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東大目指すなら「現代文」は勉強するな!

いえ、現代文は東大で文系・理系問わず出題される科目であり、

「しっかり現代文の点数は取れるようになりたい」

あなたもそう思っていると思います。

そこで、今回は

・なぜ、現代文は勉強しなくても良いのか?
・東大受験生なら知っておきたい「現代文」の特質
・現代文の点数を伸ばすために必要なこととは?

これらを解説していきます。

現代文を勉強しなくても良い理由

なぜ、現代文は勉強しなくても良いのでしょうか?

それは、現代文という科目の特質にあります。

現代文という科目で最も重視される力は

本文の言いたいこと、情報を整理して、それを論理的に表現する力です。

問題文の情報を整理して、それを論理的に表現する、

まさしく東大が求めている論理的思考力。

しかし、残念なことに論理的思考力はテクニックではなく、習慣の問題です。

つまり、論理的思考力は、一朝一夕で身につくようなものではないということです。

これは何を意味するのか?

それは

現代文をいくら勉強しても、論理的思考力がなければ一向に伸びない

ということです。

現代文は本人の頭の良さとダイレクトに比例する科目なのです。

現代文は勉強して伸びるのではなく、受験生の頭の良さを測る鏡

そう言うと、こんな質問を受けることがあります。

「現代文を勉強することで論理的な思考力を鍛えることもできるのでは?」

と。

結論から言ってしまうと、鍛えること自体は不可能ではありません。

が、効率はあまり良くないと思います。

現代文の問題は、

・問題文自体の内容が高度
・解答の内容も高度な論理力を必要とする

ため、「論理的な思考力の乏しい人がいきなり始めてできるようなものではない」と言うのが率直な意見です。

例えるなら、野球の初心者がいきなり150km/hの速球を打とうとするようなイメージでしょうか。

論理的な思考力がある程度できるようになって、取り組めばさらに論理的な思考力を学ぶことができますが、できない状態でいきなり取り組んでも

身につくのは漢字や小手先のテクニックくらいになってしまうと思います。

なので、現代文の点数を上げるためには、現代文の勉強はしなくて良いのです。

慣れてきたら、過去問を数年解く、程度の学習で十分、

特別、学習が必要なのは漢字くらいでしょう。

現代文の点数を上げるために必要なことは?

では、現代文の点数を上げるためにはどうすれば良いのでしょうか?

現代文の点数を上げるというのは

すなわち、論理的思考力を鍛える、自分の頭を良くするということです。

現代文の点数を上げるために必要なこと

それは、

他の科目、特に英語の「要約」で論理的思考力を鍛える

ことです。

なぜ、英語の要約が重要なのでしょうか?

それは、

要約する=情報を整理して論理的に表現する

ことだからです。

しかも、要約の問題は現代文の問題とは違い、短く論理構成も比較的単純なものが多いです。

そのため、短い文章の中で、

・段落の論理関係
・一文同士の論理関係
・情報の重要度の判断

など、読解にとって必要なエッセンスが要約に全て詰まっています。

なので、要約ができるようになってしまえば、

英語の読解はもちろん、現代文でも同じように情報を整理しながら読むことができます。

もう一度言いましょう。

現代文の点数を上げるために現代文の勉強をする必要はありません。

結果は勝手についてきます。

現代文は文章で言いたいことが理解できるかを見る試験です。

要約ができるというのは文章で言いたいことが理解できる、

すなわち、要約ができる=現代文もできるということになります。

現代文という科目の特性をしっかりと理解した上で、今回の内容を

現代文の日々の学習に役立ててほしいなと思います。
また読んでいただけたら幸いです。

もし、

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