ある新聞記者の歩み 11 テーマはトマトから鉄鋼まで 自由な社風のもとでのびのび取材
元毎日新聞記者佐々木宏人さんは、入社後約5年間水戸支局に勤め、そのあと28歳で経済部に配属となりました。政治部に移るのが35歳のときですが、その間8ヶ月ほど語学留学で英国に行ったので、経済部生活は実質6年強ということになります。佐々木さんの新聞記者としての骨格がこの6年間でできた印象を持ちます。後年また経済部に戻ってきますが、今回は第1次経済部時代のしめくくりです。(聞き手-校條諭・メディア研究者)
経済部時代(7)◆「冬のトマトは石油のかたまり」Q.ところで、『当世物価百