新しいまちへのなじみ方 移動編
引っ越しをして早、半月が過ぎました。少しずつまちになじむ試みをしてきました。そのご報告をします。
仕事がらたくさんのまちを訪れます。もともと土木・まちづくり出身なので新しいまちを歩くだけでテンション上がるんです。「せっかくなので、○○の思い出シリーズ」でもまちを紹介していますね。
ちなみに、ブラタモリなどでお馴染みのタモリさんは、土木学会誌で特集されたことがあるんですよ~!
なお、新しいまちに住むという経験は、これまでの人生で4回目です。40代ではたぶん少ないほうではないかと思います。そして、家族3人で新しいまちになじむことは、初じめてのこと。目下の課題であり、楽しみです。
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(写真はイメージで、住んでいるまちではないです。念のため。)
車から眺めるまち
まず、まちの主要駅にたどり着き、しばらくは車で移動します。家を探したり、役所で手続きしたり、たくさんの買い物と主要な拠点をいったりきたり。Googleマップの世界ですね。
今いる場所から、行きたい場所に点と点を結ぶ、手段としての移動です。
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それがだいたい落ち着いてくると、大きめの地図を眺めて、拠点と東西南北、自然の地形との関係を整理します。そのうえでまた車の移動です。そうすると、点と点がおぼろげながら線になり、風景としてつながります。
標高が高い土地、低い土地、商業地、住宅地、幹線道路とその分岐。
まちのガイドブックや案内パンフレットは、生活の場や歴史そして今後の計画などが書かれていて、ふむふむと地図に落とし込めます。
バスから眺めるまち
同じ車でもバスに乗るとまた違う見方ができます。まず、バスの良い点は、バス停が地名に関連している点です。車だとあまり意識しませんが、地区の名前、公共施設の名前、図書館や美術館の配置と乗り降りする人たちの雰囲気で、場所を記憶していきます。
路面電車の旅は番組のテッパンですが、これから住むまちとなると珍道中よりも堅実で味わうのがよいですね。これで、まちの輪郭がはっきりとしてきます。
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自転車でまちを眺める
次は、スマフォも地図も持たずに自転車でまちを走ります。自分の記憶と方向感覚を頼りにいくつか行きたい場所を設定して、雨でない日に実行します。そうすると、だいたい行きたい場所を想定しても、その1/3くらいしかいけないんです。車のスピード感で見たまちの時間と自転車だと全く違いますもんね。自己過信ってやつです。
しかも、こう見えて??ものすご~~~~~く、方向音痴なんです。
特に、夜道は全く体内の方位磁石が働きません。。。
ただ、この感覚はけっこう大切で、特にリモートが長いと身体的な世界の自分を過信しすぎるので、そんなに知力もないし、体力もないことを体に確認してもらいます。
ここまでくるとまちになじむまでの準備が少し整ってきます。
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歩くと止まるで眺めるまち
最後はやはり歩くです。歩くことはとても自由です。乗り物に制約されずに動けます。なので、好奇心に基づいて体と五感を動かせます。もちろん、動ける範囲はとても狭いのですが。
まちを歩くときに一番気にするのは、なぜか鳥のさえずりです。まちによって、同じ鳥でも音が違ったりします。そんなものを味わいます。あとは、草木を触ります。単純に凸凹したもの、みずみずしいものって気持ちがよいんですよね。
と書きつつ、前述の通り、大の方向オンチ…いくどか迷子を経験します。なまった足腰には迷子が一番、と家族に負け惜しみしを言いつつ呆れられます。
そして、公園に立ち寄ります。不審者にならない程度にベンチや岩などに腰掛けます。そして、空を見上げて、深呼吸します。新しいまちの空気を体に入れ込むことをイメージします。
ようやく引っ越し完了の感覚になります。まだ、準備に追われてますが、ひとまず、ホッとします。
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本当は人とのふれ合いが楽しみですが
本当は飲み屋で店主やお客さんと話す、地域のイベントに参加するといったことがまちになじむ近道です。今年は残念ながら積極的にそれができないので、まずはできることを書いてみました。
いずれ多くの人と触れ合う機会があるでしょう。しばらくは仕方ありませんね。
そんなわけで、新しいまちへのなじみ方の移動編でござんした。
次回は娘とのこのまちでの初デートを書こうかな。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!!!!
「世界を変えるお金の使い方(Think the Earth Project編)」に基づいて100円単位~数万円単位でできること、50項目を実行し、その報告を記事にします。 「毎日使う100円玉にも世界を変える底力があります(P11)」 応援、ありがとうございます!!!!