大人に大切にして欲しいこと。

一人一人違う。

本当に違う。

同じにする必要はなくて、隣の子と見比べてもいけない。

あなたがもし指導者なら意識して欲しい。

その子の強みはなんだろう？

その子が本来持ってるものはなんだろう？

その子が望んでる事はなんだろう？

その子がより活きることはなんだろう？

…etc

子どもがよりイキイキしてる時を見たことありますか？

そのイキイキって、どんな時にしてますか❓

そのワクワクってなんで出てきてますか❓

すべてのヒントはそこにあります💡

いつかそんな話も一緒にできたら良いですね♪

それでは、

またどこかでお会いしましょう☺️

一緒にたくさんの方を笑顔にしていけたら嬉しいなって思います✨

Muchísimas gracias por tu tiempo para leer todo hasta aquí .

Hasta luego 👋 

Buena suerte 🍀