見出し画像

SDGsのロマンチックな良心 インクルーシブ #2

  『SDGsのロマンチックな良心 インクルーシブ①』で国際社会が目指す理想を書いた。今日は、理想をもつことの意義を考えたい。

 改めて、SDGsのロマチックな良心、理想を紹介する。
  「誰ひとり取り残さない-No one will be left behind」
    インクルーシブ 包摂的であること。
である。

 そして、それを支える「5つのP」People 【人間】, Prosperity【繁栄】, Prosperity【繁栄】, Planet【地球】, Peace【平和】, Partnership【パートナーシップ】

画像1
©国際連合広報局

理想がなければ、それは実現できない。

 「誰ひとり取り残さない」、「5つのP」で思い浮かべる人物。それは、ジョン・レノン。真心ブラザーズの『拝啓、ジョン・レノン』の歌詞を借りれば、「馬鹿な平和主義者!」、「現実みてない人!」ですが、やがて染み入るように「ただ懐メロのように聴く、あなたの歌はとてもやさしい!」と感じる、あのお方である。
 そう、きっと英語の授業で聴いたことも多い、あの名曲『Imagine』の歌詞は、SDGsの理念にもつながる崇高な理念を理想と現実の葛藤をもっと、人間味をもって表現されている。
 もちろん、この歌詞だと、究極的には、国連自体が否定されてしまうが。社会的な課題に取り組む組織は、やがて自分たちが必要となくなることが目的だというジレンマが付きまとう!
 理想と現実に苦しむ人は、きっと音楽絵画文学エンターテイメント、つまりアート・芸術が支えてくれる。「5つのP」の理想を自分事にするには、感性が重要だと思う。
 国連は、そこは教えてくれない。自分だけの理想論を支える、感性を動かすアート・芸術を探してみよう!!

You may say I'm a dreamer
But I'm not the only one
I hope some day you'll join us
And the world will be as one
ジョン・レノン『Imagine (1971年)』

画像3

©Pixta

 そして、一番重要なのは、これらを自分事とすること。私は、工学者、時々、哲学者を名乗っているのでエンジニアという種族だけど、もちろんロマンチストの側面もある。
 そんなわけで、自分なりのインクルーシブの心がけを3点にまとめた。その哲学的な思索は、『西洋の倫理と東洋の道徳』で書くが、あくまでイメージを載せた。

・『エシカル』倫理的であるよう心掛ける。

 一人一人の行動の選択、それは「食べる」、「働く」、「買う」、「移動する」、「住む」、「学び、考え、行動する」、「造る」、「休む」、「対話する」の積み重ねが今の「環境」を創る

・『人にやさしく』するよう心掛ける。

「気が狂いそう 優しい歌が好きで ああ あなたにも聞かせたい
このまま僕は 汗をかいて生きよう ああ いつまでもこのままさ」
『人にやさしく』ザ・ブルーハーツ
(1995年、甲本ヒロト作詞・作曲)

・「みんな みんな生きているんだ、友だちなんだ♪」を口ずさむ。

「手のひらを太陽に すかしてみれば
 まっかに流れる ぼくの血潮(ちしお)
 ミミズだって オケラだって アメンボだって
みんな みんな生きているんだ 友だちなんだ」

『手のひらに太陽を』
(1962年、やなせたかし作詞・いずみたく作曲)

 クリエイターの皆様は、どんな理想をお持ちでしょうか?

 お読みくださり、ありがとうございます!!!!

 崇高な理念への牛歩は、『サステイナビリティ私観』を通じて、応援してください!!!


「世界を変えるお金の使い方(Think the Earth Project編)」に基づいて100円単位~数万円単位でできること、50項目を実行し、その報告を記事にします。 「毎日使う100円玉にも世界を変える底力があります(P11)」 応援、ありがとうございます!!!!